チェイン ◆d4asqdtPw2



「あ……ちょっと待って!」
ブルルル……と嘶くエンジン音に重なったそれは、金属の擦れあう様な高音であった。
クルーザーを発進させようとした村雨をかがみが制止したのだ。

「どうした? トイレか?」
村雨は心の内にある焦りを隠しきれないでいた。
首輪の解除にも成功し、プログラム崩壊の時は確実に近づいている。
この首輪の情報を伝えるためにも、一刻も早く仲間たちの元へ向かわなければならない。
それは無言で彼らを見つめているエレオノールからも感じられる事だ。

「違うわよ! 葉隠くんたちのことよ!」
「あ……」
パピヨンとの遭遇や伊藤博士からのメールなどで完全に忘れていた。
覚悟とヒナギクもこの学校へ向かっているのだった。
バイクの後方に目を移せば、エレオノールも口をぽかぁんとあけて固まっている。
どうやらこの女も忘れていたようだ。

「入れ違いになったら困るでしょ?
 しばらくここで待っていた方がいいんじゃないかしら?」
確かに、2人と合流してから独歩のもとへ向かった方が確実である。
遅れてきた2人がこの激戦の跡を見たら、村雨達に何かあったと考えてしまうだろう。
書置きを残そうかとも考えたのだが、この広い学校にメモを残したところで、彼らがそれを見つけられる可能性は低い。

「そうだな。ここでしばらく待って、2人が来なければ集合場所へと向かうとしよう」
残った参加者の中で危険人物は、さっきまで自分達と戦闘をしていたパピヨンただ1人。
ならば彼らが道中で危険に巻き込まれた可能性は低い。
おそらく途中で独歩の元へ引き返したか、どこかで道草を食っているのだろう。

ハンドルを大きく右に切る。
大きな弧を描きながらクルーザーをUターンをさせる。
このバイク、スピードは申し分ない。だが大型バイクである以上、どうにも小回りが利かない。
それでも村雨は起用に校門へと車体を進入させると、そびえ立つ校舎へと進路を固めた。


学校というのは、災害時に避難所にも使われるほど丈夫に造られている。
数多の激戦の舞台となったこの学校も例外ではない。
ガラスが割れたり、壁が崩れたりなどの傷はところどころに見られる。
しかしその巨体は崩れる気配さえ見せない。まるで『何事も無かった』といわんばかりに。
まるで次なる戦いを受け入れるかのように。
幾ら戦いに巻き込まれようとも、中の人間の安全だけは守りぬく強い意思を感じる。

あぁ、強いってのはこういう事を言うのだな。
俺もこんな風に生きてゆきたいものだ。

白い巨城に威圧されながら、村雨はそんな事を考えていた。
思考を止め、感覚を研ぎ澄ませば向かい風が心地よい。
俺はこんな記憶すらも無くしていたというのか。なんとも勿体無い。
こんな気分でバイクを走らせるのは何時ぶりだろうか。
ハヤテと共にこの会場を北から南へ駆け抜けたときは、こんな感触は感じる暇も無かったな。
なんだか、遠い昔の事のように思える。
人の記憶とは儚いものだ。いなくなった人物に関しての思い出は、特に。
我々の脳は、なんと出来が悪いことか。

「忘れてはならない事ほど、色褪せるのが早いのだな」
俺が囁いた言葉に反応したのか、エレオノールの顔が曇ったのが見えた。
クルーザーを昇降口の前に止めると、下駄箱で靴を履き替えることもせずに廊下へと足を踏み入れた。
敵などいないのは分かっているが、少しだけ警戒を強めてしまう。
ついさっき、この学校でパピヨンと戦った。
その記憶は、流石に色褪せてはいなかったのだ。


普段は学生であるかがみからすれば、土足のまま校舎を徘徊するのは違和感を感じた。
だが逆に言えば、普段なら教師に怒られるような事が許されているのだ。
その事実は彼女にとってみれば多少の開放感でもある。
殺し合いの時間から抜け出した気がして、ちょっとばかり足取りも軽い。

そのままの気分で広い廊下を見渡せば、なんだか見慣れた日常が広がってる錯角に陥る。
休み時間の終了を告げるチャイム。
掃除をサボって、箒で素振りをする生徒。
廊下を走る男子を注意する教師。
ほんの数日前まで、当たり前のように流れていた日常。

教室に入る。使い古された汚い教室。
それでいい。綺麗な教室などありえない。
生徒がいて、教師がいて、天井にはシミがあって、黒板はチョークの跡が取れなくて……。
それでいいんだ。
その『そこに誰かがいた証』が残っている事が、妙に心を落ち着かせてくれる。

どこでも、どこの教室もそうなのだ。
もちろん私達の学校でもそうだった。
休み時間、つかさたちのいる教室へと足を踏み入れる。
こなたが眠そうな目を擦りながら、よく分からないゲームの話をしている。
また徹夜してネットゲームでもしていたのだろう。
その話を、つかさがハテナマークを掲げながらも笑顔で聞く。
分かんないなら分かんないっていいなさいよね、全く……。
歩くみゆきをこなたが呼び止め、くだらない質問をぶつけた。
何で人生の役に立ちそうもない事ばっかりに興味を持つんだコイツは……。
訳の分からん質問をしたこなたに、絶好のタイミングで私がツッコミを……。

