始祖の祈祷書


津村斗貴子に支給された。

トリステイン王国に伝わる秘宝。
外見は古びた革の装丁がなされた色あせた三百ページくらいの本で、とても値打ちものには見えない。
ページも白紙だが、虚無の魔法の素質を持つ者が水のルビーを始めとする始祖の指輪を身に着けた時だけ、書かれた文字が見える。

中身は始祖ブリミルが虚無の魔法について記したもので、そこに書かれた呪文を唱えることで虚無の魔法が発動する。
といってもいつでも読めるというわけではなく、必要になったときに必要な魔法だけが読めるようになる。

以下に原作で確認されたこの祈祷書に記されている魔法を列挙する。
《エクスプロージョン》
大爆発を起こす魔法。
ルイズが魔法を唱える度に爆発を起こしていたのは、これの片鱗と思われる。
原作で発動したときは敵国の空中艦隊を一発で全て撃沈した。
被害を与える対象を限定できるのも特徴で、前述の艦隊のときはその船の動力と帆のみを消し飛ばした。
威力は大きいが、消費も大きい。

《ディスペル・マジック》
魔法を消去する魔法。

《イリュージョン》
幻影を作り出す魔法。
大きさは最大で軍隊一つ分くらいまでなら投影することができる。

発動すれば極めて強力であるが、発動するまでに長い詠唱を必要とする。
(《エクスプロージョン》については途中で詠唱をやめてもそれ相応の大きさの爆発が起きる)
もっとも、本ロワにおける唯一の術者であるルイズが虚無の魔法に覚醒する前から呼ばれている上に、発動のために必要な条件は極めて厳しい。
果たして彼女が虚無を発動することはあるのか?