【熱血】


 本ロワの代名詞的なワードである。
本来バトルロワイヤル系企画というものは疑心暗鬼渦巻く混沌とした鬱の世界が主体になるはずなのだが、
このロワに関してはあまりそういった法則が適応されず、発狂キャラも少ない。
それどころか、原作バトロワではあまり見られなかった他人を庇っての死、強者に立ち向かっての死という場面が非常に多い。

 これは参戦キャラに多少のことではスタンスを変えないという人が多く、また一般人キャラでもそういったキャラと組むことで
「コイツを守る!」という強キャラの強化と弱キャラの精神安定といった相互作用を生み出すことが多かったことが理由として挙がる。
また、マーダーも初期から強者限定で弱者は眼中に入れないというスタンスが多かったため、一般人が死んだことによって起こる悲劇が少ない。

 その上、本来ならば数値上のデータで有利不利が決定するはずのバトル展開でも二転三転は平気でする。
例えるならば強さ80と120のキャラが戦ったとしても、強さ80のキャラが精神の高揚で平気で150になったりすることが日常茶飯事なのだ。
また、強キャラが散っていった後に残された弱キャラも強キャラの意志を受け継ぎ精神的に強化され……
と、まるで「大人キャラは子供達に後に託して散っていく」という少年漫画的展開が平然と行われる。

 結果、それらの要因を集め、漫画ロワは通称熱血ロワとなってしまったのだ。
とはいえ随所随所に鬱展開はあるのであんまりスパロボ感覚で見ないよう注意はしておこう。