交通図鑑 > 北海道の交通 > JR北海道50系

50系客車
JR北海道


 50系客車は旧型客車置き換えを目指し、通勤用客車として製造された車両である。北海道向けの車両は本州向けの車両と区分され、51形とされた。北海道では1978年から82年にかけてオハ51形62両、オハフ51形68両が製造され、主に札幌都市圏の輸送に充てられた。
 青函トンネル開業後は青森と函館を結ぶ快速「海峡」に使用された。この際、冷房化や座席の交換等の改造が施され、5000番台となっている。このほか、郵便荷物合造車としてスハニ50形500番台が製造されている。
 51形客車はJR北海道へ全車継承されたものの、次第に電車、気動車へと置き換えが進み、2002年の快速「海峡」廃止によって運用を離脱している。運用を離脱した車両は廃車になった車両もあるが、キハ141へと改造されたもの、「ノロッコ」へと改造されたもの、救援車として残されたものも存在している。

その他の情報



五稜郭に残る50系 オハ50-5003
釧路運輸車両所のスユニ50-514 青函トンネルの防災代用車両

[2010/2/11]


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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2010年02月12日 02:38
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