haunted夢枕 その45~52

627 :haunted夢枕 その45  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 05:59:53 ID:Kf9I1dOO  
 播磨は胸の中が熱くなるのを感じていた。
自分の顔に、胸にキスの雨を降らせているお嬢さまが何よりも大切なものに思えてくる。
可憐なその唇が押し当てられる度に、胸の中に火が灯る。
熱い吐息をこぼしている金髪の小顔が、どうしようもなく愛しく感じられる。
切なげに細められた目で見つめられると、播磨の動悸は激しくなってしまう。
息をするたびに、切なく苦しく甘い痛みが播磨の胸の中に広がっていく。
播磨は胸を高鳴らせながら、このお嬢さまを見つめる。
すると夢中でキスをしている愛理のドレスの胸元がなんとも魅惑的に覗けてしまっていることに
気づいた。
播磨の体にのしかかるようになっているせいで、ただでさえ大きなその胸のふくらみはさらに
ボリュームを増してしまっている。
興奮してきているのか、血色が良くなっている愛理の肌はピンク色に火照っていて、播磨は
ソレから目を逸らすことができない。

ついさっきまで、満場のパーティーの参加者の――とりわけ野郎どもの――視線を
磁石みたいに集めていた柔らかそうな二つの膨らみ。そのなんともステキなバストは、
愛理の肩出しのパーティードレスの胸元の内側にふっくらと充満している。
むっちりと溢れんばかりのその胸が、播磨の腹あたりに押し付けられている。
上から覗き込むと、魅惑的なその二つの肉球は播磨の手で揉まれるのを待っているかのように
つややかに光っている。

それを見ているうちに、播磨の体には別の反応が生じてしまっている。
下半身に血液が集中し、ズボンの股間を持ち上げていってしまう。







愛理は播磨の荒い息の中に興奮の匂いを嗅いだ気がした。
「ヒ…ヒゲ……」
そうつぶやく愛理は、この頭の悪い恋人の熱い吐息の中に獣欲の匂いを感じ取っていた。
自分の身体を感じて、播磨が興奮してくれている。
そんなとき感じる胸の高ぶりを愛理は味わっていた。

だからつい、愛理はシルクサテンのロンググローブに包まれた手のひらをそっと播磨の股間に
押し当ててしまう。
そこに感じられるのは、ズボンとパンツの布地の上からでも、十分にわかる播磨の肉棒の硬さ。
その逞しい剛直の触感をグローブ越しに感じるだけで、愛理は背筋を走る恍惚に
身体を揺さぶられる。
大好きな男の子が、自分の身体を欲しているという喜び。
恋しい相手が、興奮してくれているという嬉しさ。
そんな恋人に、全てを捧げてしまえるという幸福。
ただでさえ激しく高鳴っている愛理の心臓は、破裂しそうなくらい激しく胸の中で暴れている。
切なさで、身体の中で子宮が溶けてしまいそうになる。

 

628 :haunted夢枕 その46  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:00:44 ID:Kf9I1dOO  
 気品あふれるドレスを着た、どこからどうみてもノーブルな金髪のお嬢さま。
高く結った金色の髪に煌びやかな宝石を星のように輝かせて、微笑んでいる美少女。
そんな愛理が播磨の身体にさらにもたれかかってくる。
お姫さま然とした美少女は、播磨の体にキスの雨を降らせながらロンググローブの掌で
播磨の固くなった男性器をやわやわと撫ではじめている。
頬を紅く染めつつもその愛撫をやめようとしない、そんな羞恥と興奮のないまぜになった
愛理の表情は播磨の心の芯を激しく揺さぶった。

「お嬢……その、……アレだ…」

播磨はなんと言えばいいのかわからない。
播磨はかつて感じたことのない、熱い気持ちを胸の中に生じさせていた。
この女の子が自分にとってはたまらなく大切で、その感情を伝えたい。
とてつもなくキレイで、美人で、可愛くて、愛らしい。
播磨はその気持ちをこの女の子に伝えたい。
しかし似合わない愛の言葉はなかなか播磨の口からは出てこない。
興奮に震えつつも、胸の中に溢れてくる熱い想いを必死に言葉にしようとする。
ソファに押し倒された格好のまま、播磨はうまく言葉にならない気持ちを伝えようとした。
「その…アレだ…」




