勇払郡占冠村字中苫鵡にある駅で、駅前に建つ大きなホテルと、駅からそこまでを結ぶ長い連絡通路が印象的な駅である。当駅にはほぼすべての特急列車が停車する。駅ナンバリングはK22である。
トマム駅の様子
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駅舎裏側 |
駅看板1 |
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駅看板2 |
駅看板3(サミット仕様) |
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駅の風景(新得方面を望む) |
駅の風景(南千歳方面を望む) |
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連絡通路(内側から) |
連絡通路(外側から) |
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ようこそトマムへ |
プラットルーム |
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駅待合室 |
高速道路建設中 |
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星野リゾートへの送迎バス |
駅前に停まる石勝線の代行バス |
駅情報
2面2線の対向式ホームがあり、駅舎側が2番線(新得・帯広方面)、反対側が1番線(南千歳・札幌方面)である。当駅の駅看板には1つだけ北海道洞爺湖サミット仕様のものが2009年時点ではまだ残っていた。
跨線橋から駅前のホテルまで長い連絡通路があるものの、現在は通行することができない。そのため、2番線にあるプラットルームから電話をかけてホテルまでの送迎バスを呼び出す形をとっている。
当駅にはスーパーおおぞら4号を除くすべての特急列車が停車するほか、臨時特急「トマムサホロスキーエクスプレス」も停車していた。なお、当駅には長時間停車できる引き込み線がないため、札幌からの「トマムサホロスキーエクスプレス」は隣の新得まで運転していた。
駅周辺はホテルとスキー場があるのみで、ほぼ両施設へアクセスするための駅として機能している。なお、当駅から隣の占冠駅や
落合駅・
幾寅駅まで占冠村営バスで行くこともできる。また、駅の近くには道東自動車道が通る。この区間に相当する占冠IC-十勝清水IC間は平成19(2007)年9月21日に開通した(道東自動車道の夕張IC-占冠IC間が開通したのは2009年(平成21年)10月29日)。
有人化を見込んで窓口が設けられたが、無人駅である。またトマムトラベルセンターがあったが、2015年9月限りで廃止された。
2016年10月の台風で石勝線が長期間不通になった際は、列車と代行バスの乗り継ぎが当駅で行われ、代行バスはトマムIC-音更帯広IC間で道東自動車道を経由した。
当駅は北海道内で最高所の旅客駅(海抜538m)であり、札幌にある藻岩山(標高531m)とほぼ同じ高さに位置する。また、道内で最高所の信号所は
上川-
白滝間にある上越信号所である。
開業当時は石勝高原駅と呼ばれており、トマムというのは隣の信号場の名前だったが、1987年2月1日に現在の名前に改名され、トマム信号場は
ホロカ信号場となった。
隣接駅
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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2017年10月30日 00:25