mangaroyale @ ウィキ
http://w.atwiki.jp/mangaroyale/
mangaroyale @ ウィキ
ja
2023-11-16T18:52:22+09:00
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葉隠四郎
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/433.html
**葉隠四郎@覚悟のススメ
葉隠散、葉隠覚悟の曽祖父であり、零式防衛術の創始者である。
第二次世界大戦では陸軍将校として活躍し、瞬殺無音部隊という隊を率いていた。
上記の零式防衛術のみならず、強化外骨格や零式鉄球なども作成した人物であり、
格闘だけでなく、研究開発の分野にも優れた人物であった事がうかがえる。
この人物は物語『覚悟のススメ』の ラスボス であるため、この辺で紹介を終える。
詳しく知りたい場合は、原作を一読する事。
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2023-11-16T18:52:22+09:00
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拳(終章)
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/685.html
**拳(終章) ◆1qmjaShGfE
JUDOの拳がパピヨンを捉えようとした時、覚悟は危うくパピヨンとの約定を忘れ、飛び込んでしまう所だった。
パピヨンに対し一切の攻撃を行わずただ避け続けるだけだったJUDOは、最初のその一撃のみで、パピヨンをあっさりと倒してしまった。
それでも、まだ動く事は出来ない。
組んだ腕が震える。力は温存せねばならぬとわかっていても、腕に篭る力を止める事は出来ない。
「……零、状況を報告してくれ」
『サザンクロスのエネルギー化46%。我々の方もまだまだ予定数値には時間がかかる』
「乙作戦への移行を。これ以上は隠し切れぬ」
『了解した。……覚悟、堪えろよ』
二度も同じ失敗をするものか。そう覚悟の表情が語っていた。
JUDOは調整を終えると、ふと周囲の風景に変化が生じている事に気付く。
少し夢中になりすぎていたのか、今までそれに気づけなかった。
霊体に近い存在であった以前とは異なり、今は五感にて外界の情報を得なければならない為、
もっと視覚や聴覚に意識を配っていなければならないな、と他人事のように考える。
サザンクロスの巨体が、その半ばまで光の粒子と化し渦を巻いている。
緑や青色の輝きは、サザンクロス全体を覆いつくし、まるでこの世のものとも思えぬ幻想的な一枚絵を描く。
「あれは……一体何の真似だ?」
JUDOの問いかけに覚悟は答えぬ。
口を開けば、それがきっかけで怒りが噴出してしまうかもしれない。
それでも口にせずにはいられなかった。
「あの光こそが、我等の怒りだ」
「何いいいい!! やっぱ甲作戦じゃあかんかったか!」
『変換に時間がかかりすぎた! やはり同時進行で行く! 服部君、精製と誘導は君にやってもらう事になる! よろしく頼むぞ!』
「やるしかないんやろが! 俺科学者でも何でも無いんに、こないにややこしい機械操作させよってからに……」
伊藤博士と通信をしながら、エネルギー物質変換装置のコンソールを確認する。
服部は簡単なレクチャーのみで、これを操らなければならない。
当初のプランでは、サザンクロス全ての変換を終え、操作室が吹っ飛ぶ寸前、一気に送り出す手はずだったのだが、そんな時間の余裕は無いと前線の覚悟は判断したのだ。
コンソール上にある入出力計と変換効率を示す数値を確認後、変換後の流出先座標を再入力する。
「げー! 何やこれ! 伊藤博士! 何か赤いランプついてぎゃーぎゃー喚き出しよった!」
『それでいいんだ! そもそも規定されてる使用法を逸脱してるやり方なんだから!』
「そーいう事は先に言えやああああああ!!」
服部の操作に従い、サザンクロスを覆っていたエネルギーの渦がその方向を定め流れ出す。
それは天を流れる天の川のように煌き、美しき大河を思わせるが、より近づいてこれを見るとその姿を180度変える。
荒れ狂う大海原のように波打ち、その先にある全てを飲み込む濁流はうねり、蛇行しながら目指す目標に襲い掛かる。
その先にあるのは一人の人間。
三千の英霊を宿しし鎧を纏う、人類最強の戦士、葉隠覚悟。
その胸の内ではパピヨンより託されし、狂気の核鉄が黒き力を解き放つ。
黒の核鉄。
それを体に取り込みし者、周囲全ての生命エネルギーを強制的に吸収してしまうヴィクター化を引き起こす。
光の奔流はそんな覚悟を包み込み、押し流さんと試みるも適わず、比するには余りに小さすぎる存在であるはずの覚悟に吸い込まれていく。
『ぐっ……おっ……この量は……』
「堪えろ零! まだまだこの程度ではないぞ!」
エネルギー物質変換装置を基点に、物質はサザンクロス、エネルギーの送り先はヴィクター化した葉隠覚悟、
そして変換後のエネルギーを生命エネルギーにする事で、覚悟とのパイプを繋ぐ。
これが天才パピヨンの組み上げたプラン。
膨大なエネルギーを誇る大首領JUDOに対抗するべく、この場で用意しうる最大のエネルギーを集め、それらを攻撃エネルギーに変換する能力を、と考えたパピヨンが打った手であった。
エネルギー物質変換装置のキャパシティもサザンクロス程の質量に耐えうるかわからない。