ツッコミを入れようとしたのに……。

なぜなのだろう。彼女たちの元へと歩み寄りたいのに。

それができない。

だって私には腕がないのだ。

切り落とされたのだ。あの男に。
私の『日常』は、あの男の指から伸びた糸で切断されてしまったのだ。
いとも容易く、なんとも無慈悲に。

だから私は彼女たちの元へは行けない。
私はもう、『日常』に踏み入る資格を持っていない。
こんな姿になってしまったのに、どう接したらいいのだろうか。

教室では、いまもこなたたちが……。
こなたたちが……。

「…………あ……」

鼻を突いたのは血の臭い。
飛び散った肉の臭い。
それらが腐った臭いだ。。

「こな、た……?」
泉こなたはバラバラになっていた。
彼女の原型は殆ど残されてはいない。唯一の手がかりは、その髪の毛。
グチャグチャの中で、生きていた頃と同じ形で残っていた彼女の髪の毛が、『この死体は泉こなただ』と私に伝える。
血液の赤と、臓物の桃色、骨の白が作り出した歪なマーブルが気持ち悪い。
泉こなたはもう二度と動かないというのに、零れ落ちた眼球は私を睨み続ける。
まるで、残った私を責めるかのように。

「……! つかさ!」
この視線から逃げたくて顔を逸らした先、私から見て右側に彼女はいた。
彼女の腹から突き出ているのは……何と言ったかな……。
あぁそうだ。サンライトハートだ。
突き刺さった根元から真っ赤な鮮血があふれ出し、床を汚す。
そのサンライトハートがつかさから生えていて、それを握っている女は笑っていて……。
楽しそうにつかさを振り回して遊んでいて……。
そして私は何も出来ない。
叫ぶ事すら出来ないでいた。

(『私が帰る場所』なんて……残ってないじゃない……)
『日常』が消えたのだ。
たった1人の妹も、かけがえの無い友人も、ついでにこの腕も失った。
全て、私の大事な『日常』なのに……。

カチカチという音が聞こえる。
何の音だろう? 私には分からない。
時計の針のように規則正しく、一定のリズムで……。

『カチカチカチカチ……』

つかさの死体が私を見つめる。
彼女も私を責めているのか。
たった1人生き残った私を責めているのか。
助けてやれなかった事を恨んでいるのか。
なぜ、彼女はこんなにも冷たい視線を私に向けるのか、分からない。
とにかく今は、この視線が怖い。

目の前からはこなた、右側からはつかさが私を睨み続ける。
そしてそれらから逃れた先、左側には彼女がいた。
「みゆき……」
一目で解った。死んでいる。
だって首が無いんだから。
彼女の死体からは、血が抜き取られていた。
吸血鬼に殺されたらしい彼女の肌は青く、皮膚が所々黒ずんでいる。
知的な彼女ももういない。
私の知らないどこかで死んだのだ。

『カチカチカチカチカチカチ……』
またこの音か。
なんの音だか知らないが、いい迷惑である。
こっちは精神的にかなりキツいってのに、静かにしてはくれないものか。

一向に止まない音を無視して、3人の死体へ意識を戻す。
「どうしてこんな事になっちゃったのかしら……」
ジワリと両目に涙が滲んでくる。
私が無事にこの殺し合いを脱出したとして、失ったものはもう戻ってこない。
この片腕を失った体で、家族を、友人を失った日々を生きていく。
そんなの、耐えられる?

『カチカチカチカチカチカチカチカチカチ……』

強くならなくちゃいけないのに……。
足手まといになってはいけないのに……。
立ち止まってはならないのに……。
この手を零れた全てが、私の未来を絶望へと塗りつぶすのだ。
私を待っているのは、大事なピースが欠けた世界。
支えを失った私は、その世界で生きていけるのだろうか。

『カチカチカチカチカチカチカカチカチカチカチ……』

それにしても、なんて煩い。
悲しみにくれている人間に向かってこの仕打ちはなんだ?
少しは気を利かせて静かにしてくれても……。
その正体を探るため、イライラしながらも音のするほうに注意を向けた。

「……黒板?」
そうか、これはチョークで黒板に字を書いてる音か。
カチカチとゆっくりではあるが確実に、緑色に白い軌跡を刻んでいく。
チョークを握る手に目をやる。すらりとした、しなやかな手だ。
扇子を片手に舞いを披露するかのように、滑らかに。
そんな手の持ち主など1人しかいない。そう、チョークを握っているのは……。

「エレオノールさん……」
名前を呼ぶと、彼女は振り向いて小さく笑った。
黒板へと向き直ると、綺麗に整列した文字列の末尾に新たな一文を書き加える。
カチカチと力強く、躊躇することなく書き下された言葉。

『人間は、不完全なのです』

「……あ」
視界が白く染まる。
今まで私を包んでいた幻想が消える。
現実へが広がる。決して幸せとは呼べない現実が。
消え行く思考の渦の中に、消えていった人の笑顔が見えた、気がした。


