交通図鑑 > 北海道の交通 > JR北海道キハ82系

キハ82系気動車
JR北海道


 キハ82系は1961年から1967年にかけて製造された、特急列車で使用された気動車である。これはキハ81系を改良したものであり、DMH17Hを採用している。

 1961年10月1日にサン・ロク・トオと呼ばれる白紙ダイヤ改正によって、北海道に特急列車が設定された。この時に設定されたのが特急「おおぞら」であった。「おおぞら」は室蘭本線、千歳線を経由して函館‐旭川間を結ぶ特急であり、青函連絡船を挟んで本州の「はつかり」、「白鳥」と接続していた。キハ82系が使用されていた特急は次の通りである。

  • 北斗(函館‐旭川・札幌)
  • エルム(函館‐札幌)
  • おおとり(函館‐網走・釧路)
  • オホーツク(札幌‐網走)
  • おおぞら(函館‐釧路・旭川)

 1986年に後継のキハ183系に特急運用を譲り、定期運用消滅。JR北海道へは5両が引き継がれたものの、1992年に全車引退している。

[2010/2/19]


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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2010年02月19日 17:33
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