何より覚悟と零がヴィクター化したとしても、これだけのエネルギーを支え、更に攻撃を行うなどという真似が出来うるものか。
全てがぶっつけ本番。
成功率一割未満の理由はこれであった。
何とかと紙一重と言われても仕方が無いこのプランを、伊藤博士も服部も受け入れた。
相手は神様、こっちも紙一重を越えてやるぐらいでないと釣り合わないと言って。
さしものJUDOもこれだけの大足掻きを見せられるとは思いもよらず、呆気に取られたままエネルギーの流れを見送っている。
体の限界を全く考慮に入れていないエネルギーの奔流をその身に受け続ける覚悟は、拳を握って前へと進む。
「さあ、次は俺が相手だJUDO!」
踏み込む覚悟が真正面から拳を振るう。
それだけならば簡単にかわせる、そう思うかも知れないが、受けた方はそう簡単にはいかない。
目線、踏み込みの位置、振るうタイミング、信じられぬ間合いから伸びてくる拳。
全てが超一流の拳を、かわせる者など一握りなのだ。
それでもJUDOは圧倒的に勝る反応速度と体速度にて腕を上げてこれを受ける。
エネルギーの塊であるJUDOは、体組織もその力にて強化している。
これを破壊する事は、地上の何人たりとも適わず。
JUDOは片足を後ろに引き、覚悟の拳を受け止めきる。
後ろ足を支える大地が割れ砕け、足首までを地面に埋め込む。
「おおおおおおおおおっ!!」
覚悟は吼え叫びながら拳を振り抜かんと全身の力を振り絞る。
両の足首から膝を伝い腰を通し、胴の捻りに加え肩を入れ、肘を突き出し拳を振り切る。
限界を超えんとする体を支えるのは、必勝の信念のみ。
JUDOはまだこの体での全力の出し方を知らぬ。
それでも、これほどの力を向けられ黙っている事など出来ない。
「フ、フハハハハハハッ!!」
パピヨンとの調整で得たゼクロスのボディへの理解を一時捨て去る。
覚悟の拳を受けし右腕はそのままに、体内を荒れ狂うエネルギーの赴くまま左腕を振り上げて覚悟を殴り飛ばした。
額でそれを受けた覚悟は、衝撃の余り意識を失いかける。
『覚悟! 着地だ!』
零の声に呼び戻され、自らが宙を舞っている事に気付くと、空中で体勢を立て直して足から綺麗に着地する。
見ると、JUDOの左腕が肘の先から消滅していた。
「カクゴ、だったか……いいぞ、こうでなくては我が復活の宴に相応しくはないっ!」
その部位に一瞥をくれただけで、腕が再生する。
今度はこちらの番とばかりにJUDOが覚悟に襲い掛かる。
エネルギーの流れ、輝きは今も継続して覚悟に降り注ぎ続けるも、恐れる風もなくJUDOは飛び込む。
お返しとばかりに、JUDOもまたまっすぐに覚悟へと拳を振るう。
如何に速度が速かろうと、覚悟の因果にそれのみで立ち向かう事など出来はしない。
肩をかすめるように外されるJUDOの拳と、交錯しながら放たれた覚悟の拳。
外れたはずのJUDOの拳は、その衝撃のみが飛びぬけて行き、大地を大きく抉り取った後、背後にあったビルを粉々に砕く。
方や覚悟の拳は、JUDOの突進を完全な形でカウンター出来たにも関わらず、JUDOは微動だにせず。
むしろ拳を支える覚悟の両足が大地を滑り、大きく後退する事となる。
かつてない難敵、覚悟はJUDOをそう認める。
同時に湧き上がる衝動、それに素直に従った覚悟は、笑い言った。
「村雨よ、これ程の剛の者。お主も戦いたかろうがこれもめぐり合わせよ。この男、JUDOは俺が倒す!」
服部は伊藤博士から戦況を確認しながら作業を続ける。
「覚悟の奴ようやっとるやん! こっちは後一分もかからん! 伊藤博士! そっちはどや!」
『こちらは既に完了している! 先に消えるのはこちらになりそうだから言っておくぞ!』
「おう遺言か! 聞いたるから言ってくれや!」
『最期の最後で、君達と共に戦えて本当に良かった! ありがとう、私は……』
通信機からの雑音に紛れ、伊藤博士の最期の言葉は聞けなかった。
服部は、通信機を投げ捨てる。
「最後だけちゃう。アンタはずっと、俺達と一緒に戦っとったで」
モニターに全ての作業が完了した旨を伝えるメッセージが表示される。
もう通信も繋がらないだろう。
部屋の外壁を光の粒子が覆い、服部の全てはここで終わる。
それでも服部は、今までの何かを振り返る事に僅かな時間を費やすことなく、未来への願いを込めて叫ぶ。
この声は、アイツに届くと信じて。
「やったれや覚悟おおおお!! JUDOだろうと神様だろうと俺達に勝てる奴なんざ居やしないんやああああああ!!」
サザンクロスが完全に消滅し、光の潮流はうねり、踊りまわりながら円を形作る。
一所に固まり、それによって勢いを付けた流れは、無数の濁流と変化し、覚悟へと一斉に降り注いだ。
この量はさしものJUDOも無視出来ず、覚悟から大きく離れ、距離を取る。
まるで龍の群が一斉に覚悟へと襲い掛かったかのような錯覚に捉われる。
その全てを、覚悟は一欠けらすら漏らさんとばかりにその身に引き受ける。
零が今やっていることはたった一つだけ。
絶大なエネルギーに耐え切れず弾け飛ばんとする覚悟の体を外側から全力で押さえつけるのみ。
『か、覚悟! い、意識は残っているか!?』
「無論! 我が身は牙持たぬ人の剣なり! その一心あれば例え五体砕けようとも問題など無い!」
零にはわかっている。
ぶちぶちと音を立てて千切れているのは、覚悟の皮膚であり、筋肉であると。
しゅーしゅーと気が抜ける音は、覚悟の体細胞が消滅していく音であると。
体液は沸騰し、強化外骨格の隙間から蒸発し、宙へと消えていく。
「ふはははは、零よ! やはりこれほどの戦い、俺一人で満喫するにはちと惜しいぞ!」
自らが消えていく、そんな中でもなお笑うが葉隠覚悟よ。
『何かをする気か!?』
