零式鉄球


「零式鉄球(ぜろしきてっきゅう)」(以下、鉄球)は大戦中に葉隠四郎と瞬殺無音部隊が開発した特殊金属。
ソフトボール大の、文字通り鉄の球で、人間の身体に直接埋め込んで使用する。
本編においては葉隠覚悟が8個、葉隠散が24個、散の部下のライが21個所持している(数は不明だが朧も両前腕部に埋め込んでいる)。

機能と特徴
鉄球装着者が“気合”を入れることによって、身体各部に埋め込まれた鉄球が装着者の体内に吸引される。
吸収された鉄球は血小板と同化し血液中に溶解、それが表皮に分泌されると迅速に凝固し、皮膚を「鉄甲化」する。鉄球ひとつあたりの鉄甲化率は、全皮膚の7%である。
鉄甲化する部位、形状は自由に操作できる。散が本編中盤でまとった衣装は、「零式鉄球・聖衣形態」によって形成されていることから、
金属的でないものへも変化させられるらしいことが分かる。
また、ライが鉄球によって戦鬼形態へ変身した際、同時に「超凍結冷凍液射」の能力を得ているのは、作中での描写から推測する限り、鉄球の機能によるものだと思われる。
他にも散が全身を引き裂かれたときに鉄球で身体を固めて繋ぎ合わせたり、ライは肉体が死んでいるのに鉄球で身体を動かしたり様々な応用ができる。

鉄甲化された皮膚は至近距離からの弾丸も跳ね返すが、鉄甲そのものには柔軟性があるため、装着者に動作的制限は与えない。
仮に全身を鉄甲化したとしても、容易に動き回ることが可能である。
鉄球は任意に身体から取り出すことができる。取り出した鉄球同士を合体させて「大玉」にすることも可能。
一度取り出した鉄球を再び装着できるのかは不明。取り出した鉄球は投擲によって対象を攻撃したり、身を守るために使用する。
投擲後鉄球が膨張・変形することがあり、このことから鉄球の挙動を何らかの手段で指定できるものと考えられる。
散が「鬼我一体」を行ったときには、鉄球が散と遠隔操作装置をつなぐ接続口として機能していた。

零式鉄球の装着方法
鉄球を身体に埋め込むには、タルの様な銃身を持つ、携帯可能なサイズの四連ガトリング砲を用いる。鉄球を弾丸として、磔にされた装着者に直に打ち込むが、
一発打込まれる度に「常人なら死ぬほどの苦痛」を味わうことになる。

零式鉄球の形態
零式鉄球は使用する目的や状況によってその形態を変える。

防弾形態
皮膚が防衛しきれない異物が迫った時、血液に溶解した鉄球が皮膚に分泌され凝固、異物から使用者を守る。

特攻形態
予め打撃に用いる身体部位を鉄甲化させ、攻撃力を増す。

聖衣形態
布の様な形状となり、純白の衣装となる。 散が使用していた。

対超鋼炸裂形態
強化外骨格の装甲や機械等の破壊に特化した形態。鉄球を体外に取り出し、対象に投げつけて使用する。
強化外骨格への攻撃の場合、対象に鉄球が着弾し装甲にめり込むと、その瞬間形状が碇型に膨張変化する。碇型になることで鉄球を対象の内部に留め、展性チタンによる応報を防ぐ。展性チタンで出来ていない物体に対しては内部から破裂する作用をもたらす。覚悟は科学絶滅砲に対して鉄球を投擲、内部で炸裂させて破壊した。

対昇華・防熱膜形態
鉄球が平面状に薄く展開し、昇華弾などの熱による攻撃を直に覆うことで防ぐ。ただし、攻撃に対して防熱膜が薄すぎる場合は溶解し、被弾してしまうことになる。

(人間をやめる形態)
正確な名称は不明。強烈な気合と100%を超える鉄球があれば、たとえ全身を何十に切断させられて死亡したとしても、
血中に溶解させた鉄球を使用して強引に全身を纏め上げ、鋼鉄の塊として人の形を再構築して活動する事すら可能である。
但し、この事が生身の肉体を再生する事になるかどうかは不明であり、文字通り人間をやめる事になる可能性が高い。