「秀丸マクロ 外部プログラムから戻り値を得る方法 - 秀丸パイプの使い方」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「秀丸マクロ 外部プログラムから戻り値を得る方法 - 秀丸パイプの使い方」(2009/11/11 (水) 17:26:31) の最新版変更点
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run や runsync などに、WSHのようなスクリプトを組み合わせれば、秀丸マクロがサポートしていない機能を簡単に実装できそうです。
しかし、実行した外部プログラムから秀丸マクロへと、戻り値の感覚で何らかのデータを戻す方法がサポートされていません(※)。
投げっぱなししか出来ないのでは、おいしくありません。
そこで登場するのが m.fujimoto氏作成の「秀丸パイプ」(HmPipe.hmf)です。秀まるおのHP > 変換モジュールライブラリ から DL 出来ます。
この DLL を使えば、外部プログラムの処理結果(標準出力)をマクロ変数として簡単にゲットできます。
(※)run &sizex(-2){なら標準入出力にタッチできますが、最終的に変数として値を持ってこれません。将来的には正式に対応の予定があるようですが、現在のところ一時ファイル化したり、その後始末など、おいしくない問題が多いです。今は大人しく、この秀丸パイプの恩恵を最大限にいかしましょう。}
*秀丸パイプの使い方
#html2(){<pre><code>loaddll "HmPipe.hmf"; // 秀丸パイプの動的リンクです
$outstr = dllfuncstr("HmPipeRun", 入力文字列, 実行ファイルパス, 実行ファイル引数 );
freedll; // loaddllしたライブラリを解放します</code></pre>}
-loaddll 任意のライブラリ / freedll ...
#divclass(marginleft16){
任意のライブラリをロード / 解放します。解放するまで、ロードしたライブラリの関数機能を呼び出すことが出来ます。
ロードできるライブラリは一つです。何度か loaddll を呼んで複数のライブラリをロードしても、自動的にそれ以前のライブラリは freedll されます。
重大なお約束として、使い終わったライブラリは必ず解放するようにしましょう。
}
-dllfuncstr ( 関数名 [,...] ) ...
#divclass(marginleft16){
関数名を指定して、ライブラリから任意の関数を呼び出します。二個目以降の引数には、数値、文字列などを自由に記述できます。
}
-dllfuncstr("HmPipeRun", 入力文字列, 実行ファイルパス, 実行ファイル引数 ) ...
#divclass(marginleft16){
秀丸パイプから、HmPipeRun という関数を呼び出します。HmPipeRun 関数は基本的に run 系命令の上位版ですが、最大の特徴として "入力文字列" を標準入力として渡し、戻り値として標準出力を文字列型で取得できます。
とりあえず入力文字列を2回繰り返して標準出力に返してみましょう。
-秀丸マクロからの呼び出し
#html2(){<pre><code>loaddll "HmPipe.hmf"; // 秀丸パイプの動的リンクです
message dllfuncstr("HmPipeRun", "hoge", "cscript.exe", "//nologo test.vbs" );
freedll; // loaddllしたライブラリを解放します</code></pre>}
-test.vbs
#html2(){<pre><code>Option Explicit
'標準入力を取得
Dim output
output = WScript.StdIn.ReadAll
'標準出力に書き出し
Wscript.Echo output
Wscript.Echo output
Wscript.Quit</code></pre>}
-実行結果
&image(hogehoge.jpg)
MSDN によると、StdIn が読めるのは CScript.exe だけで、WScript.exe ではムリだそうです。
CScript.exe には、実行引数として nologo オプションを指定しておかないと StdOut に熱心なコーポレートロゴが書き込まれます。迷惑な…。
}
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run や runsync などに、WSHのようなスクリプトを組み合わせれば、秀丸マクロがサポートしていない機能を簡単に実装できそうです。
しかし、実行した外部プログラムから秀丸マクロへと、戻り値の感覚で何らかのデータを戻す方法がサポートされていません(※)。
投げっぱなししか出来ないのでは、おいしくありません。
そこで登場するのが m.fujimoto氏作成の「秀丸パイプ」(HmPipe.hmf)です。秀まるおのHP > 変換モジュールライブラリ から DL 出来ます。
この DLL を使えば、外部プログラムの処理結果(標準出力)をマクロ変数として簡単にゲットできます。
(※)run &sizex(-2){なら標準入出力にタッチできますが、最終的に変数として値を持ってこれません。将来的には正式に対応の予定があるようですが、現在のところ一時ファイル化したり、その後始末など、おいしくない問題が多いです。今は大人しく、この秀丸パイプの恩恵を最大限にいかすとしましょう。}
*秀丸パイプの使い方
#html2(){<pre><code>loaddll "HmPipe.hmf"; // 秀丸パイプの動的リンクです
$outstr = dllfuncstr("HmPipeRun", 入力文字列, 実行ファイルパス, 実行ファイル引数 );
freedll; // loaddllしたライブラリを解放します</code></pre>}
-loaddll 任意のライブラリ / freedll ...
#divclass(marginleft16){
任意のライブラリをロード / 解放します。解放するまで、ロードしたライブラリの関数機能を呼び出すことが出来ます。
ロードできるライブラリは一つです。何度か loaddll を呼んで複数のライブラリをロードしても、自動的にそれ以前のライブラリは freedll されます。
重大なお約束として、使い終わったライブラリは必ず解放するようにしましょう。
}
-dllfuncstr ( 関数名 [,...] ) ...
#divclass(marginleft16){
関数名を指定して、ライブラリから任意の関数を呼び出します。二個目以降の引数には、数値、文字列などを自由に記述できます。
}
-dllfuncstr("HmPipeRun", 入力文字列, 実行ファイルパス, 実行ファイル引数 ) ...
#divclass(marginleft16){
秀丸パイプから、HmPipeRun という関数を呼び出します。HmPipeRun 関数は基本的に run 系命令の上位版ですが、最大の特徴として "入力文字列" を標準入力として渡し、戻り値として標準出力を文字列型で取得できます。
とりあえず入力文字列を2回繰り返して標準出力に返してみましょう。
-秀丸マクロからの呼び出し
#html2(){<pre><code>loaddll "HmPipe.hmf"; // 秀丸パイプの動的リンクです
message dllfuncstr("HmPipeRun", "hoge", "cscript.exe", "//nologo test.vbs" );
freedll; // loaddllしたライブラリを解放します</code></pre>}
-test.vbs
#html2(){<pre><code>Option Explicit
'標準入力を取得
Dim output
output = WScript.StdIn.ReadAll
'標準出力に書き出し
Wscript.Echo output
Wscript.Echo output
Wscript.Quit</code></pre>}
-実行結果
&image(hogehoge.jpg)
MSDN によると、StdIn が読めるのは CScript.exe だけで、WScript.exe ではムリだそうです。
CScript.exe には、実行引数として nologo オプションを指定しておかないと StdOut に熱心なコーポレートロゴが書き込まれます。迷惑な…。
}
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