伝えようとしたが、うまく伝わらなかった。







愛理は誤解してしまう。
意外なことに、愛理の恋人は性については保守的な考え方をしている。
「フェラチオ」という直接的な物言いはあまり好きではないらしい。
愛理とえっちをしているときに播磨が「アレ、してくんねーか?」と言うときは「口でして欲しい」
という意味だったりする。
だから愛理は、単に愛を伝えようと少ない語彙から必死に言葉を選んでいる播磨を完璧に誤解した。
人に誤解をさせるのが得意なのが播磨拳児という男なのかもしれない。
とにかく、そんな播磨は愛の言葉を伝えようとしたら誤解されて口でのご奉仕を受ける羽目になる。

――「アレ」をして欲しい、だなんて…
愛理は歓喜でゾクゾクと背筋を震わせてしまった。
口で性器を愛撫する、なんてことは屈辱的なことのはずなのに、愛理はいつでもそれを
するときには身体の芯に火がついてしまうのを感じていた。
口の中に熱い唾液が溢れてくる。
播磨のその味が、その匂いが、愛理の脳裏に熱い記憶としてよみがえってくる。
「あ、アンタが……してほしいなら……い、いい…わ」
上ずった口調で、愛理はそれだけの言葉を搾り出すように言った。
播磨のズボンのファスナーを下げ、その中の固い播磨の男の剛直に手袋をしたままの手で触れる。
心臓が破裂しちゃいそうなくらい激しい鼓動を胸の中に抱きながら、愛理はその行為に
没入していってしまう。
トランクス越しでも十分に熱くて固い、そんな感触に愛理は乳首が固く尖ってきてしまうのを
感じていた。
どくん、どくん、と心臓が高鳴るたびに、愛理のドレスと下着の内側で窮屈そうにゆがめられた
乳房の先端が熱く甘く充血していってしまう。
愛理の手によってふるん、とトランクスの内側から男性器が飛び出した。
数十分前にはパーティーの壇上でスポットライトを浴びマイクに向かっていた唇が、
今は播磨の欲望の塊に熱い息を吹きかけている。
つややかな面差しが凶悪な肉槍にゆっくりと近づいていく。

 

629 :haunted夢枕 その47  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:01:41 ID:Kf9I1dOO  
「ちゅ」という音とともに、唇が播磨の亀頭に触れた。

愛理は瞼を閉じながら、愛しい男の子の唇にするみたいに、閉じた唇で播磨の亀頭に
熱いキスをしている。
唇を触れさせるたびに、愛理はその形のいい鼻で播磨の男の臭気を胸いっぱいに吸い込んでしまう。
播磨の汗の匂い。体から染み出てくる「男」としか言いようのない匂い。
その熱く蒸れた汗と雄の匂いを嗅ぐだけで愛理は体の芯が熱くなるのを感じている。
かすかに匂う精液の先走りの匂いと味が愛理を快楽の高みへと徐々に押し上げてゆく。

愛理は唇を小さく開くと、口先だけで播磨の男根の先端をくわえるように唇を動かす。
小さく開いた唇の間から、興奮に震える舌をおずおずと伸ばしていく。

亀頭に触れた味覚が、愛理の意識を朦朧とさせていく。
匂い。味。温かさ。触れている感触。興奮気味な播磨の荒い息の音。
この頭の悪い恋人が心臓をどく、どく、と鼓動させる振動すら愛理は感じ取っていた。

艶やかに濡れる唇が播磨の亀頭を軽くくわえ込む。
唾液というよりもむしろ、興奮のあまり舌の裏からこんこんと湧き出てきてしまう涎を
まぶしながら愛理はこの大好きな男の子の男性自身を優しく愛撫する。
ちろちろと舌先を触れさせていたのが、興奮が激しくなったのかねぶるような舌の動きになっている。
ついに愛理は唇を開くと、愛しい男の亀頭を口の中に含んだ。
そして愛理は唇で輪を作るようにしながら、軽く顔を引いていく。
柔らかな唇が、播磨の亀頭表面を磨くように刺激していく。

男性を咥えてねぶって愛しんでいる愛理は、イブニングドレスの下のシルクのショーツの内側を
とろとろに熱くしてしまっている。
ドレスのシルエットにパンティラインを出さないための下着。
そんなタンガショーツの内側で、粘膜が蕩けるような高熱を愛理は感じてしまう。

