とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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雨のち曇り



技術がいくら進歩しても天気まで操れるなんて事は早々にない。
空が真っ青になるくらいに快晴な日もあれば、暗くどんよりした曇りもある。
そして、もちろん鬱陶しいくらいにじめじめした雨の日も

「……たく、雨が降るなんて聞いてないわよ」

学園都市にも梅雨が来た。
今日は一日中晴れると『予報』を聞いていたのに。

「去年までだったら絶対傘もってきてたのに……」

人工衛星『おりひめ』に搭載されたスーパーコンピューター。
それが地上からの謎の攻撃で破壊されて以来、『天気予告』が『天気予報』になってしまった。
だから私は今とあるお店の屋根の出っ張りで雨宿りをしている。
ザーザーと強い雨が降り、時折私の頬や腕を打ち、体は冷えていく。

「黒子も今日に限って電話に出ないし」

こんなときに頼れる後輩は仕事で忙しいらしく
いつもはコールがしようものなら即座に出ているのに今日は出ない。
一応留守電に連絡は入れておいたが、それもいつ気付くことやら。

「……誰か傘でも貸してくれないかしら?」

傘を貸してください、なんて頼むのも馬鹿げているし
後でお礼を要求されるのも嫌だ、断れないようなものなら困る。
ただ一人だけ、来て欲しい馬鹿はいるけれども
そんな偶然はありはしない、いやあの馬鹿に限って私に気づく事なんてないだろう。

「……あれ?」

そんなことを考えていたらどこかでみたことのあるツンツン頭がこちらに近寄ってきた。
紺色の大きな傘を差して、人の雑踏を掻き分けるように私の方に近づいてくる。
まさか、そんなことは、あの馬鹿が……?
人の気持ちにちっとも気付かない、声をかけても無視をする
挙句の果てにはビリビリ呼ばわりで私から逃げ出す。
あの、鈍感女たらしのツンツン馬鹿が?
ありえない、ありえない、人違いだきっと。
私のために、私よりも先に気付くなんてことあるはずがない。
けれどもそのツンツン頭の男は私の目の前に立ち、

「お嬢さん、私めの傘に入りませんか?」

なんて声をかけてくるなんて





―――――雨のち曇り

私こと御坂美琴とあの馬鹿こと上条当麻はとある喫茶店の隅に向かい合わせに腰掛けている。
上条当麻こと『アイツ』の横にはずぶぬれの傘が立て掛けられていて
店の床に大きな水溜りを作ってしまっている。
店員には迷惑かもしれないが、アイツ曰く「傘立てに置いた傘はとられる」らしいので
今までのアイツの不幸を見れば、まぁ、納得は出来た。
傘に入れてもらえたのになぜ喫茶店にいるのか、私がまだいいと断ったからだ。
理由は察して欲しい、だって恥ずかしいじゃない。

「……お礼なんて別に良いんだぞ?つかまだ何もしてねえし」

少しでもアンタと一緒にいる時間が欲しいっていう私の気持ちに気付かないのは
当然と言えば当然だ、アイツに限ってかもしれないが。

「いいじゃない、ちょうどおやつ時だし、ちょろっと小腹空いてるんじゃない?」

店にある時計は午後の二時半を指していて、十二時ごろにお昼を取ったのなら
そろそろおやつでも、と思う時刻だろう。
まぁな、とかいいながらウェイターを呼んでちゃっかり紅茶とアイスをアイツは頼む。
私はパフェを頼む事にした。

「写真見る限り、ここのパフェ結構大盛りみたいだぞ?」

何の心配をしているのやら。

「いいじゃない、食べてもそんなに太るもんじゃないわよん」

実際私は食べてもあんまり太らない。
若いって言うのは素晴らしいことだ、歳をとったら太るかもしれないが
今のうちに好きなものを食べておくに越した事は無い、が。

「……お前結構スタイルいいのにな」

「な!!!?」


ポツリと呟いたつもりなのか、気になるアイツがかなり恥ずかしい事を言いやがりました。

「ば、ばばばば、馬鹿じゃないの!!?セクハラよセクハラ!」

「な、なんでだよ!褒めたつもりなんですが!?」

褒められたのは嬉しいけど、もしかしてコイツ私の体狙ってるのかと疑ってしまう。
いやいや、コイツは無自覚で人を惑わせる困った奴だ、落ち着こう
はい、深呼吸……とか私の方もずいぶん恥ずかしいことをするものだ。
やっぱりコイツといると落ち着かない、心地良いのだけど、物足りない
もっと近づきたい、なんて思ってしまう。

「……あの、御坂さん?」

黙りこくった私の様子が怖かったのか、不安げにコイツは私を見つめる。
だけど、見つめられるのがムズかゆくて視線を逸らしてしまう。
恥ずかしくて仕方が無い、何でそんな目で見つめてくるのよ!

