葉隠散


葉隠覚悟の実の兄にして彼を遥かに上回る零式防衛術の超熟練。
無力な人々を守り、人の皮を着た悪鬼を討つという覚悟と同じ理想を志していたが
強化外骨格「霞」を着装した際に「霞」に宿る怨霊の意思に触れたことをきっかけとして
核戦争と環境汚染で母なる大地を汚し、自然を迫害する人類の抹殺を決意。
性別を超え、人間の身を捨てた「現人鬼」となった。
実の父であり尊敬する師匠でもあった葉隠朧を殺害することで親子の情を断ち切り、以後は
本来は人類救済の為に建造された移動要塞「ガラン城」を奪い取り、新東京番外地に拠点として構え
美しい肉体に燃えるような声、王者の風格と強力なカリスマ性で数多くの人外を従える。
武術だけではなく頭脳も非常に秀でており、「戦術鬼」という改造人間や環境浄化の益虫。果ては強化外骨格すら独自に製造してのけた。

「人間を辞めたため」なのか、尋常ではない気迫が為せる業か。作中に登場する幾多の超人をも上回る所業が一際に目立つ。
全身をバラバラに引き裂かれうえで身体を繋ぎ合わせて蘇生したり、死した部下が最後に遺した数千度の愛の炎を
身体に取り込んで発火能力を得たり、人類の為に一命を賭して己を倒しに来た超一流の戦士達や一介の野良猫にさえも熱い口づけを与え
心身共に虜にし、完全な忠誠を誓わせた。なかには身体まで変異させる者もいた。
本人曰く「美しさは兵器」(納得できるような、納得できないような……)
ちなみに作中で仕種や身体ににやたらと「美」という表現が使われた人物でもある。

【性格設定】
強い美意識とカリスマ性、気高いプライドを持った者。
戦闘においても、「我らにとって必勝はもはや当然の有様」と言い放ち、
自らの負傷を省みずに敵を討つ覚悟の闘法をおぞましいと一喝し
そして、「闘いには貴賎があるのだ」と言って鮮やかな一撃で敵を倒した。
(とはいっても手傷を負うこと必至の覚悟の一撃を構わずに迎え、散も負傷した際に「他愛もない!!」と我慢していたのだが)
美意識の例を他に挙げると……
敗戦のため、死に行くものに対し、「散り際に微笑まぬ者は生まれ変われぬぞ」
葉隠四郎を倒したときに、「美しくなければ王とは言えぬ」等がある。

部下を尊び自然を慈しむ優しい心を持つが、それ故に地球を汚した人類への憎悪は深く「雑草」「おぞましい二本足」等と蔑ずむ場面が多く見られた。
しかし人類のなかでも散に仕えるに足ると認めたものは積極的に己の魅力で虜にしようとしていた。

【バトルスタイル】
 絶妙なカウンターに多彩な打撃や組み打ちを自在に操り、防衛を得意とする覚悟や朧が扱う「正調零式防衛術」に対し
 高速の連撃と強烈な打撃で目標を瞬時に叩き潰す「天上天下零式防衛術」を習得している。
 「霞」に内蔵された戦術兵器を絡めた苛烈な一撃は同じ強化外骨格を着装した覚悟と朧を終始、圧倒する程である。
 なかでも散が最も得意とする技である「螺旋」は大地力を足から取り込み全身を捻り込みながら力を蓄え、
 掌打によって開放する打撃技であり、その威力は張り手一発で巨鯨を爆死させ、大地力を蓄えた突進は
 螺旋を受け流し迎撃を成功させた覚悟の腕に逆に亀裂が入るまでに凄まじいものである。

 バリエーションとしては右腕と左腕を後ろに構え、左右どちらかの腕か両の腕で螺旋を放つ「双手螺旋」
 野球の投球フォームのように全身を仰け反らせ、極限の溜めから放たれる超音速の一撃「渦(トルネード)螺旋」がある。
 ストーリーのクライマックスでは上記二つを越えた最強の螺旋を披露していたがパロロワで披露されることは、まずないと思われる。


アニメ版の中の人は緒方恵美