グローランサ神名録

私家版・グローランサ神名録(ドラフト)

  • ヒーローウォーズ/Work on Progress 対応版。
  • 私家版ですので勘違い・オフィシャルの設定変更などあってもご容赦下さい。
  • ※はRQでは全く触れられたことがなかった神様です。

◎補足・解説・投稿・つっこみ等おまちしております。


アーカット Arkat
第一期の英雄、グバージの仇敵、あるいはグバージ

アーカットは彼が“裏切り者”と呼んだ混沌の神グバージを倒すための叙事詩的な戦役を繰り広げ、「曙の時代」を終わらせた英雄である。彼は最初、西方の高潔な騎士として現れた。後に蛮族の死の神フマクトの英雄となり、最後にはグバージと戦う力を得るために人間性さえかなぐりすて、トロウルとなってグバージを一騎打ちの末にうち倒したと伝えられる。その後、彼はラリオスへ引退してトロウルと人間による「暗黒帝国」を築いた。
西方では彼は異教へ堕落した悲劇的な人物として記憶される。また彼はオーランス人にはフマクトと人類を裏切ってトロウルとなった者として憎悪されている。ダラ・ハッパ人は、啓蒙の光の神ナイサロールを殺し光の帝国を瓦解させた彼を“裏切り者”グバージと呼ぶ。
アーカットは各地方で多くの異なる姿であらわされる。




褐色の男

イリピー・オントールは七母神の一柱であり、ユスッパ出身の学者である。かつてはダラ・ハッパの知識神ブセリアンの司祭だったが、その背教者となった。彼はルナー帝国の法と教育を体現している。
彼の描像は年輩の男で、あご髭はないが、濃い口ひげがあり、伝統的なブセリアンのローブを身にまとっている。

加入条件:教育を受けたもの、あるいは教育を受ける熱意のあるもの。
アトリビュート:〈知識をあたえる〉、〈イリピー・オントールのルナーの道〉、〈新ぺローリア語を読む〉、〈新ぺローリア語を書く〉、〈よく教育されている〉、《月眼》
美徳:〈想像力に富む〉、〈細心な〉、〈衒学的〉
縁故:《イリピー・オントールの修練者(ノウィタース)》または《イリピー・オントールの叙聖者(オルディナートゥス)》、〈[寺院]の一員〉

神力:
《読み書き》(《文書の記憶》、《文書を保護する》、《ブセリアンの暗号を読み解く》、《ランカー・マイの文書を読む》、《マルキオンの魔術書を読む》》)

典範書:
『検証の秘儀の書』(《ルーンの力を検証する》、《[異国の書きもの]を読む(難度により、D:+1~+6)》、《物品の来歴を読む》、《歴史的な出来事を見聞きする(遡る時間により、D:+2~+10)》)

魔道書:
『知識の光の書』(《混乱を払う》、《真実の眼もくらむ光》、《嘘言の裏を読む》、《洞察を明らかとする儀式》)

奥義:《敵神の眼をくらませる》





シリーラのオデイラ Odayla in Sylilla
熊、狩猟の神

オデイラは狩りの神であり、オーランスの兄弟である。「野の姫」の息子である彼は、獣と人間のあいだのものであり、また森と人里の境界に立つものでもある。「星の熊」として、彼はオーランスの光持ち帰りし者たちの探索を助けた。オデイラは毎年死しては甦る熊でもある。シリーラ君主領では、主神として信仰されており、さまざまな下位カルトをもつ。

加入条件:特になし
アトリビュート:〈登攀〉、〈レスリング〉、〈避難場所を見つける〉、〈釣り〉、〈植物知識〉、〈オデイラの神話〉、〈雷鳴の兄弟の神話〉、〈弓術〉、《魂視》
美徳:〈忍耐強い〉、〈勇敢〉、〈自然への敬意〉
縁故:《オデイラの入信者》または《オデイラの帰依者》、〈[寺院]の一員〉

神力
《熊》(《熊の力》、《食料をあさる》、《冬眠する》、《食い物をかぎつける》、《匂い判じ》、《熊の毛皮》、《痛みを無視する》、《獲物を怯えさせる》)
《狩り》(《鋭い視覚》、《正確な一射》、《獲物の動物を引きつける》、《雪上を走る》、《寒さに耐える》、《爆発的なスピード》、《匂いを隠す》、《電光石火の一刀》、《衝撃粉砕》)




シャーガシュShargash ※
破壊する者、赤い惑星

アルコスの大いなる戦神。シャーガシュは「赤き惑星」、「破壊する者」、「喰らう者」、「浄化の神」である。彼はイェルムの息子の一柱で、アルコスの守護神とされる。彼は修復することよりも破壊し、新たに置き換えることを是とする。彼の教義とは、「新しきものをもたらすためには、破壊は必要である」というものであり、そのため彼は生命の神でもある。イェルムの死後、彼は反逆の神々や偽りの太陽と戦い続けた。やがて大暗黒が訪れると、彼は世界全土を破壊し、それによってグローランサを浄化し、イェルムの帰還に備えた。
彼は何本もの腕をもち、その手に天空の槍、メイス、稲妻などの武器を持った戦士の姿で描かれる。





ナーザNatha ※
赤の月の女神、復讐の女神

ナーザは“均衡の女神”であり、セデーニアの変転する力の顕れである。彼女はその力を使い、生と死、光と闇、善と悪のいずれかを世界にもたらし、均衡を保つ。彼女は長く失われていたが、均衡が求められたとき、再び現れた。それは「均衡」であり、陰謀ではなかった。
彼女は現在の月の女神の相である。
ナーザは鐘を手にし、身体の半身が白色、半身が黒色の女性として描かれる。月の女神として描かれるとき、半身は赤色、半身は黒色とされる。

加入条件:すべてのルナー信者にひらかれている。
アトリビュート:〈自分に悪をはたらいたものを覚えている〉、〈ナーザのルナーの道〉、〈[シミターまたは鎌または大鎌]を用いた戦闘〉、〈攻撃をそらす〉、《月眼》
美徳:〈無慈悲〉、〈公正〉、〈楽天的〉
縁故:《ナーザの修練者(ノウィタース)》または《ナーザの叙聖者(オルディナートゥス)》、〈[寺院]の一員〉

神力
《均斉をもたらす者》(《正当な償いを見積もる》、《復讐の激怒》、《前もって自己を癒す》、《自分が傷つけたものを癒す》、《自然の揺り戻しを無視する》、《完全なる均斉》)
《月》(《異界の存在を斬る》、《魔術への防御》、《銀呪鍛の儀式》、《開かれた道を認識する》、《異界から月へと戻る》)
《ナーザ戦闘》(《切断の鋭さ》、《刃を踊り避ける》、《混乱させる突き返し(リポスト)》、《血色の鎧》、《盾を二つに割る》)

奥義:《均斉へと至る》




マスターコス Mastakos
移動者、オーランスの御者

マスターコスは「移動」の神であり、オーランスの御者である。またマスターコスは天空をだれよりも早く移動する惑星であり、うつろうことを止まない神である。

加入条件:特になし
アトリビュート:〈舞踏〉、〈チャリオット操縦〉、〈バランスをとる〉、〈疾走〉

神力
《西方への移動》(《バランス跳躍》、《同胞を運ぶ》、《止まれという嘆願に耳を貸さない》、《両足で立つ》、《踊りながら移動する》、《視界内の場所へ瞬間移動する[D:+4]》、《西方への旅》、《水の上を歩く》)
《移動》(《足跡をたどる》、《立ち止まらない》)

奥義:《家へ戻る》




最終更新:2008年02月23日 23:21
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