「さ、さっきの発言は無かった事にしてあげるから黙んなさい!!」

なんとか見つめてくるのをやめさせようとして少しだけ帯電させる。
それだけでいつもの恐怖を感じ取ったのか、アイツは顔を下に背けた。
ちょっぴり残念だったけど、これ以上あの視線を受け続けるのは体に毒だ。
……そうこうしているうちに頼んだものが運ばれてきた。

「そういえばさ」

「うん?」

私はパフェを、アイツはアイスをともに口に運びながら
兼ねてから聞きたかった疑問をアイツにぶつける事にした。

「アンタのタイプってどんな子?」

好きな人の女の子のタイプだ。
これはかなり重要で、年下は無理と言われてしまえば私の恋は水泡に帰すわけで
儚く散ってショックを受ける、と逆もあるがかなり低い賭けの諸刃の剣だ。

「はい?」

間の抜けた返事を返してくるがアイツの頬は多少紅潮している。
理由は分からないが、女の子からそんな事聞かれたら恥ずかしいのだろうか。

「えぇっと……何でそんな事聞くんだ?」

アンタの事好きだからよ!!といえたらどれだけ楽な事か。
けれどそれがいえないのが純情乙女の初恋な訳で、理由を必死に探す。

「アンタっていっつも周りに女の子がいるじゃない?
インデックス?だっけ、とか、地味目な胸の大きい子とかサムライみたいな巨乳美人
それと、巫女服とか、巨乳の同級生とか、巨乳のメガネの子とか巨乳の……」

なんだか自分で言ってて鬱になりそうだ。
私なんかの体じゃ相手にならない、きっとアイツだって胸の大きい女の人が好きに違いない。

「巨乳ばっかじゃねぇか?いや、まぁ否定が出来ないけどさ」

ちょっと困惑気味みたいだけど、鼻の下伸びてるわよアンタ。

「その中に好きなタイプっているのかなぁ?と思ってさ」

言いたいのは押し殺して聞いてみる。
答えてくれるかは分からないが、答えてくれると嬉しい。

「……俺は、そうだな……」

うーん、唸りながらアイツは考え込み始める。
アイスがどんどん溶けてジュースみたいになっていくが気にしてない。
私のパフェもアイスが溶け始めてるのだが、食べる場合ではない。

「……俺の事好きになってくれる子……かな?」

「………………」

「み、御坂さん?何故黙ってるんでせう?」

守備範囲広すぎ、つか嘘に決まってる。
当てはまる子も多いし、告白したら一発で捕まえられる条件だ。
私にもチャンスが、なんて思わない、きっと嘘だから。
私が告白したって届かない、きっと他の子の方が好きだろう。
私なんかより、ずっと、魅力的な女の子がコイツにはいるから。

「……ふーん、じゃぁ、もし私がアンタの事好きって言ったら?」

何でもないように装って言ってみる、内心心臓はバクバクだが。
なのに、アイツは、

「…………え?」

聞いてなかった。
私が黙っているのをいい事に外の景色を見てやがりましたよ、この鈍感男は。
……なんだかどんどん腹が立っていく一方なので、溶けかけのパフェを一気に食べ始める。

「おい、御坂!!?なんて言ったんだよ?もっかい言ってくれよ」

「うっさい!馬鹿!!」

この馬鹿!馬鹿!馬鹿馬鹿!せっかく勇気を出して言ったのに。
この有様だ、私が恥ずかしい思いばかりしてる、割に合わない。

「……御坂、あのな、俺は……」

「さっさと食べなさいよ!アイス溶けてるわよ!」

「……あ、あぁ……うん、そうだな」

「……?」

アイツの歯切れが悪い。
アイスを食べてお腹でも下したのか、分からない。
いや、いいこんな馬鹿のことなんてどうだっていい、さっさと此処を出よう。

「…………」

アイスは完全に溶けてしまっていた。

一応傘のお礼ということで会計は私が済ませ、外へ出る。
もうこうなったら傘だけ奪って帰ってやろうかと思いもしたが
それで風邪でもひかれれば、なにかお詫びでもしなければいけなくなる。
悪いのはアイツの方だから、いいのかもしれないけど。
流石に勝手に怒ってばかりでは理不尽かもしれない、と思った。
私って大人じゃない?関心関心。
……怒ってるんだから大人でもないか、反省しないと。

「……雨、降ってるな」

傘を持つアイツが呟くように言う。
さっきから元気が無いが一体どうしたのか、なにを考えてるのかさっぱり分からない。

「傘、差さないの?」

「傘、入らないのか?」

何でそんな残念そうな表情で言うのか。
自分の好意を人に受け取ってもらえないのがそんなに悔しいのか。
少しだけ、強がってみる事にした。

「黒子が来るもの、いいわよ、早く帰ったら?」

しかし、嫌われそうないい方だな、と自分で嫌になる。
つっけんどんな言い方しか出来ないのは嫌なのに、振り向いてくれないのが
切なくて、相手をしてもらいたくてこんな言い方をしてしまう。