「然り! 見ていろ零!」
覚悟は右の拳を高々と掲げる。
「此方を流離う英霊達よ! これより我大首領JUDOに一撃を加えん! 我こそはと思わん者はこの拳に集え!!」
粉々に砕けたはずの強化外骨格「凄」の欠片達が即座に応える。
無数の青白き魂が飛び出し、覚悟の拳へ馳せ参じる。
彼ら一人一人はまるで違う想いを持っている。
国籍も性別もその望む事も何もかもが違う魂達。
今回集められた魂だけではない、それ以外にも無数の魂が込められている「凄」から放たれた彼ら。
しかし、たった一つ、皆に共通する想いがある。
『あいつを力いっぱい殴らせろ!』
その一心のみでまとまった、脆い、余りにも脆すぎる絆。
しかし、その想いの強さが絆の脆さを凌駕する。
主義も主張も用を成さぬ、ただ、一重に、あいつをぶん殴ってやりたいだけだ!
覚悟の拳は輝きを増し、一つの意思に纏め上げられる。
強化外骨格の魂の座としての機能は、ここに来て新たな使用法を確立したのだ。
「はははははっ! そうか! 皆も奴を殴りたいか!」
振り上げた拳を降ろし、目の前で力強く握り締める。
「俺もだ! だから俺に任せろ! 孤拳一撃! ぶち決めるぜ!!」
赤木シゲルは静かに死を待ちながら、戦いの趨勢を見守っていた。
その隣に、柊かがみが腰をかける。
少し驚いた顔でそちらを見た後、赤木は嫌味の無い笑みで迎える。
「えへへ、ごめん。死んじゃった」
照れくさそうにそういうかがみを、責めるつもりは赤木にはない。
体を持って生きているように見えるかがみが、自身を死んだと表している事にも何も言わなかった。
「クククッ……そういう事もある。気にするな」
かがみも二人の戦いに目を向ける。
「ねえ、どっちが勝つと思う?」
「俺は一番最初に賭け終えている……勝つのは俺達さ」
「でも今の私の目から見ても、難しいと思うのよ……信じてるけど」
赤木は、今度は明らかに人を喰った顔で、含むように笑い出す。
「クックックックック……それでも、だ。俺の仕掛けは後二つ、残っている……」
呆れた顔でかがみは赤木に問う。
「本当、最後まで良くわかんない人よね……ねえ、一つ聞いていい?」
「何だ?」
「何で最後の支給品、使ってないの?」
赤木の手元に残った支給品の紙は、後一枚、手付かずで残っていた。
かがみがどうやってその内容を知ったのかわからないが、赤木は、そういうものだとあっさり受け入れる。
「こいつか?」
懐にしまっていた最後に一枚。そこには『水の魔法薬』と書かれており、その効果は怪我の治癒であった。
これを使って怪我を治し、かがみに言ったようにサザンクロスにある乗り物を奪えば、もしかしたら脱出する事も出来たかもしれない。
しかし、赤木はそうしなかった。
「服部と顔合わす機会があれば……と思ったんだが、いいさ、あいつももう生きてはいまい……」
かがみの見ている前でその紙をびりびりに破く。
「他人の命を賭けておいて、自分は傍観じゃ筋が通らない……だろ」
「案外律儀なのね」
「……さあ、もう行け。今度は、あいつらの元へ……」
仕掛けの為に、アカギは死力を振り絞って立ち上がる。
バランスを保ち、倒れたりしないように、例え、この体から俺の魂が抜け出そうとも……
全身に満ちたエネルギーは、その余波だけで周囲の空間を歪ませる。
漏れ出す輝きは青白く、付近一帯を染め上げている。
「JUDO! これより我が最後の一撃を放たん! 見事受けきってみせよ! さすれば貴様の勝ちだ!」
高らかと宣言する覚悟、既に体の大半を失いながら、強化外骨格の中で、覚悟は、覚悟のままで存在していた。
「ハハハハハハハハッ!! こんなにも、こんなにも愉快な時は我が生涯にも無かった! お前は! お前達は素晴らしいぞ!」
JUDOの心に、新たな波紋が加わる。
その波は、ほんの僅か、そうJUDOの全エネルギーから比すればほんの1%程度だったが、心の中の異物を放置する事も出来ぬ。
「お前はムラサメか……ふん、どうせツクヨミが又何か……」
「JUDO、俺はお前の1%にすぎない。だが同時にお前自身でもある。その俺が命ずる……」
「愚かな……残る99%が否定するだけだ」
「俺の技を使え! 俺の最も強力な技を! それにより、今のお前に出し得る最大の攻撃が可能となる!」
村雨の提案は、それが本心からの物である事は、同化していたJUDOにも理解出来た。
「……何を?」
「覚悟の最大最後の攻撃を! お前は適当な技で迎え撃つ気か!」
そこに企みがある事も同時に知れる。
だが、それでも、JUDOは村雨の挑発を真っ向から受け止める以外術を知らなかった。
何より、それはJUDO自身の望みにも適った行為だ。
あそこで立ったままこちらを見ているアカギにも、我の最大の力を見せ付けたいと思っていた所だ。
「ハハハハハハハハッ!! 良かろう! 貴様の技! ゼクロス穿孔キックをこのJUDOの力で用いてやろう! 言っておくが貴様のそれなぞ比べ物にならんぞ!」
「当然だ! そうでなくばわざわざ俺が戻った意味が無いだろう! タイミングと技の使用は俺に任せろ!」
満を持して攻撃に移らんとする覚悟の既に失われたはずの耳に、かがみの声が響く。
「覚悟君、村雨さんの想いに……応えてあげて」
村雨がやろうとしている事、それを理解した覚悟は全身が震えるのを止める事が出来なくなる。
「ふ、ふははははははっ! やはり来たか村雨よ! お主もこのままでは済ませられんか! そうだろうとも! このような大戦! 二度とはお目にはかかれぬぞ!」
両足を肩幅から少し広めに構え、右足を大きく後ろに引く事で半身になる。
全ての魂はこの腕に、これ以上無い晴れ舞台。
ここで外すは男に非ず!