「大丈夫か?」
「村雨さん……大丈夫、ありがとう」
クラリと倒れかけた体を、村雨が抱きとめてくれた。
現実の時間では10秒にも満たないであろう白昼夢から覚めると、そこは何の変哲も無い教室。
つかさたちの死体も、鼻を突くような刺激臭も消え去っていた。
夢だったのか。
だが、この腕が消えた事実も、つかさたちが死んだ事実も消えることはない。
私の『日常』が失われたという事実は消えることはない。
分かっている。そんな事を考えている暇などありはしない。
村雨や覚悟、エレオノールの足を引っ張らないようにしなくてはならないのだ。
帰ってからのことなど、今は考えないようにしなければならない。
そう心に決めているのに、私の心からは不安と絶望の闇が拭い去れない。

怖い。
何もかもを失って、それでも日々を生きなくてはならないのが怖い。
今まで気付く事のなかった恐怖。
普通でないことが、普通の世界では恐怖として襲い掛かる。
私の世界は、私を受け入れてくれるのだろうか。

「かがみ……どうした? 顔色が悪いぞ?」
「なんでもない……なんでもないから」
村雨に心配をかけるような事だけは避けなくてはならない。
恐怖に耐えることくらいしか、今の自分にはできないから。
仲間達のように戦う事なんかできない自分にできる事など限られている。
つらくて立てないなどという言い訳は通じない。

「本当に……大丈夫、だから」
両の足に力を込め、自力で立つ。
あふれ出しそうになる涙を必死に押し留めながら。
泣いてはいけない。
泣く事は許されない。

『カチカチカチカチ』

この音は知っている。白いチョークの足音だ。
私を白昼夢から覚ましてくれた呼び声だ。
「エレオノールさん……」
名前を呼んでも、今度は振り向かない。一心不乱に白線を舞わせる。
黒板に目を移せば、そこには様々な言葉が綴られていた。
私が幻想の中で聞いた音は、これらの言葉を書き残していた音だったのか。
その言葉とは、過去にエレオノールが様々な人間から送られたメッセージだった。

『お前の笑顔……可愛かった』
この殺し合いの最中、加藤鳴海に笑顔を褒められた。
正直に言えば、とてつもなく嬉しかった。

『幸せにおなり』
消防署での夢の中で、ギィが私に残してくれた言葉。
死んで尚、私を救うために……それなのに私はその言葉を……。

『きっと笑顔になれる』
私が殺した少女の言葉。
彼女は最期まで私を救おうとしてくれた。私に殺されるその瞬間まで。

『君が欲しい』
その少女が恋をした少年。
少女が死んだ今も、私の中に眠っている言葉だ。

『燃えるような恋を』
キュルケ。言葉の通り炎のような少女であった。
感情が豊かで、私とは真逆の、輝いている少女であった。

『お前はもう死んでいる』
ケンシロウが私の人間を証明してくれた言葉。
人形でないから私はこうして生きている……らしい。

カチカチカチカチ
チョークが再び踊りだす。
黒い大地に文字を刻む。それこそが、この物体が全力で演じるに値する役割。
『これらは全て私の中に眠る言葉です。
 死んでしまった人たちが託してくれた言葉です』
彼女が文字で会話しているのは主催者を警戒しての事。盗聴されているから声が出せないのだ。
だが同時に、しっかりと言葉を目に見える形で表したい彼女の願いもあったのだろう。

『人間を手に入れた替わりに全てを失った私の、生きる全てです』

そして……

      「しろがね!」

彼の言葉、ずっとずっと私を見てくれていた彼の言葉。
彼は未来の私を知っていて、それでいてあんなに汚れてしまった今の私さえも命を賭けて救おうとしてくれて……。
私が守らなくてはならなかったのに……。
いつからだろう。
この記憶の中の彼は、私を守ってくれていた。
見違えるほどに成長し、強くなっていた。
彼から届けられた言葉はたくさんあって、その全てが私の宝石なのだ。

でも……。
彼の言葉は、教えてあげない。
これだけは、私の中の秘密だから。

その代わり……。

スゥゥゥ……とエレオノールがある言葉の下に二重線を引く。
『人間は、不完全なのです』
「あ……」
この言葉は、さっきかがみを幻影から救った言葉。
地獄の光景にかがみが苦しんでいる時、笑顔でエレオノールが書いた言葉だ。
『これは私があなたたちに伝えたい言葉です』
決して上手とはいえないが、力強い文字であった。

『日常の大切さに気付いたときには、もう自分の望む日常は存在しない』
かがみの目が見開かれる。
エレオノールは本能的に彼女の苦しみを理解していた。
先ほど彼女の見た地獄を、なんとなく感じていた。
そして、かがみがそれを忘れようとしているのも知っている。
自分たちに迷惑をかけたくない一心で忘れようとしているのだろう。
だがエレオノールは、かがみが必死に考えまいとしているのを承知で、その事実と向き合わせた。

『忘れたくない思い出は、どんどん色褪せていく』
今度は、村雨。
彼が求めていた記憶は流動的で、永遠などそこにはない。
思い出は少しずつ剥がれ落ち、おぼろげになっている。
苦しい事は心の壁にこびり付いて洗っても洗っても落ちないくせに、大切な思い出は絶望的なスピードで風化していく。
あんなに求めた記憶のはずなのに。
ずっと、ずっと求めていた思い出なのに。