「……そっか……」

アイツが傘を差す。
大きな傘は二人はなんとか入るが、私は入らない。

「……白井が来るまでなら送ってくぞ?」

「私が移動したら意味ないじゃない」

そうやって返すと、アイツは納得したような表情で頷く。

「……そう、だな」

辛そうなアイツの表情を見て、私の心臓がぎゅっと締め付けられる。
こんなチャンス二度とないかもしれない、そう思ったら
アイツの笑顔が見たくなった、私は屋根から一歩踏み出す。
アイツの好意に甘えるのは癪だけど、

「でも」

でも、仕方ないから、好意に甘えてあげる。

「途中までならいいわよ」

アイツの差した傘の中に私は入り込んだ。

「お、おい!!」

アイツが慌てた声をあげる。
どうよ、びっくりした?

「ふふん、ささ、美琴さんをエスコートしなさいよ」

ビシッと前を指差す。
アイツはツンツン頭をボリボリと掻いて、照れくさそうに
だけどちょっと嬉しそうな、妙な表情で笑った。

「はいはい、分かりましたよ、お嬢様」

なんて言って、私の歩調に合わせてきた。




「そういえばさ」

アイツが突然思い出したように口を開く。
黙っていれば、カップルに見えなくも無かったのにと私は少し不機嫌になる。

「なによ」

口をちょっと尖らせてみる。
アイツには見えないようにそっぽ向いて、通りすがる人を見る。

「御坂の好きなタイプは何なんだ?好きな人とかいんの?」

何を言ってるのかと怒りたくなった。
好きなタイプはともかく女の子と歩いてる時に
その女の子の好きな人がいるとか聞くものだろうか。
アンタの事が好きって気付きなさいよ、と思う。
私が悪いのかもしれないけど、私がもっと素直になれば気付くのかもしれない、けど
気付いたら気づいたで、もしかしたら距離が広がってしまうかも、とも考えてしまう。
今までの気の置けない関係が崩れていく気がしてなんだか怖くなってしまう。

「……なんでそんな事聞くのよ」

「いや、お前だって聞いてきただろ?俺もいったんだし、それに……」

「それに?」

そこでアイツの顔がハッと何かに気付くようなものになって
口をもごもごと動かすだけになる、言いにくい事なのかもしれない。

「やっぱいい、単純に俺も聞かれたから気になっただけだよ」

「……どうせ聞いても言わないだろうし聞かないでおいてあげるわ」

アイツが言いにくそうにする時は大抵何度聞いても答えてくれない。
だから聞くだけ無駄だ。
私は少し思案するフリをして、いいわよ、とアイツの質問に答える事にした。

「そうね……」

自分が理想に思う男性、今まで好きな異性がいなかった分
姿かたちは全く浮かんでこない。
いや、浮かんでくるには浮かんでくるがどうしても浮かんでくるのはアイツの顔だ
笑った顔とか、怒った顔、私を絶望から救い出してくれた時の必死な表情。
かぁと顔が熱くなる。
思い出すもんじゃない、あんな事は。

「……まずは、背が高いこと!」

嘘をつくことにした。
好きな人のことを言えば私より背は高いが、多分平均程度しかないだろう。

「背が高い……」

「それで、優しくて」

アイツは誰にでも優しい。
これは、あながち嘘でもない、気がする。

「優しくて?」

「私より強い奴!!」

自分より弱い奴なんて興味が無い、とでも言うような表情をしてやる。
うむ、なんだか納得できる答えね、三つ中二つはアイツも当てはまってるし。
最後のなんてアイツも納得してるんじゃないのか、と思い
アイツの顔をチラリと盗み見る。

「……ふーん、あ……そ」

どうでもいいみたいだ。
そっちが聞いてきたくせに、その態度は無いんじゃないか。

「ちょっと!何でそんなに興味なさそうなわけ!?聞いてきたくせに!」

電撃を帯電させてアイツを睨みつける。
今にも雷撃の槍を飛ばしそうな勢いの私に怖気づいたようにアイツは右手をかざす。

「うわ!なんだよ!お前の返事もこんなもんだったろうが!!」

「うっさいわよ!人の気も知らないで!馬鹿!」

「はぁ!!?電撃で聞こえねーよ!とにかく、電撃をとめろよ!」

ポンと頭の上に手が置かれ、帯電していた私の体の電撃が止まる。
電撃を止められたことよりも頭に手を置かれた事の方が恥ずかしい。
どれだけ放電しようとしても抜け落ちたように電撃は体を巡らず
アイツを痺れさせる事もできない。

