「宇治上神社」(2008/08/14 (木) 12:28:43) の最新版変更点
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&sizex(6){&bold(){宇治上神社}}
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか
&ref(ujigamijinjya.jpg) &ref(ujigamijinjya2.jpg) &ref(ujigamijinjya3.jpg)
&sizex(5){&color(red){概略}}
&bold(){宇治上神社}(うじがみじんじゃ)は、京都府宇治市にある神社。祭神は応神天皇とその子仁徳天皇、菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)。最古の神社建築と寝殿造の様式を今に伝える貴重な社殿が現存し、[[古都京都の文化財]]の一部として世界遺産に登録されている。
&sizex(5){&color(red){歴史}}
創建年代ははっきりしない。文献には治暦3年(1067)に後冷泉天皇が[[平等院]]行幸の際、離宮明神に神位を与えたと記されている。明治維新前はすぐ近くの宇治神社を併せて宇治離宮明神、八幡社と呼ばれ、[[平等院]]の鎮守社ともいわれた。宇治神社を下社・若宮とするのに対して、宇治上神社は上社・本宮と呼ばれている。本殿及び拝殿の建立年代を明らかにするため、年輪年代測定による調査が平成15年(2003)12月から翌年2月にかけて奈良文化財研究所・宇治市などにより行われた。その結果、拝殿には建保3年(1215)頃伐採された桧が使われており、その後の造営であることがわかった。本殿は康平3年(1060)ごろのものとされ、現存最古の神社建築であることが裏付けられるとともに、永承7年(1052)創建の[[平等院]]との深い関連性が考えられる。
&sizex(5){&color(red){建築物}}
***本殿・内殿
現存する日本最古の社殿。檜皮葺、一間社流れ造で平安時代の建築である三殿が並び、この内殿を桁行5間、梁行3間の檜皮葺、流れ造の覆屋(おおいや)で保護している。通常、覆屋の中に入ることはできないが、格子障壁を通して内殿を拝観することは可能。内殿の中央の「中殿」は応神天皇を、「左殿」(向かって右側)は菟道稚郎子命を、「右殿」(向かって左側)は仁徳天皇を祀っている。左右両殿の蟇股は、中尊寺金色堂と[[上醍醐>醍醐寺]]薬師堂とともに、平安時代の「三名蟇股」とされる。
***拝殿
切妻造、檜皮葺で、鎌倉時代の建築。宇治離宮の建築物が移築されたものといい、寝殿造の趣きを伝えている。美しい曲線を描く屋根は、妻に庇をつけて軒の隅と隅を結ぶ縋破風(すがるはふ)という手法を用いている。拝殿横に湧く桐原水は、宇治七名水の中で唯一現存するもの。
***春日神社
本殿の東側にある宇治上神社の摂社で、本殿は鎌倉時代の建築。檜皮葺、一間社流造の小さな社であり、[[藤原一族>藤原氏]]の守護神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)と天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀っている。[[平等院]]の鎮守社として[[藤原一族>藤原氏]]の繁栄を願って築造されたものと伝わる。春日神社の横には「天降石」と呼ばれる巨石があり、古代の磐座(神の鎮座する場所)として信仰が篤い。
&sizex(5){&color(red){文化財}}
***国宝
本殿 拝殿
***重要文化財(建造物)
春日神社本殿
***重要文化財(美術工芸品)
本殿扉絵(4面)
&sizex(5){&color(red){拝観情報}}
住所 京都府宇治市宇治山田59
電話番号 0774-21-4634
拝観時間 9:00~16:30
拝観料 境内自由
アクセス JR奈良線「宇治駅」下車徒歩15分
駐車場 なし
&sizex(5){&color(red){主な祭事}}
&sizex(5){&color(red){その他}}
***京都検定出題
平成16年(2004)第1回京都検定3級出題
「本殿が神社建築の最古の社殿とされる世界遺産に登録されている神社はどこか。」
平成17年(2005)第2回京都検定2級出題
「宇治上神社に湧き出ている宇治七名水のひとつは何か。」
&sizex(5){&color(red){リンク}}
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&sizex(6){&bold(){宇治上神社}}
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか
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&bold(){宇治上神社}(うじかみじんじゃ)は、京都府宇治市にある神社。祭神は応神天皇とその子仁徳天皇、菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)。最古の神社建築と寝殿造の様式を今に伝える貴重な社殿が現存し、[[古都京都の文化財]]の一部として世界遺産に登録されている。
&sizex(5){&color(red){歴史}}
創建年代ははっきりしない。文献には治暦3年(1067)に後冷泉天皇が[[平等院]]行幸の際、離宮明神に神位を与えたと記されている。明治維新前はすぐ近くの宇治神社を併せて宇治離宮明神、八幡社と呼ばれ、[[平等院]]の鎮守社ともいわれた。宇治神社を下社・若宮とするのに対して、宇治上神社は上社・本宮と呼ばれている。本殿及び拝殿の建立年代を明らかにするため、年輪年代測定による調査が平成15年(2003)12月から翌年2月にかけて奈良文化財研究所・宇治市などにより行われた。その結果、拝殿には建保3年(1215)頃伐採された桧が使われており、その後の造営であることがわかった。本殿は康平3年(1060)ごろのものとされ、現存最古の神社建築であることが裏付けられるとともに、永承7年(1052)創建の[[平等院]]との深い関連性が考えられる。
&sizex(5){&color(red){建築物}}
***本殿・内殿
現存する日本最古の社殿。檜皮葺、一間社流れ造で平安時代の建築である三殿が並び、この内殿を桁行5間、梁行3間の檜皮葺、流れ造の覆屋(おおいや)で保護している。通常、覆屋の中に入ることはできないが、格子障壁を通して内殿を拝観することは可能。内殿の中央の「中殿」は応神天皇を、「左殿」(向かって右側)は菟道稚郎子命を、「右殿」(向かって左側)は仁徳天皇を祀っている。左右両殿の蟇股は、中尊寺金色堂と[[上醍醐>醍醐寺]]薬師堂とともに、平安時代の「三名蟇股」とされる。
***拝殿
切妻造、檜皮葺で、鎌倉時代の建築。宇治離宮の建築物が移築されたものといい、寝殿造の趣きを伝えている。美しい曲線を描く屋根は、妻に庇をつけて軒の隅と隅を結ぶ縋破風(すがるはふ)という手法を用いている。拝殿横に湧く桐原水は、宇治七名水の中で唯一現存するもの。
***春日神社
本殿の東側にある宇治上神社の摂社で、本殿は鎌倉時代の建築。檜皮葺、一間社流造の小さな社であり、[[藤原一族>藤原氏]]の守護神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)と天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀っている。[[平等院]]の鎮守社として[[藤原一族>藤原氏]]の繁栄を願って築造されたものと伝わる。春日神社の横には「天降石」と呼ばれる巨石があり、古代の磐座(神の鎮座する場所)として信仰が篤い。
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***国宝
本殿 拝殿
***重要文化財(建造物)
春日神社本殿
***重要文化財(美術工芸品)
本殿扉絵(4面)
&sizex(5){&color(red){拝観情報}}
住所 京都府宇治市宇治山田59
電話番号 0774-21-4634
拝観時間 9:00~16:30
拝観料 境内自由
アクセス JR奈良線「宇治駅」下車徒歩15分
駐車場 なし
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***京都検定出題
平成16年(2004)第1回京都検定3級出題
「本殿が神社建築の最古の社殿とされる世界遺産に登録されている神社はどこか。」
平成17年(2005)第2回京都検定2級出題
「宇治上神社に湧き出ている宇治七名水のひとつは何か。」
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