○IAPS プラクティカル・シューティング・ルールブック


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1 コース・デザイン

1.1 一般原則

1.1.1 安全 - プラクティカル・シューティング・マッチは、安全への適切な配慮の元、コース・デザインが為されなければならない。

1.1.2 クオリティ - コースは基本的に、競技者の身体的能力ではなく、実質的なシューティングスキル を、テストするようにデザインされなければならない。

1.1.3 バランス - プラクティカル・シューティング・マッチにおいて、精度とスピードは同等に重要な要素であり、精度とスピードを等しく評価できるように、精度とスピードがバランス良く要求されるようなコース・デザインが為さらなければならない。

1.1.4 多様性 - 同じコース・デザインを繰り返し使用することは好ましくないが、特定のシューティング・スキルの向上を目的とする場合は、この限りではない。

1.1.5 フリースタイル -「見えるターゲットは撃つ」という基本理念があるため、シューティング・ポジション、位置、スタンスなどを競技者に指示してはならない。しかし、バリアなどの構築物を設けることで、競技者の行動に制限をし、シューティング・ポジョション、位置、スタンスを強要することはできる。

1.1.6 困難 - 誰もできないようなシューティング課題は認められない。

1.2 コースのタイプ

1.2.1 一般的コース
1.2.1.1 “ショートコース”は、12発以上、2つ以上のシューティングポジションを、必要としてはならない。
1.2.1.2“ミディアムコース”は、24発以上、3つ以上のシューティングポジションを、必要としてはならない。
1.2.1.3“ロングコース”は、42発以上を、必要としてはならない。

1.2.1.4 コースは、単一の位置・視点で、8つのヒットスコアリングを超えるように、 デザインしてはならない。どのようなコースも、単一の位置・視点ですべ てのターゲットをヒットできてはならない。

1.2.1.5 プラクティカル・シューティングでは、3つのショートコース、2つのミディア ムコース、1つのロングコースという比率でコース・デザインが為されることを推奨する。

1.2.2 特別なコース
1.2.2.1 コースは、マンダットリ・リロードや、シューティングポジション、スタンス、ストロング・ハンド、ウィーク・ハンド・シューティングを指定することができる。 ストロング・ハンド、ウィーク・ハンドの指定がある場合は、指定されたポイント以降のストリング、ステージの残りターゲットを指定された状態で処理しなければならない。

1.3 IAPS承認
1.3.1 IAPS承認を受け取ることを望んでいるマッチ組織者は、コース・デザインの一般原則、IAPSの最 新ルールに極力従い、レギュレーションの適切に従わなければならない。IAPSの基本的原則に従ってないコースは、IAPS公認のマッチとして公表・公開してはならない。


2 コース設営と部分修正

2.1 一般的な規則

2.1.1 構築物 - 安全を考慮して構築物の設営をしなければならない。すべてのコース設営・コース要件の責任は主催組織にあり、可能な限り、軽率な危険行為をコース・デザインによって防止しなければならない。レンジ・オフィサーが競技者を適切に監督し、対処をするための全てのコース操作ができるよう、考慮されたコース・デザインでなければならない。

2.1.2 安全な角度-コースは、ターゲットの位置、フレーム、跳弾が安全な角度を守ることができるように、設営プロセスの一部として身体的角度や適切なバックネットや側面の余裕などを、考慮されなければならない。

2.1.3 最小距離-コースで、金属またはプラスチックのターゲットが使われる時、常に競技者とマッチオフィシャルが、短距離でのBBの跳弾を受けることがないように配慮した設営が為されなければならない。

2.1.4 ターゲット位置 - コースは、ターゲットを含む構成される全てをダウンレンジ方向に設置し、主催組織は、競技者・スタッフ・観客が出入りできるエリアを保護するか、限定しなければならない。競技者が「見えるモノは撃つ」という基本的な考えに則って撃つときに、ターゲットが安全な角度の範囲にあるように配置しなければならない。

2.1.5 レンジサーフェス-レンジ・サーフェスは可能な限り、悪天候や競技者の行動を考慮した準備がなされ、競技者とスタッフの安全のために、マッチを通して破片などがない状態を保たれなければならい。