『やっと笑えるようになったのに、その笑顔を見せたい人はもういません』
エレオノールだってそうだ。
加藤鳴海は死んでしまった。
人間になった私の笑顔はとびきり美しいと評判なのに……。
今こそ、彼にこの笑顔を見て欲しい。本当の笑顔を伝えたいのに。
どうして、こうも上手くいかないんだろう。
どうして現実を生きることはこんなにも苦しいのだろう。

『だけど、変わってしまうから人間なんです。
 自分が、世界が変わっていくことはちょっと怖いけど、変われないことはもっと、遥かに、怖いはずです』

かがみは、村雨はこの言葉をどう受け取っただろうか。
もしかしたらエレオノールの言いたいことなど、かがみたちには全く伝わらないのかもしれない。
伝えたい事が伝わらない。これも人の不完全さが成せる業だろう。
だけど今は、それでいい。
彼女たちが、自分の傷と向き合ってくれるなら、それでいいんだ。


「……うん。私の日常は変わっちゃうだろうけど……。
 それでも皆が残してくれた明日だもんね」
エレオノールさんの言いたい事、なんとなくだけど分かったよ。
そう言えば、私1人の命じゃないんだったわ。
つかさたちがいなくなって世界が変わったように、腕を切り落とされて私自身が変わったように……。
この世界で皆と出会って、この命も変わったんだな……。

「まだ気持ちの整理はつかないけど、なんとかやっていけそうよ。ありがとう」
取り合えず今は、背筋伸ばして、皆に笑われないような生き方をするとしますかッ!
流石に『闘争でリセットォッ!』とまではいかないまでも、皆と戦った末に見える答えもあるよね。
もし帰って、それでも辛いなら……。
また私が変わればいい。それが無理なら世界を変えればいい。
世界を変えるなんて、この殺し合いをひっくり返すよりは、全然楽チンなんだから!


「そうだな。俺の記憶は消えてしまう」
今も俺の出来損ないの脳細胞は、大切な思い出を少しずつデリートしてやがるのだろう。
でも俺は、その隙間に新たな思い出を詰め込んで生きている。
ならば、忘れてしまう事も受け入れよう。
忘れてはならない事は、できるだけこの心に刻んでしまおう。
そして……。

「俺も、お前も人を殺した。記憶のせいで人を殺した」
命よりも大事な……彼らの思い出を、力と変えよう。
永遠に消えることのない証としてこの身に刻み込もう。

外へ飛び降りるために、村雨は窓から身を乗り出す。

「これは、記憶に踊らされた俺とお前がッ! 辿り着いた1つの『決着』だッ!」
右足に力を込め、跳躍。
まるで空を飛ぶかのような勢いで窓から飛び出す。
2階建ての校舎は外から見るほど実際は高くはない。
地面に到達するまでにそんなに時間は残されてはいない。
だが、その短時間で充分。刹那で充分なのだ。
これは何度も何度も繰り返してきた言葉なのだから。

「変ッ身ッ!」

なんだ、今までずっと……俺はこうして変わってきたんじゃないか。
こうして姿を変え、相手を倒して。
変身が解けても、その俺は前より少しだけ変わっている。
強くなると言う事もまた、変わっていくことなんだな……。

着地したとき、その姿は村雨良の物ではない。
仮面ライダーZX。赤き10人目の戦士。
舞い上がった土煙の中、校庭の端に静かに立つ。
思い返すのは、自分にダメージを与えた者たち。
記憶の中にしっかりと刻まれた『痛み』。
思い返せば、俺に最初に『痛み』をくれたのはアイツだった。

右手を真っ直ぐに掲げる。水平よりやや高く。
アイツは悪人だったのだ。しかし誰にも影響されず、惑わず、決して揺るがない美学を持っていた。
だから胸を張って言う事ができる。
アイツは、何よりも気高い生き物だと。

「螺ッ! 螺ッ! 螺ァッ!」
ちぎれるかと思えるほど強く腕を伸ばす。
まだ足りない。体全体、いや、自分が立っている大地からも力を……。
地球の力をこの右の腕に!

「螺旋ッッッッ!!!!!!」

       最初の1つ。葉隠散の『螺旋の力』

構えこそは同じだが、放たれた一撃は葉隠散の生み出すソレとは全く異なっている。
散の螺旋は山をも一瞬で吹き飛ばす力を一点に集中させ、敵の体内で回転を爆発させる技。
それこそが螺旋の真髄。
しかし村雨にそのような技術は無い。
故に彼の作り出した螺旋は暴風だった。
荒れ狂う竜巻が彼から、真横に走っている。
この技の本当の名前は『きりもみシュート』という。
だが地球の力すらも利用した一撃は、以前のソレとは段違いの破壊力で暴れ続ける。
そう。これは『螺旋』。今はこれが、『彼の螺旋』なのだ。
螺旋は地面を抉り、立ちはだかる全てをなぎ倒しながらレーザーのように突き進む。

