交通図鑑 > 北海道の交通 > JR北海道キハ56系(廃)

キハ56系気動車
JR北海道


 キハ56系は1961年から68年にかけて製造された、主に急行列車で使用された気動車である。本州のキハ58とは異なり、窓が小型であり二重窓が採用されている。引退するまでの間に冷房化されることはなかった。なおDMH17Hを採用している。

 道内各地の急行列車に使用された他、特急列車として使用された実績もある。(ただし特急料金は割引とされた。)晩年は普通列車として使用されたほか、ジョイフルトレイン「アルファコンチネンタルエクスプレス」や、お座敷車、カーペットカーなどへと改造され、また両運転台に改造されキハ53となったものもある。2002年に全車運用を離脱している。

 道内各地に保存されており、小樽市総合博物館や三笠鉄道記念館、上興部駅跡などでその姿を見ることが出来るほか、五稜郭車両所にはキハ56-211が保管されている。


その他の情報


キハ56-211以外の2両は解体された 札幌市に放置されていた車両、現存せず
青森駅付近に保存されるキハ27

[2010/2/11]


Copyright c 1997-2008 北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2010年02月19日 17:36
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|