1日目午後5時半。
大紀は戦い終わった渋谷からチェーンソーを引き抜くと同時に
血が噴出す渋谷の心臓が丸見えになる。
大紀「森神、オマエが復讐といってるのは
あのことだろ?・・・あのこと?」
しばしの沈黙が流れるが
すぐ、大紀が頭を抱えうずくまる
大紀「あの事・・・何故だ?何故、名前しか思い出せない
何かあったのは覚えている。でも、何が?何があったんだよぉ!!
どうして思い出せないんだよぉ!」
森神「そうか・・・君は覚えていないんだよね
なら、教えてあげるよ。
君は
失・敗・作
なんだよ、そしてボクの復讐を知ってる人がいるかと思ったけど
最後まで思い出せないんならしょうがない
そして復讐として教えて上げたんだよ
君が失敗作ということを」
大紀「し・・・失敗・・・失敗作
俺が?失敗作
失敗の復讐?_____どういうこと
う、なんだよ、お前、俺のことを
俺の事をぉ俺のことをオォ!!失敗作というなぁ!!!!!!!!!!!」
大紀は起き上がり、チェーンソーを振り上げる。
森神「そう、それが君に隠された事実
僕の求めているもの!怒りなんだ
僕には怒りという感情がない。その感情があることが
失敗作なんだ、でも僕はそれが欲しかった。」
大紀「なにが怒りだ、感情だ
そんな欲求・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
チェーンソーを振り下ろす大紀
日本刀を拾い応戦する森神。
森神「思い出したよ、ここで死んでは困るってこと
まだ、ここでは死んではいけない。
きみも、そして僕もね」
軽く微笑み、直後
刀とチェーンソーがぶつかり合い、はじき返す森神。
そして走り出した。
その場に留まる大紀。
そして何かを思い出したように笑い出す。
大紀「ハハハハハハハ、思い出したよ
少しだがなwwあとから思い出すだろ」
残り 変更無し
最終更新:2010年02月10日 19:27