だがこれで終わりじゃない。
彼の記憶の集大成は始まったばかりだ。
自らが作り出した暴風の中心に向けて疾走する。
恐れることなく、戸惑うことなく。
アイツは優しい男だった。戦いなんか向かないのではないかと思えるほどに。
だが、強く誰かを守るという一点においては、俺を遥かに凌駕した力を持っていた。
誰かの為に生き、誰かのために死んでいった。
そんな生き方、望んだからといってできる事じゃない。
それは、強さと優しさを兼ね備えた人間だけが辿り着ける高みなのだ。

「疾風の如くッ!!!!」

       2つ目。綾崎ハヤテの『突進』

体中のエネルギーを放出しながらの突進。
シンプルではあるが、超必殺技とはそういうものである。
単純な技の構造であるが故に、ただ単純に『強い』のだ。
放出されたエネルギーは無数のカマイタチから村雨の体を守り、彼は文字通り疾風のように駆け抜けた。
竜巻の先頭まで追いつき、荒れ狂う風のトンネルと併走する。

まだ終わらない。寧ろ本番はこれからだ。
単純な質問。ゼクロスは何だ?
そう、仮面ライダーだ。
ならば次に放つ技は決まっている!
この『プログラム』に連れてこられる直前、森の中でアイツと戦った。
仮面ライダー1号。本郷猛。
あの男のことは良く知らない。だが、アイツが俺に与えたダメージは忘れてはいない。
同じ仮面ライダーとして、この一撃を繋いでいかなくては。

「ライダーキック!」

       3つ目。仮面ライダーの『ライダーキック』

彼はそれをゼクロスキックではなく、ライダーキックと呼んだ。
説明不要の必殺技。
風を貫きながら、ライダーキックが槍のように突き進む。

「おおおおおおおぉおおおぉぉぉぉぉぉぉおおぉおッッ!!!」
ハヤテの超必殺技が体を覆っているが、それでも螺旋で作られた風の勢いは強く、加えてライダーキックの体勢は不安定である。
体の制御がきかない。
ガタガタと風に煽られるままに蹴りの軌道がブレ始める。

「ぐぅ……! おおぉぉぉおおぉおッ!!」

螺旋の軌道につられて体が回転し始める。
駄目だ。完全にコントロールを失った。
あとはこのままこの竜巻に切り刻まれてバラバラになるのみである。
「負け、て……たまるかああああぁぁぁぁッッ!!」

馬鹿な男であった。真っ直ぐな男であった。
望むものは秩序と平和。
従うものは己の正義。
アイツは『それだけ』で生きていた。嘘みたいな話だ。
その愚直な生命は何度も躓きながらも突き進み続け、ついに拳王を堕とした。
正義の証を、今この会場に生きている全てのものに刻んだのだ。
ならば自分も彼に倣おう。彼がそうしたように。
この一撃は『記憶の証明』。だから……何としても完成させなくてはならない!

        彼のその拳は、全てをの介入を拒み望むままに突き進んだ。
        放たれるがままの軌道で、何よりも強く。
            剛なる左拳“臥龍”

        彼のその拳は、空気の流れを受け入れ、流されるままに突き進んだ。
        周囲の力を吸収し、己の回転に変えて、何よりも強く。
            剛なる右拳“伏龍”

あの2つの軌道が、この状況を打ち破る鍵だ。
自分の思い描いたとおりの軌道で、それでいて流れに逆らわずに。
これは明らかな矛盾。だが、その無理を奴の正義でこじ開けるッ!
銀のアルターより放たれた2匹の飛龍。剛なる両拳“臥龍”“伏龍”のように。

「うおおおおおおおおぉぉぉぉッ!!!!
 絶ッッッッ!!!!!! 影ッッッッッッッ!!!!!」

        最後の記憶は、劉鳳の『軌跡』。

欠けていたピースがカチリとあるべき場所へと納められた。
振動が止んで、そこに生まれたのは秩序。
村雨良を中心として広がる螺旋の秩序。
彼が進めば、風は彼を守る盾となり、敵を切り裂く刃となる。

「もっとだッ!! もっと輝けッッ!!!」
疾風のように無人の校庭を意のままに駆け抜ける。
ドリルのように遮るもの全てを破壊する。
鮫のように、荒々しく獲物に肉薄し喰い千切る。
そして鷹のように大空へと舞い上がって、風はその勢いをついになくした。
空中より見渡せば、校庭には遊具も何も残されてはいない。
数々の激戦に耐え切った学校。村雨はそれを一撃でここまで荒らしたのだ。
制限下でこの威力。
主催者もこの技を想定してはいなかったのだろう。ジグマールのように首輪が爆発する事はなかった。


「すっごおおおおおおおおおおおおおおおい!!!
 村雨さん、なぁにあれぇ?!」
教室に戻ろうとしたのだが、廊下で待ち構えていたかがみの質問攻めにあってしまった。
あまりの興奮のため、同じ質問を何度も繰り返し聞かれている始末だ。

「いや……俺も無我夢中で……」
「なんて技なの? ねぇねぇなんて技?
 『超村雨スパイラル』とかどう? どうよ?!」
どうよといわれても、『それは普通にあり得ないです』としか答えられないのだが……。
人は興奮するとネーミングセンスが絶望的に悪くなるようだ。

