北の玄関口とも称される北海道第3の都市・函館市の中心駅である。函館市若松町に位置し、駅ナンバリングはH75である。
新しい駅舎が2002年に完成し、青函連絡船時代の面影は残っていない。
函館駅の様子
駅全景
函館市の中心駅で、函館本線の起点でもある。
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駅看板1 |
駅看板2 |
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駅看板3 |
駅看板4 |
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駅看板5 |
駅の風景 |
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駅の風景(五稜郭方面を望む) |
駅の風景(終端方向を望む) |
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駅前の様子 |
駅前の様子 |
駅情報
4面8線の頭端式ホームを持つ駅である。かつては改札と各ホームの間は跨線橋で結ばれていたが、2002 年に駅の改造工事が完了し、現在は改札と各ホームの間は一切の段差を排除した構造になっている。
駅東側にある改札口に近い1・2番線は主に道南いさりび鉄道の普通列車が、3・4番線には函館本線の
七飯・
大沼・
森方面の普通列車が主に発着する。5・6番線は函館と
新函館北斗を結ぶはこだてライナーが、7・8番線は特急スーパー北斗・北斗が主に使用する。8番線には機回し線がある。5・6番線はかつては青函連絡特急(スーパー白鳥・白鳥)が使用していた。当駅から青森方面を結ぶ「白鳥」と、当駅から札幌方面を結ぶ「北斗」は隣同士に入線し、乗り換えの便宜を図っていた。
また、優等列車ホームの有効長は非常に長い。例えば,機関車を入れて 14 輌編成になる「北斗星」は札幌駅では機関車がホームからはみ出てしまうが、函館駅の場合は全てホームに収めてまだまだ余裕がある。余談だが、青函連絡船時代は現在行き止まりになっている部分の更に海側・函館シーポートプラザ付近にまで線路とホームが続いていた。
JR北海道の駅では数少ない発車メロディ使用駅である。「旅立ちの鐘」と名付けられた発車メロディは、JR 東日本・東京駅京葉地下ホームの発車メロディと並び、名発車音楽の双璧として人気が高い[※註]。
駅改札外にはコンビニ様のキヨスク、土産物店、書店があり、駅2階にはレストラン並びに多目的ホール「イカすホール」がある。コンビニは駅正面にサンクスが、その他にも周囲にローソンやセブンイレブンがある。郵便局は駅正面に出て市電の通りを右手に行くと程なく見つけられる。また駅南側(改札出て右手)に隣接しているのが函館朝市である。
※編註:1995 年頃の話。また、かつては旭川・帯広・釧路でも発車メロディを使用していたが、現在は使用していない。
駅前からは、七飯方面、上磯方面、函館空港に行くバスや、函館市内を観光するための元町・ベイエリア周遊号、
ロープウェイや五稜郭タワー、トラピスチヌ修道院へのシャトルバス、湯の川温泉ライナーなどが出ている。また路面電車にも乗ることができる。路面電車の函館駅前停留所と函館駅前バス停については、
函館駅前停留所の記事を参照のこと。
隣接駅
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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2019年01月26日 23:54