播磨のペニスを口の中いっぱいに頬張ったまま、愛理はゆっくりと顔を前後させる。
力強く張り出したカリ首で口内粘膜をえぐられると、愛理は腰の内側が甘く溶けそうな快感に
襲われる。この肉の凶器が、自分の体内に入ったときの快感を知っているから。
固い竿から張り出た肉の矢じりが、どんな感触を伝えてくるか、愛理は良く知っている。
乳首は心臓の鼓動のたびに固さを増していき、ショーツの下の女の子の宝珠は包皮の中でみるみる
充血して大きく育っていってしまう。
舌の上で転がす先走りの液も、播磨のズボンの腰から匂ってくる体臭も、恋人の荒い呼吸も、
全てが愛理の女の子を刺激する媚薬に変わっていく。
「ん……ふぅ…んんぅっ……」
愛理はこらえきれずに鼻声を漏らす。
「ん…ふぅっ」
そんな美少女の甘い吐息は播磨をおかしくさせていってしまう。







甘い鼻声は播磨をより興奮させていく。
このお嬢さまの、耳が痒くなるような甘い声は播磨にゾクゾクするような興奮を与えてくる。
脊椎を柔らかな指で撫でられるような恍惚と、心臓をぎゅっと握られるかのような切なさ。
そんな感覚が播磨の全身を駆け巡っていた。

金色の髪の中から興奮した愛理の目が見える。
潤んだ瞳が、蕩けるような色をしながらただ一心に奉仕を続けている。
播磨にはもう我慢ができない。
愛理の柔らかくて甘美な唇から男根を引き抜くと、愛理の頬を両手で掴む。
そしてそのまま口付ける。
呼吸ができないくらい激しいキスをもはや本能的に、この金髪のお嬢さまと交わしてしまう。
播磨は愛理をソファに横たえると、その身体の上にのしかかるようにしてキスを続けた。

 

630 :haunted夢枕 その48  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:02:29 ID:Kf9I1dOO  
 唇を割り、入ってくる荒々しい播磨の舌に、愛理は翻弄される。
ついさっきまで男根に奉仕していた唇を、この美少女は奪われてしまっていた。

播磨の荒い鼻息が愛理の小顔に吹きかかる。
播磨の唾液の味が、口の中いっぱいに広がる。
口の中に溢れていた唾液を舐めとられ、舌を吸い上げられる。

スイートルームのエントランスロビーのソファの上で、沢近愛理は最愛のバカと
どうしようもないくらいに激しい熱烈なキスを交わしている。
そして離された唇と唇の間に、銀色の唾液の橋が架かる。
「ヒ、ヒゲ…あんた、ま、まだ」
唇でのご奉仕を中断させられてしまった愛理は、頬を薄ばら色に染めながら言う。
「クソッ……オメエな、あんな可愛い顔されて我慢できるわけねえだろ」
興奮なのか恥じらいなのか、顔を赤くしながら播磨はそう答えた。
『可愛い』という播磨の言葉が、鐘の音のようにエコーつきで愛理の脳内に鳴り響いた。

「アレしてもらうよか、おめえの可愛い声がもっと聞きてえ」

ソレは本音の言葉だった。
愛理にはその言葉が本心だということがわかる。
播磨拳児という男は、お世辞を使えるほど器用ではない。
女の子を褒めていい気分にさせよう、なんてことは欠片も思わないような
不器用でぶっきらぼうで失礼な、そんな男なのだった。
その不器用な恋人が「可愛い」と言ってくれたときは本当に、心の底から「可愛い」と
思っているときなのだ。
愛理はそれを知っている。

「お嬢が舐めてしゃぶってくれるより、お嬢の感じてる顔を見れるほうが嬉しいからよ」
愛理の不器用な想い人は、そんなことを言いながらドレスの胸元を触ってくる。








播磨は愛理のたわわな胸をドレスの上から揉みしだく。
感動を覚えるほど柔らかくも弾力のあるその乳肉は、ドレスの布地の中で
魅惑的に歪められ、ドレスにあしらわれた白いふわふわのファーごとたわわに変形していく。
そしてその感触が播磨の劣情をさらに激しく熱くさせていく。
ぎゅ、とこのお嬢さまのおっぱいを変形させるたびに漏れてくる声にならない喘ぎが、
播磨をギンギンに興奮させていってしまう。