「来いJUDO!! 当方に迎撃の用意あり!」
JUDOもまた膝を落とし、両腕を大きく広げ構える。
「このJUDOを前に良くぞ吼えた! 行くぞカクゴ!」
大きくその両腕を振るうと、JUDOを中心に空気の渦が発生する。
それはあっと言う間に勢いを増し、渦から竜巻へ、そして真空の刃を伴う死の音速竜巻へと変化する。
竜巻の中心に居るのはJUDOと覚悟の二人。
しかしこれを放っているJUDOはともかく、覚悟はその疾風の刃に身動きが取れなくなる。
尚も強力になっていく嵐は、距離が開く毎にその効果範囲を増し、街並みを破壊し、更に奥にあった殺し合いの会場全てを巻き込み吹き飛ばす。
後方に吹き荒れる暴風は、しかし前方のそれと威力においては比較にならない。
その暴風ですら建物全てを消し飛ばす威力を持つのだ。
遙かに近しい距離にあり、最中にて舞い上がる事を堪える覚悟にかかる重圧はいかほどの物であろうか。
それでも、覚悟は動かない。
まるでその位置にしか存在しえぬがごとく、不動の体勢でひたすらに待ち続ける。
『覚悟! 最早我等も意識を保つ事能わず! されど戦士の誇りに賭け最後のその瞬間までお前を守ってみせようぞ!』
「頼むぞ零! お主のような戦士達と共に戦場を駆けれた事! 例え死すとも俺は忘れん!」
遂にJUDOが動く。
両足に込めたあらん限りの力で、大地を力強く蹴り出し、全ての力をこの一撃に込めんが為に。
この技は村雨でなくば間が計れない。
そのほんの一瞬、村雨はJUDOの意識の表層に飛び出す。
「行くぞ覚悟!」
その言葉の響きに、村雨の強い魂を感じた覚悟もまた、胸を張って返礼する。
「来い村雨! 覚悟……完了っ!!」
何と安心出来る、頼もしい言葉だろう。
この男ならば、一度見ただけの、しかもその後に改良を加え、完璧に仕上げたこの技すら、
見事打ち破ってくれるに違いない!
「これが俺の最高だ! ゼクロス穿孔キーーーーーーーーーック!!」
村雨ならば、あの時の欠点を必ず克服してくる。
そう信じタイミングを合わせていた。
流麗にして華麗な技の繋ぎ、全ての力を一点に集中していくその様の何と見事な事か。
最早村雨は未熟な戦士などにあらず。
一流の中の一流。
だからこそ、これこそが最強の一撃であると確信出来る。
単体で放ちうる最強の技、村雨の穿孔キックに対し、相手の攻撃力が高ければ高い程威力を増す覚悟の因果で迎え撃つ。
考えうる最大の破壊力を生み出すこれこそが、知恵を絞り策を組み上げた知恵者達の努力に応える戦士の一撃。
「そしてこれが俺達の最高だ! 因果あああああああああああああ!!」
JUDOは疲れた体を横たえ、満足気に目を閉じる。
その隣に座り、頬杖をつきながら見下ろしているのは柊かがみだ。
「……ツクヨミか?」
「今は柊かがみ。同じだけどね」
「ふん、人の意思を残したまま同化したか……面倒な事をする」
柊かがみはその身を神に捧げる事で神格を得、ツクヨミと同化する事で意識を保つ事が出来ていたのだ。
ツクヨミの能力もまた引き継いでいるかがみだからこそ、次元の牢獄もあっさりと開く事が出来た。
薄目を開けてツクヨミの姿を確認する。
ゼクロスに似たあの姿ではなく、元の人間の姿そのままになっている。
「あまり見目良くはない。元に戻せ」
「……いきなり感じ悪いわね、貴方」
友好的とは程遠い会話をかわすも、かがみは赤木に頼まれていた言葉を紡ぐ。
「で、どうだった?」
その話は、自身もしたかったせいだろう。見た目に文句をつけながらも、すぐに乗ってくる。
「ああ、素晴らしい時を過ごせた……これからもまた、このような時間が過ごせるかと思うと胸が高鳴る。ははっ、まるで人のようだ」
「そっ。良かったわね」
まだまだ話足りぬと、感動を言葉に変え続ける。
「我をも滅ぼし得ると思えた時、そこには確かに恐怖があった。そしてそれを乗り越えた時、
今まで想像だにしなかった程の喜びがあった……これは何物にも変えがたい。
アカギは宣言したとおり、素晴らしい時を我に与えてくれたぞ。ああいう人間も居るものなのだな……」
「じゃあさ、今貴方は人間が要らないなんて思う?」
「思わぬ。そのような暴挙、我が許しはしない」
赤木の最後の策。
例えJUDOを倒せずとも、JUDOとの共存が出来ればいい。それをJUDOに認めさせられれば、倒す必要すら無くなる。
それこそが、赤木の考えた最後の策だった。
倒せればそれで良し、例え倒せずともそこまで持っていければまた良い。
赤木シゲル人生最後のギャンブルは、そんな二段構えであったのだ。
「私も最後の爆発抑えるのに、随分力使っちゃったし……まあ貴方に比べればマシだけど」
「頼んだ覚えは無い」
「ええ、そうでしょうとも。でもね、もう一つだけね、貴方に用があるのよ」
「何?」
かがみは立ち上がって肩を鳴らす。
「これついさっき気付いたんだけどね」
神様や赤木さんには悪い事するなーとも思うが、もう止まらない。
「私まだ……」
恨みつらみは何時までも引っ張るものではない、そう思っても、やっぱり我慢出来そうにない。
「貴方を一発も殴ってないのよっ!!」
神様同士が殴りあったらどうなるかですって?
そんなの両方共がエネルギー浪費するだけの話よ。
どっちが殴ろうと単純にエネルギーがぶつかりあうだけの話。
