「梅宮大社」(2008/09/25 (木) 16:21:15) の最新版変更点
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&sizex(6){&bold(){梅宮大社}}
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、胡口靖夫「橘氏の氏神梅宮神社の創祀者と遷座地橘三千代と橘諸兄をめぐって」(『国学院雑誌』78-8・1977)、京都府教育庁文化財保護課編『京都府の近世社寺建築』(京都府教育委員会・1983)ほか
&ref(umenomiyataisha.jpg) &ref(umenomiyataisha2.jpg) &ref(umenomiyataisha3.jpg)
&sizex(5){&color(red){概略}}
&bold(){梅宮大社}(うめのみやたいしゃ)は、京都市右京区梅津にある神社。酒解神・洒解子神・大若子神(おおわくご)・小若子(こわくご)神の四座を本殿に、橘清友・その娘の嘉智子(嵯峨天皇皇后、檀林皇后)・嵯峨天皇・仁明天皇の四柱を相殿に祀っている。式内社、二十二社のひとつで、旧社格は官幣中社。現在は神社本庁に属さない単立神社で、酒造の神として、また子授けや安産の神としても信仰されている。
&sizex(5){&color(red){歴史}}
正確な鎮座年は不明である。橘氏の祖である県犬養三千代が祀った神を、その子の橘諸兄が建立した円提寺(井手寺とも)に橘氏出身の檀林皇后橘嘉智子が祀り(橘諸兄が祀ったという説もある)、宮人に神託が下って大幣に預からなかったことを怒ったため円提寺より現在地に移されたという。平安期には二十二社中の17番目に列せられ、治承4年(1180)には正一位を授けられている。橘氏の氏神でもあるため、祭日には橘氏が五位1人を奉幣使としたが、県犬養三千代が[[藤原不比等>藤原氏]]夫人(のちに聖武天皇皇后光明子を産む)となった関係から、後には[[藤原氏]]の長者がそれを代行した。祭を務める橘氏の長者のことを特に是定(ぜじょう)とよぶ。平安末には次第に衰退し、社領が押領されるに至った。中世も[[藤原氏]]と橘氏の守護神として祭祀は続いていたものの、文明6年(1474)の戦火に巻き込まれて焼失。元禄13年(1700)にも社殿が焼失したため、同年中に江戸幕府5代将軍[[徳川綱吉>徳川氏]]によって本殿以下の社殿の修復が行われた。昭和26年(1951)には梅宮神社から梅宮大社と改称された。その祭神により造酒者による信仰が盛んである。境内には梅が多いが、これは社名に加えて「産め」にかけたもので、約35種500本の木が植えられている。
&sizex(5){&color(red){建築物}}
***本殿
元禄13年(1700)の建立。三間社流造、檜皮葺。本殿の東側には「またげ石」という小石が二個あり、またぐと子宝に恵まれるという。これは橘嘉智子がここで祈祷し仁明天皇を授かったという後代の伝説によるもの。
***拝殿
元禄13年(1700)に建立されたが、台風による被害で大破し、文政5年(1822)に再建された。入母屋造、銅板葺。
***楼門
拝殿と同様に元禄13年(1700)に建立されたものが文政12年(1829)に再建された。入母屋造、本瓦葺。
***神苑
約3,000坪(1万平方メートル)の[[池泉回遊式庭園]]で、江戸時代に現在の姿に整えられたという。本殿を取り囲むように東・北・西の三つの庭からなる。以前は桂川より水を引き(現在は中止)、東神苑にある咲耶池に注いでいた。池には茶室を有する浮島を配している。近年、花菖蒲やキリシマツツジなどの花が咲く名所として知られるようになった。
&sizex(5){&color(red){文化財}}
***国宝
なし
***重要文化財(建造物)
なし
***重要文化財(美術工芸品)
なし
&sizex(5){&color(red){拝観情報}}
住所 京都市右京区梅津フケノ川町30
電話番号 075-861-2730
拝観時間 神苑参拝9:00~17:00(受付16:30)
拝観料 境内自由、神苑参拝500円
アクセス 市バス「梅ノ宮神社前」下車徒歩2分
駐車場 無料駐車場あり
&sizex(5){&color(red){主な祭事}}
2月11日 甘酒祭
3月第1日曜日 梅産祭
4月中酉日 献酒報告祭
4月上旬 紅しだれコンサート
4月第3日曜日 桜祭
6月第3日曜日 檀林皇后祭
6月30日 夏越大祓式
11月上卯日 醸造安全繁栄祈願祭
12月19日 護王社例祭
12月31日 歳越大祓式・除夜式
&sizex(5){&color(red){その他}}
&sizex(5){&color(red){リンク}}
梅宮大社オフィシャル http://www.umenomiya.or.jp/
----
#amazon(text,image,4763805576)
