ありったけの憎しみを胸に ◆ga/ayzh9y.



「キラークイーン!!」

吉良は斗貴子めがけて、真っ直ぐにスタンドの拳を突き出した。
爆弾に変える必要もない、キラークイーンの一撃を叩き込めばそれで殺せる。
広瀬康一の腹に、風穴を空けた時のように。
しかし斗貴子もそう簡単には終わらせてはくれない。
彼女はすぐに地を蹴って後方へと下がり、その一撃を回避。
キラークイーンの拳は、空を切った。

(生身で、キラークイーンの攻撃に反応した……岸部露伴並の早さはあるということか。
身体能力の方もそれなり、そしてあの槍のスタンド……!!)

吉良は武装錬金についての知識を持たないが故に、サンライトハートを斗貴子のスタンドと認識していた。
あの様に光を出しながら、猛スピードで突貫できる槍なんて、スタンド能力としか思えなかったからだ。
もしも銀時からソードサムライXについての話を聞いていれば、そうはならなかっただろう。
話を聞かなかったのは、聞く必要がないと判断していたから。
彼のソードサムライXは、単に紙から出した武器だと判断していたからだ。

「うああぁぁぁっ!!」

雄たけびを上げ、斗貴子はバッグから取り出したAK74を乱射する。
突撃銃の乱射となると、バズーカの様に弾を一発一発弾くというのは流石に無理。
吉良はすぐに右へと飛び、彼女が先程まで乗り込んでいた消防車の陰に隠れた。
金属音を断続的に立てながら、銃弾は地面に落ちていく。

(あいつ、銃を……それもあんなのを持っていたのか!!
まずいな……槍相手だからと思っていたが、距離を開けるのは逆効果だ。
だが距離を詰めようにも、下手にこっちが姿を見せようとしたなら、その瞬間確実に撃ってくる……なら。)

敵の注意を逸らし、その隙に間合いを詰める。
それにうってつけの力が、自分にはある。
ジグマール戦では、マリア達を誤爆しかねない為に使えなかったが……
今は自分と、そしてあの忌々しい女以外に誰もいない。
遠慮なんてする必要はない……確実に、殺すのみ。

「キラークイーン第二の爆弾……シアーハートアタック。」


発砲を止め、斗貴子は消防車を睨みつける。
吉良が銃撃を警戒して出てこないのは、最早明白である。
恐らく、こちらがこうして接近してくるのを待ち、仕掛けてくるに違いない。

(そうはいくものか……!!)

斗貴子はサンライトハートを構え、その槍先を吉良が隠れている場所へと向けた。
遠距離への攻撃方法は、何も銃に限ったことではない。
このサンライトハートでも、これぐらいの距離ならば十分に狙うことはできる。
そう……かつて、カズキがそうしたように。

「刺し貫けぇぇっ!!」

サンライトハートを突き出すと同時に、槍先が伸びた。
憎しみを乗せたエネルギーに押し出され、凶槍は消防車を貫く。
そしてその切っ先は、吉良の肩を掠め切った。

「何!?」
「そこか……!!」
(槍が……伸びた……!?)

吉良は、サンライトハートがまさか伸縮自在だとは思ってもみなかったようである。
上手く不意をつけたことに、斗貴子がほくそ笑む。
そして、そのままサンライトハートを強く握り締め……横薙ぎを仕掛けにかかった。
このまま、吉良を横一文字に両断する。
これで殺せる……そう思った、その時だった。

『―――ヲ見ロォォォォ……!!」
「えっ……?」

不意に足元付近から聞こえてきた、不気味な声。
明らかに、吉良の声ではない。
それ以前に、人間のものであるかですら怪しかった。
戦士としての勘が、その声が危険であることを斗貴子に告げる。
とっさに斗貴子は、足元に視線を下ろすと……

『コッチヲ見ロォォォォォ……!!』
「な……何だこいつ!?」

不気味な髑髏顔をした、ラジコン程度の大きさの戦車がいた。
キラークイーン第二の爆弾、シアーハートアタック。
斗貴子がサンライトハートを伸ばしたのよりも若干早く、吉良はこれを射出していた。
サンライトハートの方に注意がいってしまっていた為に、斗貴子はその接近に気がつかなかったのだ。

(なんだか分からないが……やばい!!)