播磨の手が、愛理のドレスの背中を探る。
部分的に豊満な細身の身体を包んでいるドレスが、ゆっくりと剥かれていった。
ベアトップのイブニングドレスの背中のホックを外す播磨の指。
プチン、という音がしてドレスがくつろげられ、窮屈な胸元がふるりと震える。

愛理は自分からドレスを脱ごうとはしなかった。
大好きな男の子が、自分の身体で興奮してくれる、という喜びに浸っていたから。
朴念仁で女心のわからない愛理の恋人は、いつもは胸の開いた服や、身体のラインの
はっきり出るような格好をしてもあまり褒めてくれたりエッチな目でみてくれたりしない。
そんなおバカな恋人が、今は素直に自分の身体を欲しがってくれている。
それは愛理にとって純粋な喜びだった。
何百人の男に褒め称えられるよりも。
何千人の男どもの視線を浴びることよりも。
たった一人の男が、自分のことを欲してくれているという喜びはなにより強く、
どんなものより大きく、いかなる感情よりも熱かった。

 

631 :haunted夢枕 その49  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:03:06 ID:Kf9I1dOO  
 窮屈だったドレスの胸元から愛理のバストが解放される。
播磨の手によって鞘が払われるようにドレスが抜き取られると、その内側には
ビスチェタイプのロングブラが芸術的な砂時計のような愛理の細身の身体を包んでいる。
豊かな胸と、細い腰。
播磨が下半身に目をやると、金色の和毛がかすかに下着の上からも透けて見えている。
ブラジャーとコルセットとガーターベルトを一体化した下着を恋人の眼前に晒している
このお嬢さまは、その視線だけで軽い絶頂に至ってしまう。

そんな状況で播磨の掌がロングブラ越しの乳房に埋まり込むと、愛理はどうしようもない切なさの
奔流に翻弄されるしかない。
繊細なレース織の絹の下着を播磨の太い指が揉みこんでいく。
愛理はソファの上に押し倒されながら、抵抗一つせずに播磨のその腕を、手のひらを受け入れている。

着ているものを剥がれる興奮を愛理は覚えていた。
ドレスを脱がされ、そして今ロングブラの背中の紐を解かれている。
心にまとわり付いた強がりの仮面も同時に外されていくのを感じている。
普段身に着けているお嬢さまの仮面。美人の外向きの顔。
そんなモノ全てが、この恋人の粗野な手指が剥いでいってしまうのを感じていた。
大好きな男の子に、抱きしめられ、押し倒され、服を脱がされていく。
その恍惚に酔っている愛理は、播磨の唇に自らを捧げていた。

播磨に自分の唇を押し当てている愛理は、その感触に夢中になる。
播磨は唇の肌触りを確かめるように、そっと触れては離れ、ねっとりと口付けしては
優しく食んでいく。
その触れあいのたびに愛理は身体に張り付いたショーツの中で、女の子の部分が
とぷりと熱い液をこぼしていくのを感じている。

キスを交わしながらも播磨の指は、愛理のロングブラのホックを一つ一つ外していく。
愛理はソレをまるで心を覆うヴェールをはがされてしまうみたいに感じている。
愛理は心身ともに丸裸にされていってしまう。

そして、ストッキングを留める金具が外されると、細い体には不釣合いなほど
たっぷりとしたバストがロングブラの中から飛び出すようにまろび出た。
スイートルームのエントランスのソファの上で、愛理は裸の胸を播磨に
晒してしまっていた。
仰向けになっても形の崩れない、その二つの小山は播磨の視線に晒されている。
愛理は胸の高鳴りを抑えられない。

愛理は播磨拳児という恋人以外の他の誰に見られても、こんなに興奮することはない。
自分の身体をこんな風にしてしまうのは、世界で一番大切で、愛しくて、愛している
この恋人だけなのだ。

愛理はそのつややかな裸の乳房に指を埋め込まれるような愛撫を受けながら、唇を割られる。
それだけで、愛理はタンガショーツの内側を熱く蕩けていくのを感じる。
キスされながら、このお嬢さまはショーツとグローブとストッキングだけを身に着けた体を
ビクビクと痙攣させる。