&sizex(6){&bold(){梅宮大社}}
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、胡口靖夫「橘氏の氏神梅宮神社の創祀者と遷座地橘三千代と橘諸兄をめぐって」(『国学院雑誌』78-8・1977)、京都府教育庁文化財保護課編『京都府の近世社寺建築』(京都府教育委員会・1983)ほか
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&sizex(5){&color(red){概略}}
&bold(){梅宮大社}(うめのみやたいしゃ)は、京都市右京区梅津にある神社。酒解神・洒解子神・大若子神(おおわくご)・小若子(こわくご)神の四座を本殿に、橘清友・その娘の嘉智子(嵯峨天皇皇后、檀林皇后)・嵯峨天皇・仁明天皇の四柱を相殿に祀っている。式内社、二十二社のひとつで、旧社格は官幣中社。現在は神社本庁に属さない単立神社で、酒造の神として、また子授けや安産の神としても信仰されている。
&sizex(5){&color(red){歴史}}
正確な鎮座年は不明である。橘氏の祖である県犬養三千代が祀った神を、その子の橘諸兄が建立した円提寺(井手寺とも)に橘氏出身の檀林皇后橘嘉智子が祀り(橘諸兄が祀ったという説もある)、宮人に神託が下って大幣に預からなかったことを怒ったため円提寺より現在地に移されたという。平安期には二十二社中の17番目に列せられ、治承4年(1180)には正一位を授けられている。橘氏の氏神でもあるため、祭日には橘氏が五位1人を奉幣使としたが、県犬養三千代が[[藤原不比等>藤原氏]]夫人(のちに聖武天皇皇后光明子を産む)となった関係から、後には[[藤原氏]]の長者がそれを代行した。祭を務める橘氏の長者のことを特に是定(ぜじょう)とよぶ。平安末には次第に衰退し、社領が押領されるに至った。中世も[[藤原氏]]と橘氏の守護神として祭祀は続いていたものの、文明6年(1474)の戦火に巻き込まれて焼失。元禄13年(1700)にも社殿が焼失したため、同年中に江戸幕府5代将軍[[徳川綱吉>徳川氏]]によって本殿以下の社殿の修復が行われた。昭和26年(1951)には梅宮神社から梅宮大社と改称された。その祭神により造酒者による信仰が盛んである。境内には梅が多いが、これは社名に加えて「産め」にかけたもので、約35種500本の木が植えられている。
&sizex(5){&color(red){建築物}}
***本殿
元禄13年(1700)の建立。三間社流造、檜皮葺。本殿の東側には「またげ石」という小石が二個あり、またぐと子宝に恵まれるという。これは橘嘉智子がここで祈祷し仁明天皇を授かったという後代の伝説によるもの。
***拝殿
元禄13年(1700)に建立されたが、台風による被害で大破し、文政5年(1822)に再建された。入母屋造、銅板葺。
***楼門
拝殿と同様に元禄13年(1700)に建立されたものが文政12年(1829)に再建された。入母屋造、本瓦葺。
***神苑
約3,000坪(1万平方メートル)の[[池泉回遊式庭園]]で、江戸時代に現在の姿に整えられたという。本殿を取り囲むように東・北・西の三つの庭からなる。以前は桂川より水を引き(現在は中止)、東神苑にある咲耶池に注いでいた。池には茶室を有する浮島を配している。近年、花菖蒲やキリシマツツジなどの花が咲く名所として知られるようになった。
&sizex(5){&color(red){文化財}}
***国宝
なし
***重要文化財(建造物)
なし
***重要文化財(美術工芸品)
なし
&sizex(5){&color(red){拝観情報}}
住所 京都市右京区梅津フケノ川町30
電話番号 075-861-2730
拝観時間 神苑参拝9:00~17:00(受付16:30)
拝観料 境内自由、神苑参拝500円
アクセス 市バス「梅ノ宮神社前」下車徒歩2分
駐車場 無料駐車場あり
&sizex(5){&color(red){主な祭事}}
2月11日 甘酒祭
3月第1日曜日 梅産祭
4月中酉日 献酒報告祭
4月上旬 紅しだれコンサート
4月第3日曜日 桜祭
6月第3日曜日 檀林皇后祭
6月30日 夏越大祓式
11月上卯日 醸造安全繁栄祈願祭
12月19日 護王社例祭
12月31日 歳越大祓式・除夜式
&sizex(5){&color(red){その他}}
***京都検定出題
平成18年(2006)第3回京都検定2級出題
「酒解神、酒解子神らを祭神とし、子宝に恵まれるといわれる「跨げ石」がある神社はどこか。」
&sizex(5){&color(red){リンク}}
梅宮大社オフィシャル http://www.umenomiya.or.jp/
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