2.1.6 障害物 - コース上の全ての障害物は、さまざまな身体的な特徴を持つ競技者全てが競技を行え、かつ、競技者・スタッフ・観客にとって安全であるように構成されていなければならない。

2.1.7 共通のファイアリング・ライン- 複数の競技者が競技する場合、コースの共通ファイアリング・ラインは、各競技者の間の空きスペースを、最小限1.5m確保しなければならない。

2.1.8 ターゲット配置

2.1.8.1紙ターゲットを撃ちぬいた弾が、体に当たらないような配置となるように、注意を払われなければならない。

2.1.8.2 ターゲット配置は、ターゲットの取り替えのために、はっきりとターゲット・スタンドにマークしなければなりません。ターゲット・スタンドの位置はマッチを通して同じ位置を保つために、安全に固定されるかレンジの床にマークしなければならない。ターゲットについては、ターゲットを取り替えることを考慮し、ターゲット・スタンドに設置位置をマークしなければならない。 またその時、ペナルティー・ターゲットと通常のターゲットが置き換わるようなことがないように、ターゲット・タイプの指示もすること。

2.1.8.3 紙、金属、プラスチックのターゲットが至近距離に設置される場合、金属またはプラスチックのターゲットによる、跳弾のリスクを最小化する配慮が為されなければならない。

2.1.8.4 金属またはプラスチックのターゲットを使用する時も、ターゲットの位置がマッチを通して変わることの無いように準備されていなければならない。

2.2 コース構造基準
2.2.1 フォルト・ライン-競技者の動きは、可能な限りバリアによって限定されるべきだがフォルト・ラインの使用も認められる。フォルト・ラインは、木製のボードまたは他の適当な素材で、地表面から最低2cm以上の高さが無ければならない。これは、物理的、可視的に競技者に意識づけ、軽率なファールを防止するためである。フォルト・ラインは、マッチを等して定位置に固定されていなければならない。

2.2.1.1 フォルト・ラインは、バリアの後ろからターゲットを撃つことを競技者に強制するために使用する。 フォルト・ラインは、バリアよりもアップ・レンジ側であれば、あらゆる角度に置くことができる。事前にステージ・ブリーフィングで説明がない限り、競技者は最小限1m、可能な場合は無限にフォルト・ラインからアップ・レンジ側に離れて撃つことができる。

2.2.2 障害物- コースにおいて、バリケードや競技者が乗り越えられるような障害を使うことができる。このような障害物は全高2mを越えてはならない。全高1m以上の障害物は、競技者の安全を図り、コース要件を満たすために、以下の方法に従わなくてはならない。:

2.2.2.1 障害物は、確実に固定されていなければならない。過度に鋭い表面、粗い面の使用は、競技者やマッチオフィシャルの損傷を避けるために、取り除かれなければならない。

2.2.2.2 障害物から下りる地点の周辺は、危険の無いように障害物、危険物を撤去しておく必要がある。

2.2.2.3 競技者は、短時間であればコースの前に障害物をテストすることを許される。

2.2.2.4 競技者に、障害物に上る前にピストルをホルスターに入れることを要求してはならない。

2.2.3 トンネル - 競技者が、入ったり通過することを要求されるトンネルは、適当な素材で適当な長さに構成されていなければならない。マッチオフィシャルが、安全に競技者の行動を監視することを可能にするために、十分な開口を確保しなければならない。トンネルの入口の角は、競技者とマッチオフィシャルの怪我の可能性を最小化するために、処理されなければならない。

2.2.4クーパー・トンネル - クーパー・トンネルは、支えられた直立物サポートと、競技者にの不注意(規則10.2.5参照)によって、動くかもしれない頭上の素材(例えば木製の小割板)から構成される。トンネルの全高がどのようであっても、頭上の素材は、競技者に損傷を起さないような重さでなくてはならない。

2.2.5 ステージプロップ - これらのアイテムは、競技中に競技者の動作をサポートすることを意図しており、それらは、競技者とマッチオフィシャルの安全を、優先事項として構成されなければならない。 マッチオフィシャルが、いつも安全に競技者の行動を監視し、コントロールできるようでなければならない。プロップは、すべての競技者による使用に耐えうる十分な強さを持っていなければならない。