播磨の指が、愛理の下着の最後の一枚に掛かる。
タンガショーツの上から、愛理の秘部を撫でるように。
ショーツを陰阜に押し付けるように、湿ってしまったシルクの布地を押し込んでくる。
「ふうううっ」
全身を雷に打たれたような衝撃。
乳首を恋人の唇で甘噛みされながら、もう片方の乳房をごつい手のひらで弄ばれる。
そして湿った女の子の中心部を、太い指で撫でられる。

 

632 :haunted夢枕 その50  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:04:10 ID:Kf9I1dOO  
 お嬢さまの形のよいバストの先端にキスしながら、播磨はその野太い指で愛理の下着を軽く撫でる。
その指が股間のクロッチに触れると、播磨には濡れた感触が伝わってくる。
「ふ…くぅっ」
愛理はそれだけで熱い吐息を漏らす。背中をのけぞらせてひくひくと痙攣する。
その小動物のような可愛らしい仕草に播磨は心を奪われてしまう。
もっと、可愛くさせたい。
もっと、甘い泣き声を聞きたい。
そう思った播磨が愛理の下着の中に手を入れると、このお嬢さまの陰部は熱を持つほど蕩けていた。

すっかりどろどろになっている女の子の蜜壷にゆっくりと指を差し入れる。
くちゅ、という水音がして充血した粘膜が播磨の指を包む。
恋人を受け入れる準備のための粘液が、熱く蕩けてそれを待ち構えている。
幾度かその熱い泉を掻き分けて指を動かすと、堪えきれない甘い声が聞こえてきた。
播磨が愛理の顔を見ると、そこには眉根を寄せて快楽に歪む愛理の表情があった。
ぷっくりと立ち上がりきった愛理の薄桃色の乳首が、播磨の開いた左手で摘まれる。
かすれた悲鳴のような喜びの声に、播磨の股間はさらに充血し硬さと大きさを増していく。





キスされながら、女の子の弱いところを二つながら愛撫される。
播磨が指を動かすと、愛理は口を閉じられなくなった。
「……あぁぁぁっ」
声にならない叫びが勝手に口から漏れ出す。
女の子の園の中心を、野太い指でいじられる。
それは恐怖を感じるほどに、愛理を快楽の極みに連れて行ってしまう。
ひと撫でされただけなのに、背筋が勝手に跳ねてしまう。
包皮の上からクリトリスに触られただけで、ショーツからソファまで濡らしてしまうくらい
愛液がこぼれてしまう。
くちゅ、ぐちゅ、と次第に湿っていくその音。
愛理は播磨の背中に廻した手に、力が入らない。
手の指が溶けていってしまいそう。
骨が柔らかくふにゃふにゃになってしまう。
播磨のシャツの背中を掴むシルクサテンのグローブの手のひらは必死にその布地を掴もうとする。
しかし、身体の中心に与え続けられる甘やかな刺激が愛理の全身から力を奪っていく。





ふとももまでの長さのストッキングと、シルクの光沢のあるロンググローブ。そしてダイヤモンドの
輝くティアラとネックレスだけを身に着けたお嬢さまは、くったりとソファの上に
力なく横たわっている。
愛理の細身の体を組み敷きながら、播磨は愛理の両腕を掌で握って封じ込める。
播磨は、このお嬢さまがそうされるのが好きだということを知っている。
体を隠そうとする腕を引き剥がされ、「ふるん」というような柔らかさで揺れる乳房。
なにも隠せない。そんな体勢で愛理に迫ると、いつもより切ないような表情をするということに
播磨は気づいていた。
どういうわけかニブチンの播磨も何十回、何百回となく愛理と愛し合ううちにそれが
次第にわかってきた。
播磨の片手で両腕を封じられながら、たわわな胸を揉まれたり、唇を貪られたりすると
それだけでこのお嬢さまは呼気の中にほのかな甘い匂いを発してくる。
全身をぬめ光らせる汗の量が増してくる。
そのままの体勢で、播磨がそのたわわな乳房を掌で握り締めると愛理は感極まったような吐息を
つややかな唇から漏らしてしまうのだ。
そして固く尖った乳首を舐められ甘噛みされると、もはや声にならない悲鳴を上げて
軽い絶頂に至ってしまう。
なんどそんなふうに責められても、この金髪のお嬢さまはそのたびに播磨の手と歯と舌の攻撃に
いとも簡単に屈してしまうのだった。