彼女はとっさにサンライトハートから片手を離し、AK74を握る。
これが吉良の攻撃なのか、それとも第三者によるものなのかは分からない。
しかし……どちらにせよ、このままではまずいのは確かである。
距離を考えれば、吉良を両断するよりも、こちらを迎撃するのが先。
シアーハートアタックを仕留めるべく、斗貴子はその引き金を引いた。
だが、その次の瞬間だった。


ズガン。

「ガハァッ!?」

シアーハートアタックから、強烈な爆炎が噴出した。
これが、第二の爆弾の能力。
熱源を探知し、自動的に迫り……そして爆発する。
シアーハートアタックは、敵を倒すまでどこまでも追尾し続ける『動く爆弾』なのだ。
その防御力の高さは半端ではなく、銃弾のダメージは皆無。
斗貴子は炎に全身を包まれ、直後に爆風の衝撃を受けて背中から消防車へと叩きつけられた。
その手のサンライトハートは、元の大きさへと戻ってしまっている。
もう片方の手にあるAK74に至っては、銃身が砕け散って使い物にならなくなっていた。
だがそれ以上に酷い有様だったのは、彼女自身だった。
純白のセーラー服は黒く焦げ付き、所々に穴が開いてしまっている。
そしてそこから覗かせている彼女の肌は、酷く焼け爛れていた。
流れ出た血は足を伝い、地面を濡らす。

『今ノ爆発ハ人間ジャネェェェェェッ!!』
「あっ……うぁっ……!!」

熱い。
体中が、熱い。
斗貴子は全身を駆け巡る火傷の痛みに、声を荒げた。
受けたダメージが、あまりにでかすぎる。
このままではまずいと感じ、斗貴子はサンライトハートを消防車のタンクに突き立てた。
タンクから勢いよく水が噴出し、彼女の全身を濡らす。
全身の痛みが引いていく……応急処置にも満たないが、それでもなにもしないよりかはマシである。
戦闘を再開すべく、斗貴子がタンクからサンライトハートを引き抜いた、その瞬間だった。
吉良はシアーハートアタックを解除し、消防車の影から飛び出した。

「うおぉぉ!!」
「っ!?」

キラークイーンが、斗貴子目掛けて何かを投げつける。
それは、地面に落ちていた小さな小石だった。
まさか投石で戦おうとするなんて、馬鹿げてる。
斗貴子は右の拳で、その小石を払おうとした。
武器で弾いては、隙が生じてしまうからだ。
だが……拳が小石に触れた、その瞬間だった。


バァン。

「っ……!?」

鈍い音が響き、火の粉が散った。
小石が爆ぜ……斗貴子の右拳が、消し飛ばされてしまった。
吉良が投げつけたのは、爆弾へと変換した小石だったのだ。
投石という陳腐な攻撃手段ならば、少なからず油断が生じる。
命中しても痛くない、大した事は無いと考えてしまうだろう。
その心理を狙い、吉良はこの攻撃を仕掛けた……結果は見ての通りである。
全身火傷に続いて、右手消失。
状況は、圧倒的に吉良の有利である。

「手を失った気分はどうだ……?
マリアさんの様に、その手をズタズタにされた気分は……!!」
「……れ。」
「何?」
「黙れ……!!
手の一つや二つがどうした……!!
この程度……カズキは……!!」

