巨人小笠原、深夜のコンビニバイトを始めるも死亡

1 : 風吹けば名無し[] : 投稿日:2010/02/16 14:28:56ID:hRGAxw0g BE:1161558465-2BP(0) [1/1回]
「射っ精~」

コンビニに入った瞬間、レジに立っていた冴えない中年男の台詞に私は自分の耳を疑った。
深夜3時。店内に他の客は一人もいない。中年男は口端を吊り上げ私の方を見ていた。目は笑っていなかった。
気味の悪いコンビニだ。立ち読みしようと思っていた雑誌の棚を通り過ぎ、適当にブリトーとメンチカツを手に取りレジへ行った。
レジの中年男はまだ私を見ていた。「研修中 巨人小笠原死刑囚」―― 何となく、嫌な名前だと感じた。
「チンしちゃいかんのか?」中年男の視線は明らかに私の股間を貫いていた。私は丁重に断ると、
店員を折りたたんで電子レンジに詰め込み、スタートボタンを押した。

私がコンビニを出ると、後ろから店長らしき男に連れられた若い店員がうなだれて出てきた。
「吉見君、内引きも立派な犯罪だ。警察に行こうね(ニッコリ」
店長の名札を見ることなく立ち去った私だったが、胸元には「大正義原監督」と書いてあるのだろうと何となく思った。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年02月05日 01:37
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。