 

633 :haunted夢枕 その51  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:04:55 ID:Kf9I1dOO  
 愛理は両手を頭の上で大きな掌で封じられながら、播磨のもう片方の手で秘所を弄られる。
金色の和毛のけぶる肉裂を、播磨の無骨な指が嬲っていく。とろとろに白濁しかけた本気汁を
指先で掬い取られる。赤く充血している快楽の肉の芽にその粘り気のある液をこすり付けられる。
「あ、あああっ、だ、だめ、だめ、いじめちゃだめいじっちゃだめえっそこそんなにさわったらあっ」
播磨はそんな呂律の回らないお嬢さまの声だって大好きだった。
だから愛撫の静止を懇願してくる愛理の声を聞くのが嬉しい。
いつもなら絶対に聞かせてくれない、そんな舌足らずな哀願は播磨の胸の中をさらに昂ぶらせる。
充血して立ち上がった肉芽を指の腹で押しつぶす。
転がすようにしてその快楽の器官を刺激する。
柔らかく解けた肉の裂け目に、指を沈み込ませる。

播磨は燃えそうなくらい熱くなった固く充血した男根を突っ込みたいという思いと、
まだまだこんな可愛い声を聞いていたいという二種類の思いにとらわれる。
にゅるっ。
そんな感触がして、愛理の肉裂の上端の包皮が裏返る。
その内側にある、ピンク色の突起が直接播磨の親指で刺激されてしまう。
「な、なん、なんで、だめだめだめえええっだめっさわっちゃささ、さわっちゃ――――ッ!!!!!」
愛理の瞳が宙を舞う。
ビクッ、と愛理の身体がおおきく震える。
そこに指が触れただけで、愛理は最初の絶頂に至ってしまう。

播磨にはもう我慢が出来ない。
愛理の腰にまとわりつくタンガショーツを引きちぎるように脱がせると、金色の和毛の間の粘膜に
自身の固く張り詰めきった肉槍をあてがう。
お嬢さまの太ももに手を当てると、入り口を押し広げるようにくつろげる。
「……ふぅっ…ぅぅっ…」
期待と興奮で、そんな甘い喘ぎ声を漏らしてしまう愛理。
「いくぜ」
播磨の低い囁きが、愛理の喉をこくんと動かしてしまう。

とろとろに蕩けた愛理の肉の裂け目に、播磨自身が押し入っていく。
その粘膜は播磨の亀頭を受け止めながら、さらに深くに誘うように蠢動している。
十数分前にホテルの一階ロビーで、播磨に惚れ直したときからずっと官能に炙られてきた
愛理の媚粘膜。その熱しきった愛理の蜜壷はすんなりと凶悪な男性器を受け入れていく。
張り詰めた巨大な亀頭を、愛理の柔らかい肉は従順に受け入れてしまう。

愛理にとっては太すぎて、長すぎるその肉竿。
内側をそのカタチに変形させられてしまう。
膣道を播磨の性器の形にさせられながら、愛理はその熱さと硬さに陶然となる。
緩んだ口元から歓喜の声をこぼしつつ、さらなる絶頂の高みに連れて行かれてしまう。
恋人の逞しい肉棒を突きこまれながら愛理はただその快感を受け入れることしかできない。
全部見られてしまうという恥ずかしさ。
全部見てもらえるという喜び。
播磨に片手で拘束されてしまっているシルクの手袋に包まれた手のひらをきゅっと握り締め
愛理はその快楽を享受する。
尾骨から延髄まで、背筋を走る甘やかな電流。
播磨が腰を使ってくるたびに生じるその電流は愛理の身体の幹を貫き、溶かし、幸福にしていった。
一番奥に達したとき、愛理の脳裏は白い快楽電気で埋め尽くされてしまう。

愛理の身体の奥底でキュウキュウと子宮が痙攣している。
荒い息をつきながら、播磨は抽送をはじめる。
脈動する肉竿が、愛理の内側を押し広げながら蹂躙していく。

引き抜かれ、押し入れられる。
引き抜かれると、その喪失感に不安になる。
押し入れられると、子宮が押される感覚で胸の中がいっぱいになる。息ができない。
背筋から全身に電気のような快感が走りぬけ、その法悦に愛理は身体の上の男の身体に
抱きついてしまう。
胸が播磨の胸板に押し付けられる。
ストッキングに包まれた長い脚が、播磨の腰に絡みつく。