斗貴子は、強い憎しみを込めて吉良を睨みつけた。
手が一つなくなるなど、カズキの痛みに比べれば大した事は無い。
臓物をぶち撒けられ、四肢と首を破壊された彼に比べれば……自分の痛みなど、物の数ではない。
例えこの四肢をもがれようとも、全身の骨を砕かれようとも、カズキを生き返らせる為に戦い抜いてみせる。
降りかかった火の粉が、濡れたセーラー服に触れて音を立てて消えていく。
その音が耳に入ったと同時に、斗貴子は全身の力を振り絞り、吉良へと突っ込んでいった。

「確かに、貴様の手なんか一つや二つ消えた所で問題は無い。
だが……マリアさんは、貴様なんぞとは比べ物にならない手をしていた!!
それを、貴様はあんな無残な姿にしたっ!!
その罪の重さ……死んでも償いきれるものではない!!」

吉良の怒りを乗せたキラークイーンの拳が、斗貴子の顔面目掛けて繰り出された。
しかし、リーチは斗貴子の方が圧倒的に上。
拳が斗貴子の顔面をぶち抜くよりも先に、槍がキラークイーンを貫くのが先なのは明白だった。
怒りに任せ、冷静さを欠いたのだろう。
そう思い、斗貴子は吉良を嘲笑ったが……答えは否。
サンライトハートが、キラークイーンを貫こうとしたその瞬間……キラークイーンの拳が開かれた。
拳から放たれたのは、砂の飛礫だった。
目暗ましで動きを封じるつもりなのだろうが、あまりに安っぽすぎる。
この程度、気にせずに槍を突き出せばいいだけの話である。
並の者ならば、そう思うだろうが……斗貴子は、そうは思わなかった。
もしも彼女がここでそう思ったのならば、それは愚の骨頂でしかない。
つい先程、過ちを犯して手を失ったばかりなのだから。

「同じ手を、二度も喰うかぁっ!!」

斗貴子はサンライトハートを地面に突き立て、エネルギーを開放した。
槍が伸び、彼女を上空へと持ち上げる。
その直後に、砂の飛礫が一斉に弾けとんだ。
彼女の予想通り、やはり飛礫は爆弾だった。
吉良は、流石に引っかからなかったかと舌打ちする。
彼は先程、小石を一つではなく二つ拾っておいた。
万が一に備えて、念を入れて用意しておいたのだ。
その内の一つが斗貴子の腕を消し飛ばし、そしてもう一つが今放った飛礫である。
キラークイーンで爆弾に変えられるのは一つだけ、同時に二つのものを爆弾に変えることは出来ない。
しかし……爆弾に変えた一つのものが、複数になった場合は別である。
吉良はキラークイーンで小石を爆弾に変えた後、その小石を破砕したのだ。
目暗ましと誤認してくれればと思って取った行動だったが、これは先程と違って回避されるのは見えていた。
ただ単に、斗貴子が攻撃を中断してくれればそれで十分だったのだ。
そして、その為に彼女が上空へと逃れるのも……この後にどんな攻撃が来るのかも、概ね見当がついていた。

「脳漿を……ぶち撒けろぉっ!!」

斗貴子は空中で一回転し、そのまま落下の勢いに乗せてサンライトハートを振り下ろした。
しかし、それは既に読まれていた。
吉良は横へと跳んでその一撃を回避し、キラークイーンの拳を斗貴子へと向ける。

「ぶち撒けるのは、貴様の方だ!!」

キラークイーンの拳が、斗貴子の側頭部を狙う。
しかし斗貴子は、その拳を蹴り弾き軌道を反らした。
吉良へと振り向く事もせず、拳を全く見ずにである。
斗貴子がまさかこれ程とは、吉良は思ってもみなかった。
この一撃が、たまたま当たったのならばいい。
だが、もしもこれが意図的に、狙ってやったのだとしたら……

(こいつ……人間技のレベルじゃないぞ……!?
いや、そもそも……これだけの重傷を負っているのに、どうしてこんなに動ける!?)