「馬鹿!馬鹿!!」

大声で罵る。
頭に手を置かれて嬉しかったなんていえない。
アイツには悟られたくない。

「なんで、俺がけなされなきゃいけないんだ……」

アイツはそれから黙りこくってしまった。




ゲコゲコゲコと携帯が鳴るのを聞いて、私は慌てた。
着信音に聞き覚えがあったからだ。
この微妙に甲高いゲコ太の鳴き声の着信音に設定されているのは
私の良く知る人物で、そして、ある意味学園都市で一番私を知っている人間かもしれない。

「もしもし」

バタン、と電話越しで何か大きな物音を立てる。
何かが倒れたのだろうか。

「ちょっと、どうしたの?何かあった?」

そう聞くとキッ、ギシッと聞こえてきたので
電話の人物が椅子から転げ落ちたかし、座りなおしたのだと推測する。
そんな下手なテレビドラマの役者のような、喜劇の舞台を演じているのは

『あぁ!お姉様の声が黒子の耳に!黒子だけが独り占めしていますの!』

私のルームメイト……白井黒子があぁんとかハァハァとか
気味の悪い声を上げている。

「……切るわよ?」

とりあえず喘ぎ声など聞いていても不快にしかならないので
通話終了のボタンを押そうとするが、

『お待ちになってくださいましお姉様!わたくしの仕事
ただいま終りましたので、すぐにお迎えに参上いたしますの!』

何でそんなに元気なのか。
タイミングの悪い事だ。
こんな事なら留守電を入れなければ良かったとつくづく後悔する。
今はアイツと一緒に帰っているのだ、邪魔はされたくない。
だけど、肝心のアイツは黙りこくってしまっているし
このままだとちょっと険悪なムードのまま寮に帰らなければいけなくなる。
黒子に送ってもらった方がこれからのことを考えるといいかもしれない。
これ以上嫌な雰囲気になったら困る。

「……じゃぁ、お願い。場所は……」

大手のファーストフード店が目に入り
その店名を告げると、黒子は『お迎えには五分!いいえ!三分ですの!三分で!』と
異様なハリキリ具合を見せたので多分三分よりはやく到着するだろう。
黒子のいる場所を聞いた辺りから計算すれば全速力で来れば二分もかからない場所だ。

「……あのさ」

私が歩くのをとめると、アイツも止まる。
言いにくいけど言わないといけない、もっと一緒にいたいけど
これ以上は今の私では無理だ。

「黒子が来るみたいだから、ここまででいいわ」

「良かったな、もう濡れなくてすむ」

アイツはちゃんと返事をしてくれた。
ただ、私の右肩が濡れているのを気にしてか、その辺りをチラチラ見てアイツは言う。
いくら傘が大きくてもやはり二人は許容範囲外らしい。
アイツの肩も見ると私とは逆の左肩が濡れていた。

「……えっと」

「どうした?」

アイツが私の顔を覗き込む。
顔から火が出そうになるが、ぐっと堪える。
アイツは私のために傘に入れてくれたからお礼を言わないと。
私はすぅっと息を吸って一気に言う準備をした。

「こ、ここまで送ってくれて、あり、ありがと!」

「御坂……」

後ろでバシャッ、バシャッと軽快に水溜りを踏んでいく音が聞こえる。
多分、じゃなくても黒子だ、「おっねえさまーん」と私を見つけたらしく
甘えた声を出しているから一発で分かった。
予想よりもずっと速い、電話の時点で近くまで来ていたに違いない。
黒子のことだから私を驚かせるためとか、もしくは私に奇襲をかけようと思ったから。
ありがた迷惑もいいところだ。

「黒子、来たみたいだから、行くわね」

後数秒で黒子の最後の転移地点だ。
私の真後ろに転移して相合傘でも強制的にさせるつもりだろう。
それで、いつものように抱きつかれる。

「……あぁ」

アイツが俯むき返事をしてくる。
引き止めてくれてもいいのに、と思う。
身勝手だしわがままだけど、もうちょっとくらい一緒に帰らないかとか言って欲しい。
私は嫌じゃないから。
私は後ろに下がってアイツの傘から出ようとした、

「それじゃ、私――――」

時にふいに体が逆方向、前に動いた。
え、と声が漏れ、





「「――――――――――――――」」





雨の音が聞こえなくなった。
一瞬の空白の後、視界に入ったのはアイツが逃げ出すように
私に傘を押し付け走り去って行く姿。

「……あ」

思考が追いついていかない。
何が起こったのか、理解するのに時間がかかる。
残った柔らかで暖かい感触はなんだったのか。
アイツの顔が私に近づいて、そのまま密着した、様な気がした。

「え?」

傘を持った私は『唇』に伝わった感触が何なのか理解できず立ち尽くす。
空をぼうっと見上げると雨がやみ曇り空から晴れ間が射していた。


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