交通図鑑 > 北海道の交通 > JR北海道キハ22形(廃)

キハ22形気動車
JR北海道


 キハ22形は1960年代から70年にかけて製造された、耐寒仕様の気動車である。同様の設計思想で製造された、キハ20系グループの1種とされることが多い。
 普通列車のみならず、「いぶり」などの急行列車に使用されることもあった。JRへも引き継がれ、中にはワンマン改造されたものも存在していた。
 現在はキハ22の全車が廃車となっているが、キハ22とほぼ同型の車両が羽幌炭鉱鉄道・留萌鉄道で新製されており、それらがひたちなか海浜鉄道(旧茨城交通湊線)に譲渡され、現在も一部車両が現役である。
 廃車となったキハ22は道内各地に保存されており、小樽市総合博物館や三笠鉄道記念館、幸福駅跡、北見相生駅跡などでその姿を見ることが出来る。

[2012/7/30、勝オロ]


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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2012年07月30日 21:02
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