本当にこれが、人間に出来る芸当なのだろうか。
このゲームにはそれが可能な超人的な身体能力の持ち主は大勢いるが、吉良はそれを知らない。
それ故に、そう思ってしまったが……この推測は、間違いではなかった。
今の斗貴子は、常人を越えた力を持つ存在……しろがねなのだから。
尤も、彼女自身はその事実には気付いていない……己の事に、気が全く回ってなどいないのだろう。
斗貴子はそのまま、軸足を強く回し一回転。
サンライトハートで、キラークイーンへと薙ぎ払いを仕掛けた。

「ぐぅっ!?」

一閃。
サンライトハートの切っ先が、キラークイーンの胴体に真一文字の傷をつけた。
それに合わせて、吉良の胸元にも同じ傷がつき、そこから血が噴出した。
スタンドが受けたダメージは、スタンド使いにフィードバックされる。
斗貴子はその光景を見て、この事実を直感的に理解した。

(こいつを壊せば、この男も殺せる……!!)
(しまった……勝ちを、急ぎすぎたか……!!)

いつぞや、仗助に嵌められた時の事を思い出す。
考えてみれば、あの時も焦り過ぎたが故に手痛いダメージを受けてしまった。
頭に血が上りすぎて、思わず直情的に動いてしまった。
吉良は胸元を押さえ、その場に膝を着いてしまった。
その隙を、斗貴子は見逃さない。
ありったけの力を、ありったけの憎しみを、ありったけの殺意を。
己の持てる全てをサンライトハートに込めて、吉良へと真っ直ぐに突き出した。

「臓物を……ぶち撒けろおおぉぉぉぉ!!」
「っ!?
き、キラークイーン!!」

とっさに吉良は、キラークイーンを前方へと出した。
そして、両腕を交差させて防御体制を取らせた……次の瞬間。
サンライトハートが、キラークイーンの左手に深々と突き刺さった。
その瞬間、膨大な量のエネルギーがサンライトハートからあふれ出た。
爆発的な勢いで槍は伸び……そのまま吉良を、キラークイーンごと消防車へと叩きつける。

「ゲフゥッ!!??」

後一押しで、サンライトハートは男の腕を貫き胴体に届く。
斗貴子は力を込めて、サンライトハートを捻った。
キラークイーンの左手首に、サンライトハートが深く食い込む。
鮮血が噴出し、吉良の全身を赤く染める。

「このまま、臓物を抉り出してやる……!!」
「ふざけるな……こんな所で……死ぬのは……死ぬなんか……!!」

こんな所で死んでたまるか。
必ず殺す。
マリアを殺しマリアの手を無残な姿へと変えたこの女を、確実に殺す。
そう、誓ったではないか。
吉良は歯を食いしばり、痛みを堪えながら斗貴子を睨みつけた。
その瞳に宿るは、彼女と同じ深い憎悪。

「シアーハート……アタック!!」
「何っ!?」

キラークイーンは、シアーハートアタックをもがれかけの左手から射出した。
その僅かコンマ一秒後に、その左手が完全にもがれ、地面に落ちた。
サンライトハートの切っ先は、続けて右手首に突き刺さる。
この右手さえ抜ければ、臓物まで後僅かである。
だが……シアーハートアタックが、斗貴子に向かい一直線に向かってきていいる。
恐らくこのままでは、胴体をぶち抜くよりも早く、爆撃されてしまう。

『コッチヲ見ロォォォォォォォォッ!!』
「くそぉぉぉぉっ!!」

後一歩まで追い詰めたというのに、何という様だ。
斗貴子はサンライトハートを元の長さに戻し、すぐさまシアーハートアタックとの距離を離した。
一方開放された吉良は、前のめりに地面へと倒れこんだ。
左腕から流れ出る鮮血が、その顔を赤色に染める。

(シアーハートアタックは……もう、誰にも止められない……!!)

先程は、シアーハートアタックの爆撃に巻き込まれるのを避けるため、攻撃に出る際に能力を解除した。
自分自身が傷を負ったのでは、意味が無いからだ。
だが……最早、そんなことは関係ない。
シアーハートアタックは、吉良の左腕と連動している。
その左腕がもぎ取られた今、吉良が死ぬまで永遠にシアーハートアタックは止まらない。

(これで、私も彼女に接近するのは危険になったが……関係ない……!!
一気にケリをつける……!!)