2.3 コース構築の修正

2.3.1 マッチ・オフィシャルはどんな理由であれ、レンジ・マスタの承認により、構築物やコース・デザインを修正することができる。 コースへの変更や追加は、ステージが始まる前に完了して、競技者に告知されるなくてはならない。

2.3.2 ステージに変更があった場合は、すべての競技者にできるだけ早く通知されなければならない。 遅くともスクワッド・ブリーフィングの間に、コースを担当するオフィシャルにより通知されなければならない。

2.3.3 マッチ開始後に、レンジ・マスタの承認によってステージ変更を行う場合は、下記の点に従わなければならない。:

2.3.3.1 当該のステージで競技を終了していない競技者が、部分的修正の影響下になければ、コースを続行することが許される。競技者の行動に影響のある変更がなされているならば、競技者にリシュートを要求しなければならない。; もしくは

2.3.3.2 可能な限り、すべての競技者が修正されたコースで競技を行うこと。修正前のマッチ・スコアは削除されることが要求される。

2.3.3.3 リシュートを拒否した競技者のスコアは、修正以前のスコアとは無関係に、レンジ・オフィサによってゼロスコアとなる。

2.3.4 マッチ・ディレクタとの相談のもとレンジ・ マスタが、構築物やコース・デザインの修正が競技場の公平性を失わせていると認め、全ての競技者が修正されたステージでリシュートすることが不可能であった場合、どのような理由であれ、そのステージは不適・実行不可能であるとして、全ての競技者スコアはマッチから削除されなければならない。

2.4 セイフティエリア
2.4.1 マッチ組織者は、マッチにおいてセイフティ・エリアを十分な数の設置する責任がある。セイフティ・エリアは、都合の良い位置に設置され、明示されなければならない。セイフティ・エリアは、安全方向にテーブルを設置する。

2.4.2 競技者は、セイフティ・エリアの境界内において、ピストルを安全な方向へ向け、後述の行為を行う事ができる。 違反は、失格とすべき。

2.4.2.1 ケースに入れる、取り出す、およびホルスターに入れる、ピストルからのアンロードする。

2.4.2.2 マウンティングの練習、ドロー、ドライ・ファイア、アンロードされたハンドガンをホルスターに入れる。 競技者は、レンジ・オフィサーが、ガスと弾が入ってないと確認したピストルを、セイフティ・エリア内でドライ・ファイアできる。競技者は特に、他の競技者とセイフティ・エリアを共有する時、銃口に意識を持っていなくてはならない。

2.4.2.3 空のマガジンの挿入と排出の練習および/または、ピストルの動きの連動

2.4.2.4 ピストルの検査、除去、クリーニング、修理、およびメンテナンス、構成部品、およびその他のアクセサリの装着。どのような状況の下でも、セイフティ・エリアでは、ロードされたマガジンとBBを処理してはいけない。

2.5 ガス・ディスチャージ・エリア

2.5.1 マッチ組織者は、競技者が安全にガンをアンロードするために、ディスチャージ・エリアを設置しなければならない。ディスチャージ・エリアは、ガスや弾を安全に放出するために、都合の良い位置に設置され、明示されなければならない。

2.6 ベンダ・エリア
2.6.1 ベンダは、自分たちの製品について安全な取り扱いとセキュリティに責任を持つ。マガジンには、ガスや弾を入れて置いてはならない。

2.6.2 ベンダが個別のシューティング・レンジを設置することは禁じられる。

2.6.3ベンダ・エリアの中で競技者は、銃口がどのような人にも向くことがないように注意しながら、アンロードされたベンダのピストルを扱うことができる。

2.6.4 競技者は、自分の競技用のガンをベンダ・エリア(規則10.5.1を参照)で、ドローしたりホルスターに入れたりしてはならない。 競技者がガンスミス・サービスを必要とするときも、ガンバッグまたはガンケースに、入れた状態で受け渡しが為されなければなららない。