 

634 :haunted夢枕 その52  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:05:33 ID:Kf9I1dOO  
 愛理が目を開けると、そこには最愛の人の顔があった。
いつもよりも真摯な顔が愛理を見下ろしている。
獣欲と愛情が混ざったような、そんな瞳の色が愛理を見つめている。
怖くて優しい、そんな目が愛理を丸裸にしていく。
愛理はストッキングに包まれた長い足を播磨の腰に廻し、播磨の男根を抜いて欲しくないかのように
その腰を足で抱きしめる。
じゅぷ、じゅぷ、という水音が二人の間から漏れている。
苦悶と快楽の間の表情を浮かべた愛理は、播磨の身体に組み敷かれながら喘ぐ。
呼吸をするたびに、胸の中が妖しくざわめきだす。
きゅん、と身体を貫く快楽の波動が愛理を震えさせる。

ケダモノのような播磨の腰使いは、愛理をたやすく絶頂へと連れて行く。
硬くなった亀頭で子宮口をノックするかのように刺激されると、愛理はもう我慢できない。
蜜をしとどに吹き出しながら、愛理は甘い声で嘆願する。
「やっ、はあぁっ、そ、そこぉっ!!!」
そこを触られるとどうなるか、愛理は知っていた。
硬く張り詰めた亀頭で、子宮口にキスされると、もう愛理はこの甘い疼きを止められない。
子宮の一番奥から溢れてくる、快感を求める欲求が愛理をメスに変えてしまう。

「だめえっ、もう、もうっ――――」

ホテルのフロアじゅうに響き渡るような嬌声を上げながら愛理は白い絶頂に押し上げられる。
身体がばらばらになってしまいそうな快感。
それに達してしまった愛理は、その数秒後に更なる高みに連れて行かれてしまう。
愛理の膣奥まで充満している播磨の肉竿が、びくん、と震えた。
――だめ。もうだめ。
愛理はそう思った。恐怖した。この脈動のあとになにが来るか、愛理は知っている。

「ううっ」
播磨が低く呻いた。
最初の絶頂に達し快感で収縮する愛理の膣が、播磨の肉棒を揉みあげるように刺激したのだ。
ざらざらとした天井が、甘い柔らかな襞々が、播磨の性器を愛しげに締め上げる。
びくん。
もう一度、播磨の肉竿が震える。肉棒の裏側が、硬く盛り上がる。
熱い液体が播磨の肉棒の中を駆け上がってくる。
その脈動を受け止めるように、愛理の肉襞は収縮し、待ち構える。

「それ」が愛理の中で爆発した。

愛理は子宮に熱湯が吹き上がるような感覚に襲われる。
身体の奥が燃え上がり、その白い火が愛理の意識を白く変える。
一際深く達した愛理は、口を閉じられない。
「あ」の形に唇を開いたまま、子宮をどろどろにとかす溶岩のような噴流に
内側を洗い焼かれる。
そして愛理は無意識のうちにぷしゅ、と熱い愛液のたぎりを吹いてしまう。
快感に耐えられない
愛理の体内を暴れまわる白い奔流が、愛理の子宮を満たしていく。
歓喜で収縮と弛緩を繰り返す愛理の膣は、さらに深く播磨を受け入れていく。
脈動を続ける亀頭が、愛理の子宮口に押し当てられる。
そして、女の子の一番奥に熱い精液の直接噴出を受けた愛理は、恍惚のまま
ゆるやかに意識を喪った。

 

635 :hauntedカレーの中の人  ◆F57im1gMT.  2007/10/08(月) 06:08:25 ID:Kf9I1dOO  
今日はここまでー


えーと、例によって例のごとくエチシーンを書いてるうちに長くなってしまい、もう一回の投下が必要となりました。
たぶんあと10レスくらいで完結するような気がしてます。ていうか、この二人勝手にはじめちゃうんだもんなあ。
ロビーでここまで行くつもりはなかったのに。播磨もお嬢も堪え性なさ杉です。俺もな。
と、いうわけで次回もなるべく早く投下できたらいいなと思いつつ感想ください。

 

最終更新:2007年12月09日 12:08