流山温泉駅
函館本線(砂原線)


亀田郡七飯町字東大沼に位置する無人駅である。駅ナンバリングはN70である。

流山温泉駅の様子


駅看板 函館方面乗車口と温泉定休日の案内
駅の風景1 大沼方面を望む) 駅の風景2 方面を望む)
200系跡地 今は亡き200系※
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200系の説明 (クリックで拡大) 新幹線車両とSL列車のコラボ※
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総合案内図 (クリックで拡大) 総合案内図に描かれた200系
流山温泉 50系客車
温泉施設側から駅方向を撮影 パークゴルフ場と駒ケ岳

※は2012年5月5日初訪問時,それ以外は2013年7月13日再訪問時のもの.

駅情報


 1面1線の地上駅で駅舎や待合室、トイレはない。開業日は2002年4月27日でJR北海道の在来線では最も新しく、唯一21世紀になって開業した駅である [1]

 駅名にある流山温泉とはJR北海道グループのジェイ・アールはこだて開発株式会社が運営していた温泉施設で、駅からのアクセスは徒歩3分であった。露天風呂では駒ケ岳を眺めながら入浴を楽しむことができた。敷地内にはかつて海峡線で使用されていた50系客車 (温泉施設側から順にオハフ51-5001,オハ51-5003) が留置されている。このほかにも駅周辺にはキャンプ場やパークゴルフ場、スポーツ広場、彫刻家の流政之氏の作品が展示された彫刻公園「ストーンクレージーの森」などがあり、ちょっとしたリゾートエリアとなっていた。しかしながら経営悪化のためか「ストーンクレージーの森」以外の施設については2015年2月28日をもって営業を終了してしまった [2]

 なお、当駅は砂原線の駅で唯一「普通列車の通過」がある。前述の温泉施設の営業に合わせてか早朝と夜間は一部の普通列車が通過するため、訪問する際は注意いただきたい。

200系新幹線車両


 皆さんの中には、流山温泉駅といえば200系新幹線車両 (以下、200系) をイメージされる方も多いのではないだろうか。かつてホームの横には、北海道の地に新幹線が走ることを願い、元JR東日本の200系が展示されていた。車両は函館側から順に221-15 (1号車) 、215-15 (11号車・グリーン車) 、222-15 (12号車) の3両で、北海道に新幹線車両がある点もさることながら、リニューアル工事を受けておらず原形を留めている点でも貴重な存在となっていた。また、ホームを挟んで在来線車両と新幹線車両が肩を並べる光景はかつて九州新幹線新八代駅で行われていた対面乗り換えを彷彿させ、行楽期にはSLとの興味深い並びを目にすることもできた。

 しかし、北海道新幹線の札幌延伸が決定して展示当初の目的が果たせたこと、老朽化が著しく進行していたことなどを理由に、2013年6月中に線路や案内板とともに撤去されてしまった [3] 。200系が展示されていた場所は現在白っぽい砂利が敷かれているだけの空き地となっており、事前知識がなければここに新幹線車両があったことを想像するのは難しい。

 駅から1.6km歩いて道道43号に出ると、函館バス東大沼バス停に出る。ここには、函館と鹿部を結ぶバスが1日3往復停車する。

参考


[1] 矢代新一郎編集(2008)『日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道』 今尾恵介監修,新潮社.
[2] JR北海道函館支社(2015)「流山温泉等の営業終了について」
[3] JR北海道(2013)「流山温泉駅に設置されている新幹線200系車両の撤去について」

[2012/05/05,奈サク]
[2013/09/01,奈サク (一部写真を差し替え) ]
[2015/03/30,奈サク (温泉施設等営業終了の旨を追記) ]

隣接駅


池田園  ←  流山温泉  →  銚子口



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