「第19話 再起」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第19話 再起」(2010/02/23 (火) 19:00:07) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

第19話 再起 語り 田澤亜登 1日目 午後8時 島F-4 (亜登) 夜になり、暗くなる・・・ 何と無いことだが、この闇は、周りの気配を消してくれる。 参加者の警戒心が薄れると言う、 都合のいい期待をしていないと言えば、嘘になる。 海岸での戦いの後、俺は、島へと渡った。 島への入り口は二つ 見たところ、須藤と森神のいる方ともう一つの道があり。 断然、こちらの方が安全ととれる。 という判断だったが、そう簡単にはいかないようだ・・・ 橋の向こうから歩いてくる影。 特に痛手を負っている訳でもなく普通な様子、そして何より 武器が、銃である可能性が高い。 つまり、短銃とショットガンのリロードの時間上 早く移動しなければならないってことだ そして、あの影は、おそらく、錬だ。 ここにいては危険と思うと同時に、 走り出し、道路沿いの木陰に飛び込む。 (亜登) この島は、色々と危険なようだ、 もう一方の島に渡って見るとするか・・・。 とりあえず、今日は、ここに未を隠し、明日の朝 移動する。 流石に今日は色々ありすぎた。少し休むべきだ。 12時の放送とは・・・また。 限られたパンをかじり、遠目で歩いていく錬を眺める。 別の方向に歩いて行く。 どうやら、危険は去ったようだ 気を楽にし、木陰で軽く眠ろうとする亜登。 どうやら、一時的に安全のようだ。 時同じくして、C-4 一時間半前に出発した李央ともう一人がデパートの前に立っている。 左手の傷には、包帯が巻かれている。 (李央) ・・・この建物の中から、人の気配がする。 ただ襲撃するのは面白く無いよね? ここは、出てきた時にといいたいところだけど、今度にしよう! そして、ここにいるだけでは、中にいる人は出てこないことなんて・・・ 誰でも知ってることじゃん だって、中にいる方が安全だもんね なら、手慣らしは誰?→となりにこの子がいる ・・・騙されやすい馬鹿な子・・・ となりにいるのは、山守。 歩いていると中で出会い、同行している。 ついでに、左手の治療をしてもらったのは誤算。そして、言わば、手駒。 山守「ねぇ、李央、銃置いてくれない?」 李央「・・・私を疑ってるの?」 山守「えっ、そんなわけないじゃん、・・・ゴメン。」 下を向く。その間に李央は左手の包帯をはずす、包帯は指の動きの邪魔。 李央「疑ってたんだ でも、その考え、当たってるよ」 軽く微笑み、もう用済みな手駒に銃を向ける。 銃の装填により、弾を詰める 山守はビクリと振るえ走り出す。 走り出すが間に合わず、山守の脳天を貫く。 山守「エッ?」 山守の体が一瞬痙攣し、道に倒れる。息はしていない。 (李央) ここからどうしよう この死体を、この建物の中に投げ込む。 ただ投げ込むのでは面白くない、投げ込む?どうしよう 本来なら、手榴弾や爆竹があれば面白いけど・・・ 贅沢は言ってられない。 薙刀を奪い取る。と同時に・・・ 夏帆「李央でしょ 生き残ったんだ」 いつのまにか、李央の後ろに夏帆が立っている。 李央「夏帆?」 驚いたように、声を上げる。 夏帆「何、ここでは戦わないよ・・・あと、左手の傷、最近の物だと思うけど?」 李央「うん、決勝の時のね」 夏帆「それは、ハンデとして受け取ってもいいのかな?」 李央「好きにすれば?」 挑発的な口調で話す。 夏帆「後で戦う時までに治しといたほうがいいよ、死なないでね」 意味部かな発言を残す夏帆。 李央「絶対に死なない・・・私は絶対に死なない。」 夏帆「だろうね、最後の日、楽しみにしてるよ」 夜の闇に夏帆が去っていく。 闇の中に李央が取り残される。 残り 山守佑香脱落 30人 #comment_num
