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南千歳駅
千歳線


 千歳市平和にある駅。道内各方面への鉄路と空路を結ぶ要衝であるが、出口を間違えると「隠れ秘境駅」とでも呼びたくなるような駅である。

南千歳駅の様子


駅看板1 駅看板2
駅看板3 石勝線起点標
駅の風景(札幌方面を望む) 駅の風景(苫小牧方面を望む)
新千歳空港発着列車の進入パターン概略図
置き型駅名標(2017年3月3日以前) 吊り型駅名標(2017年3月3日以前)
2017年3月4日以降の置き型駅名標 2017年3月4日以降の吊り型駅名標
千歳空港の通路
南千歳駅バス停(新千歳空港方面) 南千歳駅バス停(千歳・札幌方面)

駅情報


 2面4線のホームと橋上駅舎を持つ駅である。かつては「千歳空港駅」と呼ばれていた。
 現在の「千歳空港」は自衛隊の「千歳基地」と民間の「新千歳空港」に分離されているが、新千歳空港が開業する以前は千歳基地の滑走路を共用で使用しており、この駅は空港ターミナルと直結した空港最寄り駅であった。1992年の新千歳空港・新千歳空港駅の開業と共に「南千歳」と改称し、ほぼ現在の姿となった。

 4線のホームは内側2線を新千歳空港発着列車、外側2線をその他の列車が主に利用するが、新千歳空港発着列車は当駅構内を「右側通行で」発着する(早朝・深夜など一部の時間帯を除く)。これにより、新千歳空港発の列車を当駅で降りると、向かいのホームには室蘭・函館・帯広・釧路方面への列車が入ってくることになる。逆に室蘭・函館・帯広・釧路方面からの列車を当駅で降りると向側のホームには新千歳空港行きの列車が入る。これにより道内各地を結ぶ列車と新千歳空港間の乗り換えの利便を図っている。

 苫小牧方面からの列車が発着する西側ホームの南寄りには石勝線の0キロポストがある。改札やみどりの窓口は明るい雰囲気の立派なものだが当駅の利用者数は多くはない。

 駅を西側に出ると立派な通路が続いているが、途中で行き止まりになっている。かつての空港ターミナルへ続く通路のようである。通路から降りる階段で外に出ることもできるが、降りた先にあるのは国道36号を走るバスの停留所のみであり、それ以外はどこにも行けない(歩道がないのでそれ以上行くのは危険である)。東側はそれなりに開けており、ショッピングセンターReraなどがある。

 駅周辺には郵便局は存在しない。コンビニは、駅東側のショッピングセンター(営業時間:10:00~20:00)内にローソンがある。また、改札横にキヨスクがある。

[2007/09/05,雅]
[最終更新:2016/08/07、乗リツ]

隣接駅


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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)

最終更新:2017年06月02日 01:17
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