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第26話 逃避 語り、稲 侑也 

  • 2日目午前11時ごろ
 D-4 プール

「現実で、俺たちが知っていることなんて、限られている。
 もし、俺たちの知らないところで、何かが行われているとしたら。
 自分には関係ない。そう思っていた俺が昔はいた。
 だが、いまはどうだ、みんなが知らない中で、俺たちはこんなことをしているんだ。
 この、苦痛どうすればいいんだろう。
 死ぬことは逃避だ。生きることこそが、逃げないことなんだ。
 そうだ、みんなをこの苦痛から解放してあげよう。
 僕の手で。」

水の入っていない、プールの飛び込み台の上で、侑也がつぶやいていた。
発火装置と思しきものを口にくわえ、鼻歌交じりに、その場を後にした。

彼の地図には、意味深な印とそれを結ぶ線が記してあった。

彼の立ち去った後のプールには、
ところどころに、ダイナマイトとタイマーが装着されていた。

次の施設を求めて、地図を眺めながら。

  • 2日目 不明
橋の下、人の目から見て、死角ともいえる場所。
そこに、則松はいた。
彼の装備はプレイヤー探知機。
もう2日も、起きていたため、眠気から、目を瞑っていた。
そこに、忍び寄る、人影。

気づいたプレイヤー探知機が、大きな警報を鳴らす。
近づくにつれ、大きく高く鳴った。
それに気づいた則松が、目を開ける。
すると、彼の首筋に刀の刃が、向けられていた。

森神「見ぃーつけ」

その後、あたり一面に鮮血が飛び散ったのは言うまでもない。

刀を払い、探知機を取る森神。
それをデイバックに詰め、刀を鞘にしまう。

何事もなかったように、三角州の方へと向かっていった。


14則松 大将 脱落 残り21人



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