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地震時の対応

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kobaari

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2011年3月11日の震災に被災された方々のお見舞い申し上げます。

地震発生当時当社でも運行に支障をきたしまして大変ご迷惑をおかけしました。

そこで、当社の地震発生時の対応についてこのページにまとめました。

※2014年5月4日に駅間停車中の電車の脱出可能時間を180分の表記を120分に変更いたしました。


地震発生前

当社の地震予報システム(Last 10Second 提供:ウェザーニュース)が震度2以上の揺れを予測した場合、該当路線の列車を全て停止させる信号が発報されます。

地震発生

地震発生時、駅に停車中はなるべく車内に誘導を行います。車内は落下物が少ないので比較的安全です。

駅間停車時にはお客様に慌てず落ち着くように指示を出します。

地震発生後

震度2~3クラスの地震発生後、安全の確認が取れ次第直ぐに運転を再開します。

なお、震度4を観測した場合、全列車を通して路線の確認を行ってから運転を再開します。

震度5クラス以上の場合は、運転手および車掌による路線状態の確認、最終的には輸送指令の許可を得て、非常用のディーゼル型線路検査車によって、路線の異常がないか最終的な安全確認を行います。

なお、駅間停車中の列車につきましては、地震発生から120分が経過しても安全確認がとれずに運転が再開されない場合、安全の確認が取れた車両から脱出できます。120分経過前に安全が確保され、次駅への運転が可能な場合は15km/hの安全徐行運転で次の駅まで運転します。 なお、脱出を行う際の手順は別ページにまとめてあります。

一部の駅と全ての主要駅の地下に避難スペースと防災用備蓄倉庫が備えてあります。

運転の可否について

地震発生後、高架線における線路崩落等によって運転ができないという場合、減速としてその路線は全面的に運転を行うことができません。 折り返し用の設備がある駅が被災区間の前後にある場合はその駅を利用して運転を行うこともできます。

尚、非常用線路検査車の安全確認で今後二次災害を引き起こす状態の区間が発見された場合は皆様の安全の為、終電まで運転を行いません。

帰宅困難になったら…

当社路線が完全に運休して、帰宅困難になってしまった。 そんな時、道路の状態を確認してから、当社で各方面の主要都市の駅を結ぶ「帰宅困難者支援バス」を運行します。 もし、ご利用になれなかった場合は当社から、ある程度の駅までの徒歩による疲労と空腹のどの渇きなどを配慮した支援グッズを先着で差し上げます。また、一部の駅では湧水などを利用したお水の配布も行っています。

尚、帰宅困難支援バスの詳細は別ページにあります。支援グッズは主要駅でしか配布を行いません。

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