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どうも私は根本的にスプライトを理解するまでヒトヤマありました。多分、一般的な ”スプライト”の言葉の意味にひっぱられて広義に解釈できなかっただけとは思うんですが…。 まず狭義におけるスプライト:拡大縮小・回転・平行移動については、一旦忘れましょう。簡単に言えば ParaFla のスプライトとは、フォトショでいうレイヤーで、イラレでいうグループです。キャンバスなど素地や土台、受け皿のようなものになります。 理系っぽく言い換えると ParaFla のスプライトは、タイムラインに沿ってテキスト、画像、AS を配置する一種のコンテナ機能です(ちなみに、タイムラインはフレーム単位です)。ネストのように、スプライト自体を別のスプライトのタイムライン上に配置することが可能です。つまり ParaFla フラッシュの設計としては、たった一つのスプライトで終始することも、「一連のアニメーションを記述したスプライトを、それとは別に遷移を管理するスプライトから呼び出す」ことも出来て、規模に応じて各々が作りやすいよう切り替えていきます。 スプライトの階層化が理解できたら、根元の存在が気になります。ParaFla では最初から削除不能な”(メイン)”というスプライトが存在します。これがいわゆる根元になっていて、ParaFla フラッシュの実行開始点にあたります。なので、この根元の(メイン)スプライトに各種リソースや子スプライトを追加していきます。たいていの場合、(メイン)にゴリゴリとアニメーションを書き込んでいくか、遷移の管理を書き込んでいくかするはずです。また(メイン)は、ParaFla の AS からは ”ルート” として扱われるスプライトになります。 それを踏まえて、拡大縮小・回転・平行移動について説明します。 -「位置情報」は、画像にも ParaFla スプライト全体にも個別に設定できる。 -AS からは ParaFla スプライトの「位置情報」のみアクセス可能 頭がこんがらがるポイントですが、これさえ理解できたら完璧です。 たとえば、コンテナである ParaFla スプライトを新たに作成し、画像を ParaFla スプライト上に配置します。その時、タイムライン上でのフレームと同時に、画像の「位置情報」を設定できます。いわゆる狭義におけるスプライト:拡大縮小・回転・平行移動の設定です。かくして ParaFla スプライト上に画像を配置できましたが、この中身の詰まった ParaFla スプライトを(メイン)など別のスプライト上に配置しますと、この時再び、配置するスプライトの「位置情報」を設定できます。もちろん画像の「位置情報」と違って、スプライトの「位置情報」は、スプライトに含まれる画像などのリソース全体に影響します。また、アクションスクリプトを記述する上で重要なのが、 ”ParaFla の AS から操作できるのは ParaFla スプライトの「位置情報」のみ” という事です。スプライトに配置した画像の「位置情報」は AS からは直接タッチできません。画像を操作したかったら、一枚っきりの単純なイメージでも必ずスプライトに格納し、スプライトを丸ごと操作する手順を踏みます。 言ってしまえばコレだけなのですが、この点をストレートにまとめた文献が少ないので、私はわりと暗中模索にゲンナリしてしまいました。乱筆ですが、一人でも多くサクッとつかめてもらえれば幸いです。 ----
どうも私は根本的にスプライトを理解するまでヒトヤマありました。多分、一般的な ”スプライト”の言葉の意味にひっぱられて広義に解釈できなかっただけとは思うんですが…。 まず狭義におけるスプライト:拡大縮小・回転・平行移動については、一旦忘れましょう。簡単に言えば ParaFla のスプライトとは、フォトショでいうレイヤーで、イラレでいうグループです。キャンバスなど素地や土台、受け皿のようなものになります。 理系っぽく言い換えると ParaFla のスプライトは、タイムラインに沿ってテキスト、画像、AS を配置する一種のコンテナ機能です(ちなみに、タイムラインはフレーム単位です)。ネストのように、スプライト自体を別のスプライトのタイムライン上に配置することが可能です。つまり ParaFla フラッシュの設計としては、たった一つのスプライトで終始することも、「一連のアニメーションを記述したスプライトを、それとは別に遷移を管理するスプライトから呼び出す」ことも出来て、規模に応じて各々が作りやすいよう切り替えていきます。 スプライトの階層化が理解できたら、根元の存在が気になります。ParaFla では最初から削除不能な”(メイン)”というスプライトが存在します。これがいわゆる根元になっていて、ParaFla フラッシュの実行開始点にあたります。なので、この根元の(メイン)スプライトに各種リソースや子スプライトを追加していきます。たいていの場合、(メイン)にゴリゴリとアニメーションを書き込んでいくか、遷移の管理を書き込んでいくかするはずです。また(メイン)は、ParaFla の AS からは ”ルート” として扱われるスプライトになります。 それを踏まえて、拡大縮小・回転・平行移動について説明します。 -「位置情報」は、画像にも ParaFla スプライト全体にも個別に設定できる。 -AS からは ParaFla スプライトの「位置情報」のみアクセス可能 頭がこんがらがるポイントですが、これさえ理解できたら完璧です。 たとえば、コンテナである ParaFla スプライトを新たに作成し、画像を ParaFla スプライト上に配置します。その時、タイムライン上でのフレームと同時に、画像の「位置情報」を設定できます。いわゆる狭義におけるスプライト:拡大縮小・回転・平行移動の設定です。かくして ParaFla スプライト上に画像を配置できましたが、この中身の詰まった ParaFla スプライトを(メイン)など別のスプライト上に配置しますと、この時再び、配置するスプライトの「位置情報」を設定できます。もちろん画像の「位置情報」と違って、スプライトの「位置情報」は、スプライトに含まれる画像などのリソース全体に影響します。また、アクションスクリプトを記述する上で重要なのが、 ”ParaFla の AS から操作できるのは ParaFla スプライトの「位置情報」のみ” という事です。スプライトに配置した画像の「位置情報」は AS からは直接タッチできません。画像を操作したかったら、一枚っきりの単純なイメージでも必ずスプライトに格納し、スプライトを丸ごと操作する手順を踏みます。 言ってしまえばたったコレだけなのですが、この点をストレートにまとめた文献が少ないので、私はわりと暗中模索にゲンナリしてしまいました。乱筆ですが、一人でも多くサクッとつかめてもらえれば幸いです。 ----

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