だから私みたいな下手くそが殴っても一緒なのっ。
いずれも計測すら困難な程のエネルギーを持つ両者が、その全てを叩き付け合った一撃。
ぶつかり合う二つのエネルギーは相互に反発し合い、ぶつかり合って瞬間的に放出される。
いわゆる、爆発と言われる現象だ。
あっと言う間に周囲全てを巻き込み、BADANが用意した会場全てを、そしてそれらが乗っていたテーブルマウンテンを丸々一つ消滅させる。
その時の光は、遠く北米ですら観測出来る程の強力な輝きで、周囲の生態系すら壊しかねないと危惧されている。
周りを人の住まぬジャングルで覆われていた事が幸いした。
人的被害はほとんどなく、たまたまそちらに目をやっていた幾人かが輝きに目をやられた程度だ。
元々調査していたおかげか、すぐにその異常に対応する事が出来たスピリッツは、滝を隊長とする調査隊を編成。
即座に現地に飛ぶが、テーブルマウンテンであった物が、巨大なクレーターに変化しているさまは、上から見ると最早唖然とするしかない。
これじゃ何も残っていないだろうと思うも、調査隊は調査がお仕事。
隊員達を引き連れ、緑一つ無い荒地と化した大地を進む。
ここが爆発の中心部、そう思われる場所で遂に発見があった。
部下達が止めるのも聞かず、滝は駆け寄る。
「お、おいお嬢ちゃん! あんた無事なのか!? 怪我はないか!」
へぇ、いきなり私の心配してくれるんだ。普通怪しむ方が先じゃない?
「ええ、大丈夫よ。貴方は?」
時間は残り少ない。あいつめ~、へろへろかと思ったら結構力残してたんじゃない。
「俺はスピリッツの滝だ。その、あんたは……」
もう後少しで消える事になる。あいつも消してやったけど、こっちももうほとんど出涸らし状態よ。
「はい、これ」
巫女服の懐から一枚のディスクを取り出し、彼に渡す。良い人みたいだし、きっとこれの意味わかってくれると思う。
「おい、これは……なあ、一体ここで何があったかあんたにはわかるか?」
本当に時間が無い。とりあえず結果だけ伝えて消える事にしよう。
私は、胸をそらして片手を突き出し、彼に向かってピースサインをしてやった。
「私達が、勝ったのよ」
漫画キャラバトルロワイアル 完
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2023-11-15T22:10:41+09:00
1700053841
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加藤鳴海_人物紹介
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/375.html
**加藤鳴海
直情的な熱血漢。人を笑わさないと生きていけない「ゾナハ病」に罹っていた。
才賀善治に誘拐された才賀勝をエレオノールと共に助け、左腕を遺して行方不明となる。
その際、記憶喪失に罹る。その後、「人形破壊者(しろがね)」のギイに命を救われ、不死の霊薬を飲み「人形破壊者」になる。
左腕の義手として「あるるかん」の腕を付け、ゾナハ病をばら撒き人々を苦しめる自動人形と壮絶な戦いを繰り広げる。
【戦闘・能力】
中国武術(形意拳)の使い手。目隠しした状態で刃物を持った大人数の人間に勝つほどの使い手であった。
発勁の使い手でもある。それを駆使して、気を籠めて打つことで爆発的な衝撃を生み、自動人形の擬似体液(血液みたいなもの)を沸騰させていた。
その他にも、高い防御力を生み出すことできる。全速力で突進してくる自動車を片腕だけで受け止めた(しかも無傷)。
激しい怒りを感じると、常識が通用しない圧倒的な強さを発揮する。
主な例としては
致命傷としか思えない深手と多大な流血にもひるまずに戦い続ける。
炎を全身に浴びせられたにもかかわらず何故か全く傷つく様子が無かった。
等である。
「不死者(しろがね)」であるので、ちょっとやそっとでは死ぬことはない。
【聖ジョルジュの剣】
左腕に装着してある刃。腕にあるつまみをひねる事で刃が現れる。
その他にも刃を長い距離まで発射させる機能が付いている。刃を発射すると柄の部分に鎖が付いているので、リールで巻き取って回収することが可能。
声優は小山力也。
[[戻る>参加者一覧]]
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2023-06-25T16:46:38+09:00
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ジョセフ・ジョースター_人物紹介
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/388.html
**ジョセフ・ジョースター
ジョナサン・ジョースターの孫にあたる人物。 ジョジョの奇妙な冒険第2部主人公。
ジョースターの血統に特有の長身と筋骨隆々の逞しい肉体の男。
普段はおちゃらけていて、覗きや悪戯といったふざけた行動が目立つが、友人や師弟、家族への厚い情を持っており
吸血鬼を上回る能力を持った人類の大敵「柱の男」達を倒すべき敵として扱うだけではなく
