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十一面観音


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十一面観音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか


概略
十一面観音 (じゅういちめんかんのん)は、仏教の信仰対象である菩薩のひとつ。サンスクリットではエカーダシャムッカといい「11の顔を持つもの」の意である。観音菩薩の変化神のひとつであり、六観音のひとつでもある。十一面観音はその深い慈悲により衆生の中から一切の苦しみを抜き去る功徳を施す仏であるとされ、女神のような官能的な容姿に造られたものが多い。

名称
日本語では「十一面観音」、「十一面観世音菩薩」などさまざまな呼び方があるが、国宝、重要文化財等の指定名称は「十一面観音」に統一されている。

像容
玄奘訳の「十一面神咒心経」にその尊容が明らかにされている通り、本体の顔以外に11の顔を持つ菩薩である。多くの十一面観音は、頭部正面に阿弥陀如来の化仏(けぶつ)をいだき、頭上には仏面、菩薩面、瞋怒面(しんぬめん)、狗牙上出面(くげじょうしゅつめん)、大笑面など、人間の喜怒哀楽を表現した面を乗せる。瞋怒面は眉を吊り上げ、口をへの字に結んで怒りの表情を表したもの、狗牙上出面は結んだ唇の間から牙を現すもの、大笑面は大口を開けて笑う表情を表したものである。通例、頭頂に仏面、頭上の正面側に菩薩面(3面)、左側(向かって右)に瞋怒面(3面)、右側(向かって左)に狗牙上出面(3面)、拝観者からは見えない背面に大笑面(1面)をあらわす。右手は垂下し、左手には蓮華を生けた花瓶を持っている姿であることが多い。ただし、彫像の場合は右手の数珠が省略もしくは亡失したものが少なくない。

日本における造形例
真言宗?豊山派総本山である長谷寺の本尊は、左手には通常通り蓮華を生けた花瓶を持っているが、右手には大錫杖を持ち、岩の上に立つのが最大の特徴。豊山派の多くの寺院に安置された十一面観音はこの像容となっているため、通常の十一面観音と区別して「長谷寺式十一面観音」もしくは「長谷式十一面観音」と呼ばれる。空海によって伝えられた密教?では、不空の訳経に基づく四臂像も造像されたが、日本における作例は二臂像が圧倒的に多い。

日本における代表的な十一面観音像

奈良時代(天平期)

大御堂観音寺?本尊像  国宝
奈良・聖林寺像  国宝

平安時代

六波羅蜜寺?本尊像  国宝
大阪・道明寺本尊像  国宝
奈良・法華寺本尊像  国宝
奈良・室生寺金堂像  国宝
滋賀・向源寺(渡岸寺観音堂)本尊像  国宝
滋賀・櫟野寺本尊坐像  重要文化財
福井・羽賀寺本尊像  重要文化財

鎌倉時代以降

宝積寺?本尊像  重要文化財
法金剛院?坐像  重要文化財
大報恩寺千本釈迦堂)像  重要文化財
奈良・長谷寺本尊像  重要文化財


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