距離はギリギリ届く。
接近せず、先程の投石の様に少し間を離して攻撃すればいい。
吉良は、斗貴子に悟られないよう、気絶したフリをして彼女の様子を観察する。
投石は勿論、下手なものを投げても彼女には確実に避けられるだろう。
ならば……彼女が避けられない、避けることのできないものを使えばいい。
チャンスは一瞬……相手よりも早く動ければ、勝てる。

「うおおおおぉぉぉぉっ!!」
「っ!?」

吉良は起き上がり、全速力で目標地点へと走った。
彼女もそれに気付き、とっさに吉良の方へと足を向ける。
サンライトハートの切っ先を、吉良の頭部に向ける。
その直後……キラークイーンが、運転席から何かを取り出して投げつけてきた。
これで三度目。
斗貴子も流石に、吉良の能力―――物を爆弾に変える力に、気がついていた。
二度目はないといったのに、まさか三度目を仕掛けてくるとは。
斗貴子は、学習能力が無いのだろうかと吉良を馬鹿にしたが……直後、その表情が凍りついた。
自分目掛けて飛んできたのは、小石なんてレベルのものではない。
自分にとって、何よりも大切な……愛する者なのだから。

「か……カズキッ!?」

吉良の切り札。
それは、助手席に座らされていたカズキの死体だった。
彼の死が原因で斗貴子がゲームに乗った。
吉良はそれが分かっていたから、この行動をとったのだった。
大切な者を前にすれば、どんな者であろうと確実に動きは止まる。
例えそれが……爆弾と分かっていてもである。
そんな吉良の思惑通りに、斗貴子は動いてくれた。
迫り来るカズキを前に、硬直して身動きが取れないでいる。
そして、カズキはそのまま、斗貴子の持つサンライトハートに突っ込み……串刺しとなった。

「あっ……あああぁぁぁぁぁっ!!??」
「消し飛べ……!!」

直後。
吉良は、爆弾のスイッチを押した。
斗貴子の見ている目の前で、カズキは爆発し木っ端微塵となる。
顔面蒼白になり、斗貴子が絶叫を上げた。
それとほぼ同時に、爆炎と爆風が彼女に襲い掛かる。
強烈な勢いで、その身が空に舞い上がる。
勝った。
このダメージでは、もう助からないだろう。
そう確信し、吉良は笑みを浮かべた……が。
この直後、彼女が予想外の方向へと飛んでいってしまったのを見て、その笑みは消えた。


ドボン。

「なっ……しまった!!」

何と斗貴子は、近くにあった河川に落ちてしまったのだ。
この事態はまずい。
あれだけの傷に加えて川に落ちたのならば、まず助からない。
殺すという目的は、まず達成できるだろうが……このままでは、死体を消す事が出来ない。
すぐに彼女を引き上げ出そうと、吉良は河川へと向かうが……既に、彼女の姿はそこにはなかった。
遠くまで、流されてしまっていた。

「……なんて事だ。」

予想外の事態に、吉良は愕然とした。
もしも彼女の死体が、他の誰か―――それこそコナン達にでも見つかれば、まずい事になる。
最悪の場合、ここまで力無き一般人を演じてきたのが、全て台無しになる。
平穏が……奪われてしまう。

(消さなくてはならない……!!
私が殺したという証拠である、彼女の死体を……!!)