「名前かぁ……どうするかな」
そういえば、技の名前を決めていなかった。
どうやら俺は『名前をつける』ということが苦手らしい。
こういうときはどういう風に決めるものなのだろうか……。

ここは皆の技名を合わせて……

「『螺・螺・螺・ライダー! ~絶影の如く~』といのはどうだろうか?」

「なによそれ! ラララライダーってなんかちょっとかわいいじゃないの!
 つーか『絶影の如く』ってなによ『如く』って! 『絶影風味』ってこと? フランス料理じゃないんだから!」

どうやら『興奮するとネーミングセンスが悪くなる説』は俺にも当てはまっているらしいな。
かがみの言うとおり、これでは高級なシーフードか何かであろう。
さて、どうしたものか……。

教室の扉を開けると同時に聞こえてきたのは、あの音だった。
カチカチカチカチカチカチカチカチ
少女が希望を生み出す音。思いを伝えるための音色。
黒板は全体的に白く汚れている。何度も書いて、消した跡。

「あ……」

俺たちが帰ってきたのを確認するなり、書いていた文字を隠すように立ちはだかるエレオノール。
黒板に広がる他の文字を見る限り、彼女もあの技の名前を考えていたようだ。

「どんな名前をかんがえたのよ~」
かがみがニヤニヤと詰め寄る。
自分のことは棚に上げて人のネーミングセンスを笑う気だなコイツは。

カチカチカチカチ
『私のは結構です!』
必死に文字を隠しながら、エレオノールが汚い字で抗議する。
声を出さないという決まりを律儀に守ってはいるが、その顔は羞恥で既に真っ赤になっていた。

「いいから見せろ~!」
「うぅ~……」
かがみの余りのしつこさに、もはや抵抗するのを諦めたエレオノール。
押しのけられて避けた先に見えた文字は。

「『穿孔キック』……?」
もっとふざけた名前が飛び出すと予想してたのだろう。
虚を突かれたかがみは『穿孔』の意味を理解するのに苦労しているようだ。

カチカチカチカチカチカチカチカチ
『彼女たちの目の前に広がる絶望の壁に孔を穿つ。それが罪を犯した私と貴方の役目です』
「ほぉ……な、なるほどぉ~……」
まだかがみは呆けていた。
どうやら、『興奮するとネーミングセンスが悪くなる説』は崩壊したようだな。

カチカチカチ
『ダメです……よね?』
真っ赤になりながら、上目遣いで問いかけられた。
『孔を穿つ』、か……。
キックの性質にも合致し、俺の成すべき役割にも合致している。
「いいんじゃないか……穿孔キックか。気に入った!」
もはやこれ以外の名前は思いつかない。

「うん! 穿孔キッーク! なかなか様になるんじゃないかしら!」
かがみもどうやら気に入ったようで、その答えを聞いたエレオノールの顔がぱぁっと明るくなる。
なんとも分かりやすいやつだな。
これで名前も決定。技も完成し、万事オッケーしいきたいところだ。
だが、そう上手くいかないのが現実なんだよな。

「喜んでいるところ申し訳ないが、この技はまだ未完成だ」

「え?」
飛び跳ねていたかがみが固まった。
そういえば彼女も感情が表に出やすいタイプだったな。

「取り合えず形にはなったものの、まだ満足する威力には達していない。
 穿孔キックを完成させるためには、まだ『何か』が足りない」
そう。風を制御して蹴りを放つ事はできたものの、まだ充分な衝撃を敵にぶつけるには俺には何かが足りないのだ。
重要なピースが欠けている。
「『なに』かが足りないんだ……。 それが何なのか、俺には分からない……」
足りないものは気持ちなのか、技術なのか……それすらも分からない。
あいつらの記憶を無駄にはしたくないと言うのに……。

カチカチカチ
『焦らないで、ゆっくり行きましょう』
エレオノールは知っていたのだろうか。
この技が未完成だと言う事を。
彼女なら、気付いていても可笑しくはない。
彼女は記憶を紡ぐ事の大切さを誰よりも理解しているはずなのだから。

カチカチカチカチ
『あなたは1人じゃないんですから』
こいつ……絶対気付いてたな。
全く、変な気の使い方は止めて欲しいのだがな。
まぁこの柔らかな笑顔で全てを許してしまう俺も問題と言えば問題か……。

「そうだな。誰かがその『足りない何かを』埋めてくれるかもしてない。
 今なら晴れやかな気持ちで言えるよ……」
窓から外を眺め、空に向かって手を伸ばす。
手のひらを大きく広げると、太陽すらも掴み取れる気がした。

「俺は記憶が欲しい。
 みんなを守るための記憶が」
エレオノールかもしれない。かがみかもしれない。
それとも覚悟や独歩かもしれない。
誰かがこの『足りない何か』をくれるのだろう。その記憶を以って穿孔キックは完成するのだ。
焦っても仕方ない。ゆっくりでいいよな。

散、ハヤテ、本郷、劉鳳、みんな……見ていてくれ。
俺はエレオノールと共に、この絶望に孔を穿ち……かがみたちの未来を創ってみせる!



