日本語源流散歩39


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日本人が「ネ」を多用する理由は渡来人に頭が上がらなかったから~イ・ナムギョの日本語源流散歩39


韓国語「ネ(네)」を日本語に直訳すれば「ハイ(はい)」という意になる。ところで本来、日本語の
「ネ(ね)」は「ハイ」という意味ではなく、相手の同意を求める補充語で韓国語の「ウン(응)」と同じ用
途で使われる。例えば「それが良いね。ウン」を日本語では「ソレガ イイ、ネ」と言い、ここで「ネ」
は「ウン」と同じ意味だ。
(訳注:韓国語で「ネ(ー)」は目上の相手に返事するときの肯定の言葉で「はい」「イエス」の意味。「ウン」は同様に肯定だが、同年輩や目下の人に答える時や答えを求める時に使う。)

日本で生活して日本人がこの「ネ」を意外にたくさん使うのを見ると、初めはそうなのかと思うだけ
だが、しだいにこれが日本人たちの「重要な意識構造」であることを発見するようになる。我が国
の人々はそのまま言いたい話を思い出し次第とことんするが、日本の人々は全く違う。

少し話して相手が相槌の「ネ」を言ってこなければ必ず相手の顔色を見て「そうなの」と同意を求め
るこの「ネ」を使ってみることだ。これは次の話をさらに続けても良いかどうかを確認する言葉だ。
この時、相手方が「ネ」とトーンを少し上げれば「そうだ、ね、話が合う」という意味で「続けて」という
意味になるが、何の反応もなければそのままそこであいまいに終わってしまう。

もちろん私たちもこの「ネ」と同じ意味の「ウン」という同調語を使うが、あまり頻繁に使えば子供の
ように見え、また軽い人のように感じられるから時々特別な場面だけで相槌をうつのに使われる。
それではどうして日本はずる賢いほどこのように「ネ」を連発するのだろうか?

はなはだしくは女同士が会えばすぐに「ネ、ネ」というだけで高低だけ調節して話の前後左右を省
略して対話を続ける。そばで聞くと、いったい何の話なのかは分からないが、二人には話さなくて
もすべて分かる以心伝心で通じているのだ。

それではこの「ネ、ネ」はどこからきた言葉であろうか?この言葉は弥生時代からの古代言語で渡
来農耕文化を習った原住民らの習性から始まったものだ。農作物の種をまいてから収穫するまで
の一連の過程を習い、その度ごとに「このようにするのがよいですか、ネ」「'そうです、ネ」と同意を
求めた言葉で、これが前の言葉が省略されて「ネ」といったのが徐々に固定化されたのだ。

万事自分の意見より相手の意見を伺い、見回すこの習慣は支配者に対する被支配者の日常生
活習慣から始まったものと見られるが、それではどうして同じ意味の「ウン」という韓国語を使わず
に、この「ネ(はい)」という言葉をその用途の代わりに使ったのだろうか?その答えは簡単だ。

それは「ウン」という言葉は同じ同調語であっても、相手が自分より低かったりまたは同じである時
に使う言葉で、当時、原住民らが渡来人らに「ウン」と言える立場ではなかったために尊敬語の
「ネ」で代替されたものと見られる。


ソース:韓国毎日新聞(韓国語) [イ・ナムギョの日本語源流散歩-39]'ウン'が'はい(ね)'で
http://www.imaeil.com/sub_news/sub_news_view.php?news_id=42741&yy=2009
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