【F-4 西部市街地 1日目 午後】


【吉良吉影@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:左手消失、右手首裂傷、胸全体に真一文字の切り傷、出血多量、疲労大。
[装備]:千切れた自分の左手
[道具]:支給品一式
[思考]
基本:普段どおり平穏に過ごす。
1:女(斗貴子)の死体を、始末しなくてはならない。
2:傷の治療はしたいが、病院は危険なので戻るに戻れない
3:マーティン・ジグマールを殺す。
4:自身を追うもの、狙うもの、探るものなど自身の『平穏な生活』の妨げになると判断した者は容赦なく『始末』する。
5:できる限り力無き一般人を演じる。
6:もし脱出できるのであればしたい。
[備考]
※『バイツァ・ダスト』拾得直後からの参戦です。
※『バイツァ・ダスト』が使用不可能であることに気づいていません。
※覚悟、ルイズ、ジグマール、劉鳳、斗貴子をスタンド使いと認識しています。(吉良はスタンド以外に超人的破壊力を出す方法を知りません)
※川田、ヒナギク、つかさの情報を手にいれました
※左手を失い、シアーハートアタックの解除が不可能になりました。
 吉良が死ぬまで永遠に、熱源を求めて周囲を動き回っています。
 ただし、制限の影響で破壊できる可能性はあります。
※消防車の中には消防服が一着あります
※消防車の水量は(0/100)です

「……カズキ……カズキ……」

河川を流れながら、斗貴子は涙を流し続けた。
自分の見ている目の前で、彼は消滅してしまった。
どうしようもない悲しみが、そして怒りがこみ上げてくる。
絶対に許さない。

「あの男も……勇次郎も……軍服も……カズキを殺した者も……!!
皆……皆……殺してやる……殺してやる……殺してやる……!!
うああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

全てを殺す、殺し尽くしてみせる。
斗貴子は空を仰ぎ、咆哮した。
このゲームに参加している、ありとあらゆる者達への憎しみを、殺意を込めて。
最後に、彼女は愛する者の名を呼び……そして意識を途絶えさせた。

「だから……カズ……キ……待って……いろ……」


【? 河川 1日目 午後】

【津村斗貴子@武装錬金】
[状態]:気絶 しろがね化 精神崩壊、判断力低下(本人は極めて正常だと思っている)、右手消失、全身大火傷
    非常に危険な状態であり、早急に処置しなければ死ぬ可能性がある。
[装備]:核鉄(サンライト・ハート) 水のルビー@ゼロの使い魔 支給品一式×2(食料と水無し) 
USSR AK74の予備マガジン×6(水に濡れて使い物になりません) 始祖の祈祷書@ゼロの使い魔(水に濡れふやけてます) キック力増強シューズ@名探偵コナン
工具一式 医療具一式
[思考・状況]
基本:最後の一人になり、優勝者の褒美としてカズキを蘇らせる。
1:気絶中
2:強者との戦闘は極力避け、弱者、自動人形を積極的に殺す
3:吉良、勇次郎、カズキを殺した者、軍服の男(暗闇大使)は最終的に必ず殺す。


※本編終了後、武装錬金ピリオド辺りから登場
※気を失い、河川を流れています。
 F-3方面に流れるかG-5方面に流れるかは、お任せします。
※全身に酷い火傷を負っており、右手も消失と、かなりの重傷です。
 早急に処置をしなければ、命の危険があります。
※セーラー服はボロボロに焼け焦げており、所々に穴が空いています。
※軍服の男(暗闇大使)は参加者の一人だと勘違いしています
※斗貴子が飲んだ液体は生命の水(アクア・ウィタエ)です
また斗貴子は生命の水の事は知らず、只の治療薬の一種かと思っています
※カズキの死体は暗闇大使に掘り起こされましたが、吉良に爆破され消失しました。
また暗闇大使は大首領の力を借り、ワープ能力を使いました
今後暗闇大使が介入するかは不明です
※しろがねとなったため、身体能力、治癒力が向上しています
また斗貴子はまだその事に気付いていません
※核鉄の異変に気づきました


134:スタートライン 投下順 136:――――降臨
131:戦闘潮流 時系列順 136:――――降臨
130:絡み合う思惑、散る命 吉良吉影 141:サイアクだあなたは、沈黙したその目にヤラれそう
130:絡み合う思惑、散る命 津村斗貴子 145:銀の意志