函館駅前
函館市企業局交通部


JR函館駅の近くに位置する,函館市電の顔ともいえる停留場である.

函館駅前停留場の様子


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停留場看板1 停留場看板2 (クリックで拡大)
停留場の風景1 (十字街方面ゆきホーム) 停留場の風景2 (湯の川方面ゆきホーム)
腰掛けを兼ねた手摺り 側面壁外観

函館駅前停留場の様子(改築前)


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停留場の外観 停留場看板
停留場の風景1 (十字街方面ゆきホーム) 停留場の風景2 (湯の川方面ゆきホーム)
接近表示機 棒二森屋

駅情報


 2面2線の停留場で,十字街方には渡り線を備えている.現在の安全地帯は,函館市による「中心市街地活性化基本計画」の一環として2014年6月9日から改築工事が進められてきたもので,2014年11月26日に共用を開始した.プラットホームは有効幅員がバリアフリー基準である1.5m以上を満たしているほか,壁面部分には腰掛けを兼ねた手摺りが設けられているなど,バリアフリー・デザイン性・利便性を追求した設計となっている [1][2][3]

 当停留場の歴史は1897年に開業した亀函馬車鉄道 (後の函館馬車鉄道) まで遡ることができる.1898年に現在のルートが開通すると同時に「鶴岡町」として開業したが,1911年の函館水電による買収により,1913年に道内初の路面電車として電化,この時に「停車場前」と改称,同時に現在の位置まで移動したとみられる.その後遅くとも1931年頃までに「函館駅前」と改称している [4][5][6]

 なお,改築工事が行われている間は一部の日を除き,本来の位置から約50m十字街側に設置された仮設停留場にて旅客扱いが行われていた.工事期間中の様子はこちらを参照いただきたい.

 目の前には棒二森屋という百貨店があり,函館市の繁華街が大門 (函館駅周辺) から五稜郭に移ったといわれている現在においてもそれなりの賑わいを見せている.また,すぐそばにはセブンイレブンがあるほか,バスターミナル向かいにはサンクス,棒二森屋アネックス裏にはローソンと地元ハンバーガーチェーンのラッキーピエロがある.

接続バス情報


 停留場のすぐ近くにある函館駅前バスターミナルから多数の路線が接続している.

 一般路線バスは,函館バスが渡島支庁管内各方面への路線を運行している.高速路線バスは,北海道中央バス・北都交通・道南バスの3社が札幌行き高速バスはこだて号を運行するほか,それに競合する形で北海道バスが函館特急ニュースター号を札幌まで運行している.定期観光バスは,北都交通とHKB(旧檜山観光バス)が共同運行している.また,函館タクシー(函館帝産バス)が函館空港・フェリーターミナルまで連絡バスを運行している.

参考文献


[1]函館市(2014)「駅前電停改修工事のお知らせ」2014年6月11日発表 函館市HP(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014061000044/
[2]企業局交通部施設課長(2014)「函館駅前電停改築工事に伴う仮設電停の設置に係る報道について(依頼)」2014年6月11日発表(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014060300015/files/0611-01.pdf
[3]函館市企業局交通部(2015)「函館駅前電車停留場安全地帯の改修について」2015年1月発表 公営交通事業協会 会報第530号(http://www.mtwa.or.jp/kaiindayori/15_0101.pdf
[4]函館市電の歴史 - 特集 - 函館の地域密着型情報発信メディア ハコダテ150+(http://www.hakodate150plus.com/spl/2010/08/post-69.html
[5]「函館市史」通説編3 5編2章4節7-4-1(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_03/shishi_05-02/shishi_05-02-04-07-04-01.htm
[6]日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道(新潮社・2008)

[2013/3/26,勝オロ]
[2014/7/27,奈サク(追記)]
[2015/3/15,奈サク(再訪)]

隣接駅


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