蝶野攻爵(パピヨン)


武藤カズキと同じ銀成学園の3年生。
入学試験での成績は五教科500点満点で、IQテストは230を記録する等、学校創設以来の天才になると言われていたが、
徐々に免疫機能が低下する原因不明の難病を患ったために毎日大量の薬を服用しなければならないほど身体が弱くなり、
寄宿舎でひきこもり生活を余儀なくされ、2年留年をしている。
病気のこともあり、担任・同級生・家族からも見限られた為「限りなく透明な存在」と自ら考えていた。
高祖父・爆爵の気まぐれで残した研究ノートからホムンクルスの製造技術を手に入れ、自らを人間型ホムンクルスとすることで命を永らえさせようとするが
幼生体が不完全な状態でホムンクルス化したために不治の病を持つ不完全なホムンクルスとなってしまった。
その為に度々吐血しながら倒れたり、瞬発力や筋力は高いが持久力は人間以下と殺されない限り永遠に生き続けるホムンクルスにしては
随分と不安定で頼りない印象を受けるが、天才としての頭脳の冴えとより高みに昇ろうという執念で他のホムンクルス以上のしぶとさを見せた。
ホムンクルスの弱点である章印が存在せず、人間及び人間社会に対して全く関心、未練を持っていないが故に食人衝動は一切なく
ホムンクルスとは全く別の存在とも言われ、作中の人物はホムンクルスでは決して辿りつけない位置の到達した彼を「超人」と例えた。

ホムンクルス化してからは極めてハイテンションな性格になり、蝶を模ったマスクと全身黒タイツを身に着けた「超人(蝶人)・パピヨン」となる。
その際人間の名を捨て、自身が認めたカズキ以外からは本名を呼ばれることを好まない。
カズキの事を「偽善者」呼ばわりするが、人間時代の自分に真摯に相対し、“蝶野攻爵”として生を全うするよう問い続けたカズキの事を心根では尊敬しており、「偽善者」と呼ぶのも彼なりの敬意の表現でもある。
それ故にヴィクターという人外と化したカズキに激怒しながら嘆き、彼の事を「大した事ない」と侮辱したムーンフェイスには怒りの表情を露にした。
ある意味ではカズキの最大の理解者とも言える存在。

カズキが消息不明になった後も一人だけ、その生存を信じて疑わず、(バタフライとアレキサンドリアの技術を応用したとは言え)
僅か一ヶ月で白い核鉄を完成させた。ヴィクターとの決戦が終わった後にカズキを元の人間に戻す白い核鉄を渡したうえで決着に臨む。
武装錬金のキャラクターのなかから白い核金を生成している間と時間軸が異なっており、カズキとの決着はまだついていない。


アニメ版の中の人は真殿光昭。