交通図鑑 > 北海道の交通 > JR北海道DD16形

DD16形ディーゼル機関車
JR北海道


 DD16形は1971年に登場した小型のディーゼル機関車で、全部で65両が製造されている。
 DD13やDE10では入線できないような簡易線の蒸気機関車置き換えのために製造されたが、程なくして簡易線のほとんどが赤字線として廃線されたため、用途を失い廃車された車両が多い。
 後に4両が新規に誂えた除雪用ラッセルヘッドを連結できるよう改造され、300番台となった。
 JR北海道には標津線の除雪用としてキ100形ラッセル車と共に0番台1両が継承されたが、標津線も例に漏れず第二次特定地方交通線の指定を受けており、1989年の標津線廃線で用途を失い廃車された。他に2両が苗穂工場で車籍のない機械扱いの入替機として活躍していたが現存しない。
 現在は道内数カ所に保存機が残っているほか、JR東日本に0番台1両、JR西日本に300番台1両が残っている。


その他の情報



[2012/8/8、勝オロ]


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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2012年08月08日 01:40
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