信念と覚悟を持った男として接しており、その生き様に敬意を祓う「仁」の心を持っている。
無様に敗北したフリをして自身が得意とするマジックやイカサマを仕掛けるなど、戦闘においては相手の裏をかく意外な戦略や周到な罠を見せる。
今回は第二部からの参戦であり、18歳と若々しく彼が老年期になってから習得したスタンド、ハーミット・パープルは使用不可である。
【特異能力】
波紋法:特殊な呼吸を規則正しく繰り返すことによって、吸血鬼にとって致命的な太陽のエネルギーを体内で発生させる。
呼吸を鍛えることで吸血鬼に対抗できるほどの筋力や速度、宙に舞う羽毛のような軽い身のこなしを得ることができる。
生物にあてることで波紋を伝え痺れさせ意識を昏倒させる、植物の葉を一箇所に集め紙飛行機のように滑空する
細い針の上や水の上も歩ける、病気や骨折の治療ができる等様々な応用の効く能力である。
波紋を熟練の領域まで鍛えた者は肉体的な疲労や空腹に関しても常人を遥かに越えた耐久力を発揮できる。
波紋の習得は才能のあるものが「一秒に十回の呼吸」や「十分間息を吸って十分間息を吐き続ける」などの血の滲む修行を納めて
ようやく一人前になれるという厳しいもので素質のない人間がいきなり会得するのは不可能だが、波紋使いの助力により
一時的に軽い波紋を作れるようにすることはできる。
【口調】一人称:「俺」、「おれ」 二人称:「お前」
【余談】「乗り込んだ飛行機は墜落する」というジンクスを持っており、
13歳と18歳の時にそれぞれ一度、68歳の時に二度と、生涯で四度も飛行機の墜落事故に遭遇している。
またジョースターは一生に一人の女性しか愛さないと明言しておきながら日本人の女性との間に一子を儲けていると油断ならない人物である。
声優は
内海賢二(CDドラマ版Part3(第1巻、第3巻))
納谷悟朗(CDドラマ版Part3(第2巻))
大塚周夫(OVA版Part3)
大川透(ゲーム版Part3)
大塚芳忠(ゲーム版Part3「誇り高き血統ジョセフ」)
杉田智和(TVアニメ版Part2)
石塚運昇(TVアニメ版Part3)
とwikipediaに掲載されていたが、TVアニメ版Part2以外Part.3とあることからTVアニメ版Part2と「誇り高き血統ジョセフ」以外は老人のジョセフである。
(※「誇り高き~」の登場作はゲーム版Part.3だが、これは第2部の姿にまで若返った状態でのゲスト参戦みたいなものなので
実質このロワに参加してるのはこの「誇り高き~」の姿)
[[戻る>参加者一覧]]
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2023-06-25T16:42:39+09:00
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吉良吉影_人物紹介
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/386.html
**吉良吉影
杜王町に住む、一見普通のサラリーマン。
目立たずに生きることを徹底しており写真の済に写ったり、優れた能力を持ちながら学業や仕事では並みの成績しか取らない。
植物のように静かに暮らしたいと思っているが、女性の手に異常に執着する殺人鬼である。
生まれながらにして「人を殺さずにはいられない」性質を持っている為に48人の女性が犠牲になってきた。
切った爪の長さを記録して、自分の殺人衝動の調子を管理している。
原作の終盤では追い詰められた時に、エステ・「シンデレラ」にいた「川尻浩作」に変装して逃げ切ろうとした。
ロワでは終盤参戦のため川尻浩作の容姿でありながら参加者名簿に吉良吉影として名前を書かれている。
【口調】一人称:「わたし」、二人称:「あなた」、「君」
【特異能力】
スタンド能力はキラークイーン。人型タイプで、触れたものを爆破させ全てを消しさってしまう(正し一度に一つ)。
破壊力はトップクラスな上、遠隔操作もお手の物。おまけに爆破の周りへの影響も小さい。
ただ吉良自身に戦闘経験が余り無いため、格闘戦では四部主人公のスタンドに圧倒されていた。
破壊力:A スピード:B 射程距離:D(2m) 持続力:B 精密動作性:B 成長性:A
必殺技
①シアーハートアタック 頑丈な遠隔操作式自動追尾小型爆弾戦車。 熱を感知して突撃してくる。
破壊力:A スピード:C 射程距離:A 持続力:A 精密動作性:E 成長性:A
②バイツァ・ダスト 吉良本人の情報を尋ねるものを殺害して一時間「時」を戻す能力。詳しくはコミックス45巻。 今回のロワでは
使用禁止となっている。
ちなみに寝る前にストレッチなどして健康に気を遣ってはいるものの、生身の腕っ節はそれ程強くはない。
声優は森川智之
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2023-06-25T16:33:00+09:00
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DIO_人物紹介
