バイエルン

ババリア Bayern, Bavaria

ドイツ南部の地域で、中世以来公国、選定侯領、王国。現在ドイツ連邦共和国の一州。この地を占領したゲルマンの一混成部族バヨウァリ人からその名がある。民族移動後フランク王国に服し、オットー1世の時代に神聖ローマ帝国に包摂されている。12世紀以降1918年までヴィッテルスバハ家が支配した。バイエルンは宗教改革以後ドイツにおけるカトリック勢力の中心的領邦となり、バイエルン公は1623年に選帝侯、1806年に国王となった。ドイツ帝国においても独自の地位を保ったが、1918年ドイツ革命で王制廃止。

(出典:山川『世界史小事典』519ページ。)








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最終更新:2007年12月18日 14:52
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