(また1つ……希望が芽生えましたね)
それからずっと、エレオノールは窓辺で空を眺めていた。
考えるのは、村雨の穿孔キックの事。死んでいった人々の事。
そして、蝶人パピヨンのこと。
御前から聞いた。
彼は人間である自分に絶望して、異形の化物へとなったのだと。
誰からも認められない蝶野攻爵という人間から脱皮し、パピヨンとして飛び立ったのだと。

(『人間』はそれほど魅力の無いものなのでしょうか……)
彼女がその存在の全てをかけて手に入れた『人間』とは、そんなに無価値なのか。
イモムシ程度の価値しかないのか。

(御前……)
両手で握り締めた六角形を胸に抱く。
(私は、彼を救いたい……)
そんな蝶野攻爵に彼女が抱いた感情は、怒りでも恨みでもなかった。
救いたい。人間に絶望した彼を。
(彼に、『人間』の価値を知って欲しいのです)
先の戦闘でみたパピヨンは制限といハンデはあったものの、自分よりも遥かに強い。
それでも、勝や鳴海、ナギやキュルケやケンシロウがそうしたように。
彼らが私を救ってくれたように。

(私も命を賭けたいと思います)
彼の元に『人間』を取り戻したい。
もちろん、エレオノールと蝶野攻爵は状況が違う。
エレオノールは人間を求め続け、その純真さが故に人を殺した。
蝶野攻爵は違う。選択肢を与えられ、それでも悪を選んだ。
それが悪だと知っていたのにも拘らず。
彼が手遅れならば仕方が無い。殺すしかないのだろう。
それに、勝や鳴海の魂を解放するのが最優先だ。
でも希望があるならば……可能性が残されているのならば……。
かがみたちに危険が及ばない範囲で、出来る限りの努力をしてみせる。

「覚悟たちは先に戻ったのか? そろそろ俺達も出発するぞ」
村雨が呼んでいる。行かなくては。
1人決意を胸に、廊下を突き進む。
握り締めた核鉄が、少しだけ熱を帯びたような気がした。


【C-4 学校 二日目 朝】
【村雨良@仮面ライダーSPIRITS】
[状態]全身に無数の打撲、頬に軽い腫れ 全身に更なる重度の打撲傷を負う 胸に貫通痕 核鉄の治癒力により回復中 疲労(小)
[装備]十字手裏剣(0/2)、衝撃集中爆弾 (0/2) 、マイクロチェーン(2/2)、核鉄(ピーキーガリバー)@武装錬金、工具
[道具]地図、時計、コンパス、 女装服
    音響手榴弾・催涙手榴弾・黄燐手榴弾 支給品一式×3、ジッポーライター、バードコール@BATTLE ROYALE
    文化包丁、救急箱、裁縫道具(針や糸など)、ステンレス製の鍋、ガスコンロ、
    缶詰やレトルトといった食料品、薬局で手に入れた薬(救急箱に入っていない物を補充&予備)
    マイルドセブン(5本消費)、ツールナイフ、デルフリンガー@ゼロの使い魔
[思考]
基本:BADANを潰す!
1:ハヤテの遺志を継ぎ、BADANに反抗する参加者を守る
2:繁華街のホテル(E-2中心部)で再集合。
3:穿孔キックを完成させる。
4:パピヨンを止める。
5:仲間の首輪を外す。
6:かがみを守る
[備考]
※傷は全て現在進行形で再生中です
※参戦時期は原作4巻からです。
※村雨静(幽体)はいません。
※連続でシンクロができない状態です。
※再生時間はいつも(原作4巻)の倍程度時間がかかります。
※D-1、D-2の境界付近に列車が地上と地下に出入りするトンネルがあるのを確認しました。
※記憶を取り戻しました
※光成がBADANに脅されていると考えています。また、BADAN側にも強化外骨があると推測しています。
※勇次郎の放送を聴きました。
※エレオノールから改心に至る事情を聞きました
※ラオウ、勇次郎との戦闘を経て戦闘技術が劇的に向上しました
※神社で立ったまま微笑んで死ぬ死体(劉鳳)を見ました。
※ジョセフと和解しました。
※怒り等感情に任せて行動しないよう自制する事を覚えました
※首輪の構造、そして解除法を得ました。
※ちょっとした神棚と簡単な工具さえあえれば十分に解除の条件は揃うようです。
 首輪の外装を外し、電源をオフにすれば外せます。しかし、制限装置、闘争心誤読装置は沈黙しません。
 スタンド適正付与装置はどうなるか、不明です。少なくとも、首にまかない限りはスタンドは使えません。
 また、首輪がなければ核鉄は武装錬金世界出身者以外の闘争心には反応しません。
※川田章吾の死体は、埋葬されました。
※穿孔キックを習得しましたが、まだ未完成です。見た目は原作で村雨が放ったものと大体同じものです。