第19話 再起 語り 田澤亜登 次回 [[第20話 芸術]] 1日目 午後8時 島F-4 (亜登) 夜になり、暗くなる・・・ 何と無いことだが、この闇は、周りの気配を消してくれる。 参加者の警戒心が薄れると言う、 都合のいい期待をしていないと言えば、嘘になる。 海岸での戦いの後、俺は、島へと渡った。 島への入り口は二つ 見たところ、須藤と森神のいる方ともう一つの道があり。 断然、こちらの方が安全ととれる。 という判断だったが、そう簡単にはいかないようだ・・・ 橋の向こうから歩いてくる影。 特に痛手を負っている訳でもなく普通な様子、そして何より 武器が、銃である可能性が高い。 つまり、短銃とショットガンのリロードの時間上 早く移動しなければならないってことだ そして、あの影は、おそらく、錬だ。 ここにいては危険と思うと同時に、 走り出し、道路沿いの木陰に飛び込む。 (亜登) この島は、色々と危険なようだ、 もう一方の島に渡って見るとするか・・・。 とりあえず、今日は、ここに未を隠し、明日の朝 移動する。 流石に今日は色々ありすぎた。少し休むべきだ。 12時の放送とは・・・また。 限られたパンをかじり、遠目で歩いていく錬を眺める。 別の方向に歩いて行く。 どうやら、危険は去ったようだ 気を楽にし、木陰で軽く眠ろうとする亜登。 どうやら、一時的に安全のようだ。 時同じくして、C-4 一時間半前に出発した李央ともう一人がデパートの前に立っている。 左手の傷には、包帯が巻かれている。 (李央) ・・・この建物の中から、人の気配がする。 ただ襲撃するのは面白く無いよね? ここは、出てきた時にといいたいところだけど、今度にしよう! そして、ここにいるだけでは、中にいる人は出てこないことなんて・・・ 誰でも知ってることじゃん だって、中にいる方が安全だもんね なら、手慣らしは誰?→となりにこの子がいる ・・・騙されやすい馬鹿な子・・・ となりにいるのは、山守。 歩いていると中で出会い、同行している。 ついでに、左手の治療をしてもらったのは誤算。そして、言わば、手駒。 山守「ねぇ、李央、銃置いてくれない?」 李央「・・・私を疑ってるの?」 山守「えっ、そんなわけないじゃん、・・・ゴメン。」 下を向く。その間に李央は左手の包帯をはずす、包帯は指の動きの邪魔。 李央「疑ってたんだ でも、その考え、当たってるよ」 軽く微笑み、もう用済みな手駒に銃を向ける。 銃の装填により、弾を詰める 山守はビクリと振るえ走り出す。 走り出すが間に合わず、山守の脳天を貫く。 山守「エッ?」 山守の体が一瞬痙攣し、道に倒れる。息はしていない。 (李央) ここからどうしよう この死体を、この建物の中に投げ込む。 ただ投げ込むのでは面白くない、投げ込む?どうしよう 本来なら、手榴弾や爆竹があれば面白いけど・・・ 贅沢は言ってられない。 薙刀を奪い取る。と同時に・・・ 夏帆「李央でしょ 生き残ったんだ」 いつのまにか、李央の後ろに夏帆が立っている。 李央「夏帆?」 驚いたように、声を上げる。 夏帆「何、ここでは戦わないよ・・・あと、左手の傷、最近の物だと思うけど?」 李央「うん、決勝の時のね」 夏帆「それは、ハンデとして受け取ってもいいのかな?」 李央「好きにすれば?」 挑発的な口調で話す。 夏帆「後で戦う時までに治しといたほうがいいよ、死なないでね」 意味部かな発言を残す夏帆。 李央「絶対に死なない・・・私は絶対に死なない。」 夏帆「だろうね、最後の日、楽しみにしてるよ」 夜の闇に夏帆が去っていく。 闇の中に李央が取り残される。 残り 山守佑香脱落 30人 #comment_num

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: