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羽帯駅


清水町字羽帯95にあった農村地帯の簡素な駅で、普通列車は停車するより通過するほうが多かった駅でる。駅ナンバリングはK25だった。2018年3月のダイヤ改正で利用者僅少のため廃止された。

羽帯駅の様子

当駅に停まる列車は1日4往復のみであった。
駅看板1 駅看板2
駅の風景(釧路方向を望む) 駅の風景(滝川方面を望む)
駅ノート 駅ナンバリング導入後の駅名標

駅情報


 ホームが1面1線しかない小さな駅であるうえ、普通列車は一日に上下4本ずつしか停車しない。筆者が当駅を訪れたときは真夏日の日光下で隣の御影駅から45分ほど歩いてきたが、常にうちわを扇いでいないといられないほどだった。停車する本数が少ないせいか、待合室内には日記帳が置いてあった。当駅のみならず隣の駅から歩いて訪れるような場合には、夏場は水分補給など熱中症対策、冬場は適切な服装をするなど万全の対策をしてから訪れることをお勧めする。駅を降りて右折すると国道38号線と交差し、その交差点の近くには店が1軒ある。2018年3月のダイヤ改正で廃止となった。

駅近くには駐車スペースが書かれた看板があり、そこには「日本国有鉄道」と書かれている。廃止後もこの看板は撤去されていない。

当駅と隣の十勝清水駅の間に、平野川信号場がある。当駅からでも信号場の様子を見ることができ、望遠レンズがあれば列車の撮影も可能である。


廃止後

廃止直後はホームが封鎖されただけで半年ほどそのままになっていたが、その後駅施設が解体されてここに駅があったことを示す看板が立った。
廃止直後の羽帯駅全景 かつての駅名標と接近警報機
廃止の直後にあたる2018年4月より、帯広~清水間を国道38号(根室本線に並行して走る)経由で結ぶ十勝バス清水帯広線(32系統)が1日1往復できた。このバスと清水高校スクールバス、そして清水町コミュニティバスが国道上の羽帯バス停に停車する。なお清水町コミュニティバスは月・水・木曜日に1日2往復、火・金曜日に1日4往復が運行される。
羽帯バス停(下り) 羽帯バス停(上り)
[2007/08/14,村山 弘]
[最終訪問:2018/05/04,乗リツ]

隣接駅


十勝清水(K24)←羽帯(K25)→御影(K26)



Copyright c 1997-2009 北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)

最終更新:2019年04月10日 20:26
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