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/389.html
**DIO
石仮面という外法によって人間を辞めて吸血鬼となった悪の帝王。本名は「ディオ・ブランドー」
ジョースター一族とは深い因縁を持っており、どの部でも必ずといっていいほど何かに影響を及ぼしている。
作者の荒木飛呂彦氏が「対照的な二人を描いていきたい」と発言していることから、「ジョジョの奇妙な冒険」はジョースター一族とDIOが主人公の物語と囁かれるほどである。
インパクトの強い発言を多く残しており、ジョジョファンからも熱狂的な支持を受けている。
少年時代に情けない父親に虐げられて惨めな思いをしながら暮らしてきたことから、極めて激しい上昇志向を持つようになった。
養子としてジョースター家に潜り込み、遺産目当てにジョナサンの父親を殺そうとするがジョナサンに妨害されて窮地に陥る。
状況を打開するために吸血鬼となりジョナサン達を殺そうとするも敗北を喫し、その後はジョナサンと幾度と無く死闘を演じるも首から下の肉体を失ってしまう。
だがディオは諦めなかった。自らの唯一尊敬する人物と見定めたジョナサンのボディを手に入れようと試み、ジョナサンの抵抗で危うく命を落とすところだったが
辛くも肉体を手に入れ、およそ100年の間は海中に没することとなる。
肉体として理想的なジョナサンのボディを手に入れてから「DIO」と名乗るようになった。
その後は白い肌と男とは思えぬ怪しい色気、その数奇な運命と人間を超越した帝王の貫禄によるカリスマ性を身につけ、数多くのスタンド使いや女達を虜にした。
ジョナサンの肉体を奪ったので首に継ぎ目と首のつけ根の背中には代々、ジョースターの血筋に特有の星型のアザがある。
衣服は黄色と黒を基調としており、所々にハートがついたアクセサリーをつけている。
【口調】一人称「俺」、「私」、「このDIO」 二人称「貴様」、「お前」など
【特異能力】
1.人間型スタンド「世界(ザ・ワールド)」
破壊力:A スピード:A 射程距離:C(10m) 持続力:A 精密動作性:B 成長性:B
格闘能力・精密動作能力が極めて高い人型スタンド(空条承太郎のスタープラチナを上回るほど)。
黄金の一色に染まり黄金のオーラを纏っており、全身の筋肉ははち切れんばかりに逞しい。
さらに胴体や前腕などを圧着するように覆う装甲のようなパーツ・背中に取り付けられたボンベが同身長・同体格の「スタープラチナ」に比べより巨大に見せている。
DIOと同じく、全身にハート型の装飾と両手の甲には時計の文字盤を模した装飾が為され、鼻先から上をマスクで覆っている。
本体であるDIOの持つ強力な再生能力もあり、生半可な損傷などは一瞬で治ってしまう。
さらに時を止め静止した時間の中で動く能力を持つ。ジョセフ・ジョースターの血を吸ってからの参戦なので
9秒間、時を止められる筈だがロワでは制限により開始した状態では三秒しか止めることが出来ないようだ。
ジョースターの血を吸うことで時を止める時間が伸びるかもしれない。
2.吸血鬼
石仮面の骨針により脳を刺激し、潜在能力を開花させた人間。
類稀な生命力を持ち、腹に穴が開いても血を吸うことで数秒で回復。他人の肉体の部品を自身の肉体に移植することが出来る。
さらに高い身体能力を持つ。(動物に喩えると豹程の素早さらしい)
ただし吸血鬼に反発するエネルギーの日光を浴びたり、波紋により致命傷を負ってしまう。
ストレイツォという吸血鬼は手榴弾により全身が破壊された状態で再生したり、第一部の肉体を失う前のディオ自身が剣により一刀両断されながらも
身体をそのまま繋ぎ合わせていたように不死身といっていいほどの生命力を誇るが、ジョナサンのボディが優れていてもDIO自身の肉体ではないため
再生能力・身体能力はオリジナルに比べれば格段に劣化してしまっている。
声優は
田中信夫(OVA版Part3)
千葉一伸(ゲーム版Part3)
若本規夫(CDドラマ版Part3)
子安武人(TVアニメ版Part1、3)
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2023-06-25T16:27:56+09:00
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空条承太郎_人物紹介
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/387.html
**空条承太郎
日本人でジョセフ・ジョースターの孫。
身長195cm。瞳の色はややグリーン。
青い学ランに紫のシャツが普段着で、特に学帽には作中に海に引きずりこまれた際にも
手放そうとしないほどの愛着を持っているようだ。
頭脳明晰で常に寡黙かつ沈着冷静だが、根は激情的な性格で正義感も強く、
闘う力の無い者や肉親に危機が及ぶと冷徹になりきれないことが多い。
いざという時に勇気を出し立ち向かう人や逆境に挫けずに精一杯に生きている人を尊敬する。
高身長と整った顔立ちから女性の好意を受けることが多いが、本人は自分に言い寄ってくる
うっとおしい女は嫌いで慎ましやかな日本的な女性がタイプのようだ。