【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]:全身に強度の打撲(ある程度は回復)、左腕欠損(止血済み)、核鉄の治癒力により回復中
[装備]:巫女服
[道具]:二アデスハピネス (核鉄状態)@武装錬金 ニードルナイフ@北斗の拳 つかさのリボン
[思考・状況]
基本:BADANを倒す
1:みんな元気になれっ……もちろん自分も
2:村雨と行動を共にする
3:神社の中にある、もう一つの社殿が気になる。
4:仲間の首輪を外す。
[備考]
※光成がBADANに脅されていると考えています。また、BADAN側にも強化外骨があると推測しています。
※勇次郎の放送を聴きました。
※零の暗雲についての推測を知りました。
※かがみの主催者に対する見解。
①主催者は腕を完璧に再生する程度の医療技術を持っている
②主催者は時を越える"何か"を持っている
③主催者は①・②の技術を用いてある人物にとって"都合がイイ"状態に仕立てあげている可能性がある
④だが、人物によっては"どーでもイイ"状態で参戦させられている可能性がある。
※首輪の「ステルス機能」および「制限機能」の麻痺について
かがみがやった手順でやれば、誰でも同じことができます。
ただし、かがみよりも「自己を清める」ことに時間を費やす必要があります。
清め方の程度で、機能の麻痺する時間は増減します。
神社の手水ではなく、他の手段や道具でも同じことが、それ以上のことも可能かもしれません。
※ステルス機能について
漫画版BRで川田が外したような首輪の表面を、承太郎のスタープラチナですら、
解除へのとっかかりが見つからないような表面に 偽装してしまう機能のことです。
ステルス機能によって、首輪の凹凸、ゲームの最中にできた傷などが隠蔽されています。
※S1駅にハヤテのジョセフに対する書置きが残っています
※神社で立ったまま微笑んで死ぬ死体(劉鳳)を見ました
※村雨との協力を申し出てくれた服部に感謝しています
※首輪の構造、そして解除法を得ました。
※ちょっとした神棚と簡単な工具さえあえれば十分に解除の条件は揃うようです。
 首輪の外装を外し、電源をオフにすれば外せます。しかし、制限装置、闘争心誤読装置は沈黙しません。
 スタンド適正付与装置はどうなるか、不明です。少なくとも、首にまかない限りはスタンドは使えません。
 また、首輪がなければ核鉄は武装錬金世界出身者以外の闘争心には反応しません。



【才賀エレオノール@からくりサーカス】
[状態]:疲労小 全身に火傷(ほぼ完治)。首輪が解除されました。
[装備]:エンゼル御前(核鉄状態&首輪@エレオノールが巻かれている)@武装錬金、あるるかん(白金)@からくりサーカス(頭部半壊、胸部、腹部に大きな損傷、全身にへこみと損傷あり)
[道具]:青汁DX@武装錬金、ピエロの衣装@からくりサーカス、支給品一式、生命の水(アクア・ウィタエ)
[思考・状況]
基本:自分を助けてくれた者、信じてくれた者のためになんとしてでも主催者を倒す。
1:仲間達と共に行動する。
2:夢で見たギイたちの言葉を信じ、魂を閉じ込める器を破壊する。
3:ナギの遺志を継いで、殺し合いを潰す。
4:一人でも多く救う。
5:仲間の首輪を外す。
6:できる事ならパピヨンを助けたい(優先順位は低い)
[備考]
※ジグマール、村雨達(村雨、かがみ、覚悟、ヒナギク、独歩、服部、ジョセフ)と情報交換をしました。
※参戦時期は1巻。才賀勝と出会う前です。
※夢の内容はハッキリと覚えていますが、あまり意識していません。
※エレオノールが着ている服は原作42巻の表紙のものと同じです。
※ギイと鳴海の関係に疑問を感じています。
※フランシーヌの記憶を断片的に取得しています。
※「願いを叶える権利」は嘘だと思っています。
※制限についての知識を得ましたが、細かいことはどうでもいいと思っています。
※自転車@現実は消防署前に落ちています。
※才賀勝、三千院ナギの血液が溶けた生命の水を飲みました。2人の記憶をある程度取得しました。
 才賀正二の剣術や分解などの技術は受け継いでいません。
※エンゼル御前は使用者から十メートル以上離れられません。 それ以上離れると核鉄に戻ります。
※独歩の言葉が聞こえたかは不明です。
※首輪の構造、そして解除法を得ました。
※ちょっとした神棚と簡単な工具さえあえれば十分に解除の条件は揃うようです。
 首輪の外装を外し、電源をオフにすれば外せます。しかし、制限装置、闘争心誤読装置は沈黙しません。
 スタンド適正付与装置はどうなるか、不明です。少なくとも、首にまかない限りはスタンドは使えません。
 また、首輪がなければ核鉄は武装錬金世界出身者以外の闘争心には反応しません。


244:ふしぎなおくりもの 投下順 246:雛菊想恋
244:ふしぎなおくりもの 時系列順 246:雛菊想恋
242:襲来!蝶男の帝王舞 村雨良 249:あの忘れえぬ思い出に『サヨナラ』を
242:襲来!蝶男の帝王舞 柊かがみ 249:あの忘れえぬ思い出に『サヨナラ』を
242:襲来!蝶男の帝王舞 才賀エレオノール 249:あの忘れえぬ思い出に『サヨナラ』を