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稲士別駅
根室本線


幕別町字千住にあった農村地帯の簡素な駅で、普通列車は停車するより通過するほうが多い駅であった。
2017年3月3日をもって廃駅となった。駅ナンバリングはK33であった。

稲士別駅の様子


駅看板 待合室
駅の風景(釧路方向を望む) 駅の風景(滝川方面を望む)
周辺マップ(クリックすると拡大可) 駅ノート
古い時刻表 稲士別川(看板の表示)
別川(橋の表示) 別橋(橋の表示)
稲士別駅のナンバリング付駅名標 稲士別駅の時刻表と運賃表
稲士別駅ホームの様子 稲士別駅周辺の様子

駅情報

 ホームが1面1線しかない小さな駅のうえ、普通列車は一日に上下7本しか停車しない。羽帯駅のように、停車する本数が少ないのか待合室内には駅ノートなどが置かれてあった。当駅の現在の時刻表はホームに取り付けられているが、待合室内にも「発車時刻表」という看板がある。しかし、この看板に書かれている発車時刻は現在の時刻表とは異なっている。待合室のすぐ横に簡易トイレがあるほか、当駅から右折して橋を渡ると徒歩5分で簡易トイレのある公園に着く。この公園へ行くときに渡る橋は「稲志別橋」で,駅名の「稲士別」とは文字が異なる。実際は、看板の表示や Mapion の地図では「稲士別川」となっているが、橋の表示では「稲別川」「稲別橋」となっている。

 その後、待合室、トイレとも2014年に解体ないし撤去された。駅ノートは2017年1月に行った時には見つけることができなかった。

 2017年3月3日をもって廃駅となった。
 廃止後、駅の入口は柵がたてられ、運賃表と時刻表は取り外された。しかし「ワンマン乗降口」の看板だけは取り外されずに残っている。
現在の駅の全景 封鎖された駅入口
駅名標は外され、外枠だけが残っている 時刻表と運賃表が貼ってあった場所

 十勝バスの最寄りのバス停は蝦夷考古館前であり、当駅から北に約2kmの国道38号上にある。
[2007/08/14,村山 弘]
[最終更新:2017/05/05、乗リツ]

隣接駅


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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)

最終更新:2017年05月13日 00:47
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