未成年ながら既に飲酒と喫煙の習慣がある。
また、火のついたタバコを口の中に5本入れて、火を消さずにジュースを飲むという妙な特技があるらしい。
口癖は「やれやれだぜ」
ちなみに上記で述べたように常にぶっきらぼうな彼だが、ノベライズ版では意外な一面が明らかになる。
表向きは邪険に扱ってる母親を本当は心から愛している事が細々と書かれ、
序盤の砂漠を彷徨うシーンにてはポルナレフが太陽光線で日焼けしているのを見て愛着している学ランを「黙って着ろ」と言って渡し、
ポルナレフがそれを遠慮しようものなら「ゴチャゴチャ言うな!うっとおしい!おれは散々考えた上でやってるんだ、文句言うなら火ィつけて燃やしちまうぜ!」とつきつけた。
本当はすごく仲間想いなのに、それを口では無く態度で示す……
ここでピンと来た人もいるかもしれないが、つまり彼は物凄いツンデレなのだ。
パロロワの法則の一つに、ツンデレの法則があるが……果たして彼は大丈夫であろうか?
【特異能力】
スタンド名:スタープラチナ(星の白金)
破壊力:A スピード:A 射程距離:C(2m) 持続力:A 精密動作性:A 成長性:A
ジョジョの奇妙な冒険に登場した最初のスタンドでありながら、史上最強と呼び声の高いスタンド。
刑務所の鉄格子を易々と曲げ、猛スピードで突っ込んできた大型トラックを受け止めるほどの圧倒的な力強さと、
至近距離で放たれた銃弾を指で摘み静止させることができるほどの精密さと素早さを誇る。
承太郎が「キレた」状態ではDIOの「世界」さえも上回る能力を発揮する。
逞しい筋肉質の肉体に鋲の付いたグローブが特徴的な西洋の古代戦士のような姿をしている。
後にDIOとの戦いで時の世界に入門し、「世界」と同様に時を最大で5秒間止められるようになる。
決め技は「オラオラ」の掛け声とともに拳の連打を相手に叩き込む、通称「オラオラのラッシュ」。
また、人差し指と中指を伸ばして敵を切り裂く「流星指刺(スターフィンガー)」という技もある。
【口調】一人称:「俺」 二人称:「お前」、「てめぇ」
声優は
小杉十郎太(Part3OVA版)
梁田清之(Part3格闘ゲーム・ドラマCD版
小野大輔(Part3TVアニメ版)
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2023-06-22T19:33:44+09:00
1687430024
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2023-04-13T00:48:33+09:00
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デルフリンガー
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/490.html
**デルフリンガー
DIOに支給された。
平賀才人が使用する諸刃刀。
もともと、初代ガンダールヴが左手で使用していた武器で、インテリジェンスソードという意思を持つ剣。
形状は少し日本刀に似ている。
余談だが、ルイズたちの使う魔法とは違う系統の魔法で動いている。
刀身は挿絵を見る限りではサイトの肩から足の半分ぐらいまで柄を入れると頭を越える。
つまり一般人での使用は難しいクラスの大刀である。
特殊能力を多く持ち合わせており、
一つ、意識、思考をもち、言語を使用してのコミュニケーション能力
二つ、魔法を吸収することが可能
三つ、吸収した魔法の量に比例して使い手を動かすことが可能
四つ、触れたものの力量、もしくは武器の能力、性能を瞬時に把握
五つ、自分の意思で刀身を錆びた状態から元の綺麗な状態へ変化させることが出来る
などがある。
特筆すべきはその強度だろう。
七万相手の殿戦で才人がデルフリンガーで与えた損害は下級上級両指揮官重傷者十四名と各科兵隊二百五十人の怪我であり、鎧冑をつけた兵隊相手にこれだけの損害を与え、しかも作中一度も修理した形跡が見られず、無傷らしい。
このような事はこの世のどんな名刀でも不可能だと思われる。
切れ味に関しては作中に特に目立った描写はない。
あと、頭はそれなりに良さそうなのだが、自分で自分は忘れっぽいと言っている。
しかし、作中では情報の出し惜しみを誤魔化す為の言い訳のようにも思えるので要注意。
なお、本ロワ内ではフリッグの舞踏会の最中から呼ばれたようなので、見た目は錆びの浮いた剣に過ぎない。
また、魔法吸収、使い手を動かす、刀身を一新する、などの能力は本来の使用者である才人にもまだ見せていない。
(本人曰く「忘れていた」)
一人称は俺、二人称はあんた/お前さんなど。
伝法な口調で喋り、口癖なのか、よく「おでれーた」と呟く。
また、他人の名前に興味がないのか、ほとんどの場合、名前で呼ばない。
例
才人 :相棒
ルイズ :貴族の娘っ子
シエスタ:村娘
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2022-01-17T07:09:49+09:00
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