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第11話 普通マジック」(2007/12/11 (火) 15:48:20) の最新版変更点

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<p>ばいとぉぉっぁああぁぁあ…あふん。<br> 休もうにも既に先週1回変わって貰っている。何回もやると俺の股間・・・じゃなくて沽券に関わる。<br> 「・・・実は・・・夕方からバイト入ってるんだ」<br> 血涙。ポッケに突っ込まれた拳がギュチギュチ音を立てる。<br> 「え、そうなんですかー?」<br> 「わざわざ頑張ってこなくてもよかったのにw」<br> 「いや、折角誘って貰ったしさw」<br> 片桐と細野の残念そうな表情が俺の心に雨を降らせる。誰か止めてくれ。<br> 間の悪さもしかる事ながら、運の悪さも最狂だと思った。<br> 「それじゃアド交換しといてまた都合つく時にって感じで?」<br> 「ぇ」<br> 「そうですねー」<br> 「ぇ、ぇ」<br> 細野が女神様に見えた。<br> 「そんな警戒しなくても大丈夫だってww」<br> 俺はどんな顔をしていたのだろう。<br> 「いやいや、そうじゃなくて。なんか悪いから」<br> 「付き合わせたのはこっちですからー」<br> ということで間宮と細野とアドレスを交換。テンションはウナギ登り。今ならオーガとでも戦えるだろう。負けるけど。<br> そのテンションのまま店員の兄ちゃんに高々と諭吉を叩きつけ、釣りを貰う。<br> 「え、払いますよ」<br> 片桐が自分の分を出そうとしてくるが、ここは男として気前のいいところを見せねば。<br> 「いや、楽しかったからいいよw」<br> 「んーと・・・それじゃ、次は出させてくださいねー?」<br> それで納得。<br> 何故かあんまり間宮と話をした記憶が無い。女性陣連中と浮かれてるのは見たけど俺が絡んだのは少なかったな。<br> <br> <br> <br> <br> とまぁ、ファーストコンタクトはこんな感じだった。<br> 今打ち込んでて思ったんだが・・・結構普通だよな?<br> だけどあの時の俺は頭の中完全パニック。ウヒヒヒヒヒヒみたいな。<br> 【デート商法・・・。<(^o^)>なんてこったい】<br> 縁起でもないこと言うなww<br> とりあえず、一通りさっくりまとめておこう。<br> ~えんぴつ~<br> 女子大生・肩の後ろくらいまでのセミロング・ふくよかバスツッ!<br> ~細身~<br> 女子大生・ポニテポニテ・ひょろい<br> ~普通~<br> 女子大生・普通<br> こんなところだな。<br> 【ジッポはだれが一番好みよ?】<br> いや、甲乙つけられん。<br> ちょwwなんだこれwwっうぇwwwww<br> 【どうしたw】<br> ポッケにコーヒー用のスプーンが13本も入ってやがるww<br> 【誰だwww】<br> たぶん普通だwwあいつ話さないと思ってたらwww<br> 【俺はえんぴつが誰と間違えてジッポの携帯にかけたのかがすごく気になっているんだが】<br> 【そういえばそれが一番肝心なところだな】<br> ああ、なんか友達とか言ってた。赤外線使わないのか聞いたら機能を把握しておらず、メールで送るってのは気がつかなかったそうだ。<br> 【これからさらに仲が良くなってゆくゆくは・・・wktk!】<br> 【だが現実は厳しい。そのうち連絡しても「ごめんちょっといまは」とかで済まされるように・・・】<br> そしてジッポ最後の書き込みは「やっぱ人生そんなもん」。・・・何言わせんだファック!<br> 【さしずめジッポは電話男か】<br> 【むしろ電波】<br> 【もしかしてジッポはこれをネタに~男シリーズで出版をねらってるのか?】<br> 俺はセクロスしか狙ってないぜ。だって本になっても俺に金入るわけじゃないもの。<br> 【印税出るだろう。それはそうと時間を見計らって3人にメールだな。普通にはスプーンありがとうともw】<br> あぁ、バイト中に考えとくw<br> さて、お父ちゃんは出稼ぎに行ってくるでよ。22時くらいに帰る。いてきま!</p>

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