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新得駅
根室本線・石勝線


 石勝線と根室本線の分岐駅であり、そばとサホロリゾートで有名な新得町の中心駅である。所在地は新得町本通北であり、駅ナンバリングはK23である。

新得駅の様子


駅看板1 駅看板2
駅の風景(釧路方向を望む) 駅の風景(滝川・南千歳方面を望む)
跨線橋から釧路方向を望む 跨線橋から滝川・南千歳方面を望む
停車位置(11両・滝川・南千歳方面) 停車位置(10両・釧路方面)
乗換案内 観光案内1
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観光案内2 観光案内3
そば焼酎サホロの看板 快速狩勝(旭川始発)
北海道の重心モニュメント 火夫の像
バス乗り場 バス時刻表(鹿追町・帯広方面)
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静態保存されているD51 根室本線旧線跡フットパス(旧新内駅方面)
旧線廃線跡案内板 狩勝線廃線跡案内地図
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駅情報

当駅は2面3線の駅である。全ての特急列車が停車し、そのうち臨時のトマムサホロスキーEXP以外は駅舎側の1番線に発着する。

また、毎日当駅に発着する車両の中でも珍しいのが富良野線用のキハ150形0番台で、旭川発着の快速狩勝1往復に使用されている。ただし2016年(平成28年)8月の台風で根室本線の東鹿越 - 新得間が不通になって以降は、当駅を発着する一般形車両はキハ40のみとなっている。

 当駅の位置する新得町はそばの産地として有名であり、当駅から徒歩1分のところにある"せきぐち"とそこからさらに3分ほど歩いたところにある"みなとや"が特に美味な店として知られている。
そのうち"せきぐち"は当駅の駅そば店も担当している。

かつて根室本線は国道38号線にほぼ沿った形で狩勝峠を超えており、その廃線跡のうち旧新内(にいない)駅までの約10kmが旧狩勝線跡フットパスとして、新内駅から先の7km程度はより廃線跡としての姿に近づけて整備されており、狩勝トンネル新得側入り口まで残存している。ただし、フットパスは冬場は除雪されない。

また、狩勝峠へ向かうふもとの駅がある鉄道の町として、駅前には9600系蒸気機関車の煙室扉と火夫の像があり、当駅から徒歩15分程度の根室本線(狩勝線)廃線跡の整備区間の新得市街地側入口にはD51-95が静態保存されている。

 サホロリゾートや然別湖ホテル福原等の送迎バスを除くと、当駅から出ているバスは新得町コミュニティバス「そばくる」を含め全て拓殖バスによって運行されるものであるが、この拓殖バスはかつて当駅から鹿追町を通り鹿追町東瓜幕・旧士幌線上士幌駅までを結んでいた北海道拓殖鉄道のバス部門が子会社化されたものであり、現在も,経由地は異なるものの新得町屈足・鹿追町までは当駅から出ている帯広行のバスで行くことができる。
 また、駅から10分ほど歩いたところにある国道38号沿いの新得町役場には、旭川と帯広を結ぶ都市間バス「ノースライナー」が1日3往復停車する。
新得町コミュニティバス「そばくる」 新得駅運賃表
 当駅から徒歩2分のところにはスーパーのフクハラ、徒歩6分のところにはセイコーマートがある。また駅前には新得町営浴場があり、入浴料は大人一人420円である。

 2016年8月の台風により根室本線新得-芽室間が不通だった際は、当駅-芽室間で代行バスが運行されていた。また2017年3月28日からはそれまで東鹿越-落合間の運行だった代行バスが当駅まで延長運行されている。
[2009/04/12,柏 達哉]
[最終更新 2017/10/08、乗リツ]

隣接駅


トマム(K22)/落合(T37)  ←  新得(K23)  →  十勝清水(K24)



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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)

最終更新:2017年10月31日 15:57
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