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小沢駅
函館本線


 山間の小さな駅である.かつてはここから岩内線が分岐していた.上の写真は倶知安寄りから駅を俯瞰したもの.

小沢駅の様子


駅看板 駅看板2
駅の風景(小樽方面を望む) 駅の風景(長万部方面を望む)
小樽方の停止目標 駅舎と跨線橋
跨線橋の案内 跨線橋の看板
観光案内(クリックで拡大) 駅の風景(名物・トンネル餅)

駅情報


 1面2線のホームを持つ,趣のある駅である.かつては2面3線のホームと,機回し等に利用した中線を有していたと考えられるが,この駅から分岐していた岩内線の廃止などのため現在は前述の通りとなっている.待合室のトイレは「可」レベル.
 跨線橋の看板には「かかしのふるさと」と書かれているが,これは小沢駅のある共和町が運営する郷土資料館「かかし古里館」と関係があるのだろう.
 駅前の商店では「小沢名物・トンネル餅(1箱 10 ヶ入り 400 円)」を販売している.かつては駅で販売されていたもので,雑誌記事等では駅弁として紹介されることもあるという.その他,駅の近くに郵便局がある.

 また,普段この路線を通過する列車は長くても2輌編成であるにも関わらず,11 輌の停止目標が設置されている.これは本州・函館と道内の主要都市を結ぶ北海道の動脈・室蘭本線沿いには活火山・有珠山が存在し,過去度々噴火し室蘭本線を寸断していることと関係がある.即ち,有珠山噴火の際には即座に函館本線が北海道内陸部への幹線に変身する必要があり,この停止目標は有事に備えたものの例である.

[2007/06/23,雅]

隣接駅


倶知安  ←  小沢  →  銀山



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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)

最終更新:2009年09月03日 16:24
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