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第3話 えんぴつとメール」(2007/12/11 (火) 15:33:21) の最新版変更点

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<div class="entry_text">夜に目を覚ましてケータイをチェックしてみるが、未だ反応はない。<br> 言ってみればあれは本当に偶然が重なった出会いなわけで、<br> (・・・どこで打ち切られても仕方ないか)<br> そうひとりごちてカップラーメンを食べていると、突如ケータイが光りだした。それを俺は光の速さで手にとり、開く。カップラーメン? そんな物知らん。相手は・・・。<br> えんぴつ女史キター!!<br> 『おきてますか?』<br> 早きこと風の如くケータイの文字盤を叩く。興奮しすぎの俺キモい。<br> 「はい、大丈夫です」<br> 『やっとバイト終わりましたー』<br> 「お疲れ様です。大変でしたか?」<br> 『今日はお客さんが多くて大変でした』<br> 「うわー。接客ですか?」<br> 『はいー、飲食店なんです』<br> 飲食店か、長いこと利用してないな・・・。そもそも飯屋なんて独りで行っても寂しいことこの上ない。昔は家族と行くこともあったが、一人暮らしを始めてから友人と呼べる相手なんて全くいないからな。<br> 『○○○ってお店なんですよ』<br> ・・・大型チェーン店。そこら中に溢れているからどこの店かは判別できない。少なくともファミレスだというのはわかった。・・・ウェイトレスさんキター!<br> 「ドリンクバーで粘れるお店ですねw」<br> 『あれは困りますお客さんw』<br> 俺はやったことないけどね。DQNがいたら視線をそらす俺マジ小市民。<br> 「今は帰宅中ですか?」<br> 『バスに揺られてますー』<br> 「結構遠いんですか?」<br> 『いえそんなには?』<br> なぜか疑問形。<br> それからえんぴつが自宅に着いてからも適当なやり取りを続けたが、いつの間にか時間が0時近いことに気づいた。<br> 「そろそろ0時になりますけど、明日大丈夫ですか?」<br> 『確かに! 明日もあるので失礼させていただいていいですか・・・?』<br> 「了解しました。お疲れさまです」<br> 『いえいえ、なんだかずっと付き合っていただいてありがとうございましたー。おやすみなさい^^』<br> 俺もこの後しばらくレトロなゲームで時間を潰していたが、しばらくして最初の電話の報告したスレを探してみた。<br> 過去ログ送り。<br> まぁ、仕方ないか。</div>

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