天塩郡豊富町豊富西3条7丁目にある宗谷本線の駅である。駅ナンバリングはW74である。普通列車だけでなく、特急「宗谷」「サロベツ」も停車する。
豊富駅の様子
当駅を通る全ての列車が停車する。ただしホームは4両分しかないため、増結や代走などで5両以上の列車が停車するときはドアカットが行われる。
駅舎と反対側にはJRと豊富町による3枚の大型広告があり、それぞれサロベツ原野、とよとみ牛乳、豊富温泉を紹介している。
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豊富駅の駅名看板 |
豊富駅の観光案内 |
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豊富駅構内のようす |
豊富駅の待合室 |
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サロベツ原野の広告 |
とよとみ牛乳の広告 |
当駅構内ではカフェが営業している。駅の横には豊富町の観光情報センターがある。また駅の横には救援車が保存されているが冬季は隠されている。
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豊富駅の観光情報センター |
駅の中で営業するカフェ「すてーしょん」 |
駅前には観光案内図があり、豊富温泉と書かれたゲートがあるが、豊富温泉へは当駅から車で10分(バスなら15分)ほどかかる。
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豊富駅の観光情報センター |
豊富駅前 |
歴史
1926年9月に開業した。1984年に出札要員が無人化されて簡易委託駅となり、1986年に電子閉塞導入で完全無人化された。
利用状況
国土交通省調査によれば1日の利用者数は34人(2015年度)となっている。また2013-2017年度の特定日調査における利用者数の平均は58.8人であり、近年利用者は増加傾向にある。これは有人駅である音威子府駅や
幌延駅よりも多く、名寄より北では稚内駅と南稚内駅についで3番目、無人駅に限れば最多の利用者数となる。
駅周辺
駅周辺は豊富町の中心部である。
駅前に豊富駅バス停があり、沿岸バスの留萌豊富線やサロベツ線(稚咲内第二ゆき)が停車する。しかし豊富を始発・終着とする高速はぼろ号はここではなく、ここから市街地を10分ほど歩いた沿岸バス豊富営業所から出発する。ここでは萌えっ子フリーきっぷや高速はぼろ号の乗車券などを購入することができる。
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稚咲内第二ゆきのバス |
沿岸バス豊富営業所 |
隣接駅
Copyright 1997-2019
北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2019年01月26日 13:52