クラクションP

クラクションP(星忍)(オリジナル楽曲と動画)・・・唯一無二のオリジナリティ。あなたは一体誰なんだ?


クラクションP(星忍)はもう最高に好きなPの一人だ。
しかし、再生数はそれ程多くなく、一番多い作品で7000台だ。
もっと評価されるべき!と心から思う。
だから、是非とも沢山の人に彼の作品を見て欲しい。
まず、特筆すべきはなんといってもそのオリジナリティだ。
どんな音楽に影響を受けているのか?どんなカルチャーが好きなのか?
彼の作品からはそういうバックボーンが全く想像出来ない。
これは実は本当にすごいことだ。
クリエイターと一口に言っても実に様々な人種がいる。
だが、ほとんどのクリエイターは自らが影響を受けたカルチャーをまるでレゴブロックのように分解し、再構築して、独自の作品を作る。
作品からは、そのクリエイターが影響を受けた音楽だとか、映画だとか、そういったバックボーンが滲み出て来る。
そのバックボーンを感じることも視聴者の楽しみの一つになるのだが。
しかし、クラクションPの作品は、いきなり目の前に現れた未知のオブジェだ。
その形状も容易には理解し難く、何が狙いなのかも判断しかねる。
つまりは、存在をまるごと受け止めるしかないのだ。
これがクラクションPの作品なのだと。
ともすれば、飲み込みにくい、一般受けしにくいということはあるかも知れない。
しかし、一旦、彼の作品を受け入れてしまうと困ったことになる。
もっと聞きたいと思っても同系等のジャンルはこの世に存在しないのだ。
彼の作品の代わりになるものは世界に一つも無い。
クラクションPこそ、ジ・オリジンであり、唯一無二のクリエイターなのだ。
大げさな言い方をすれば、「無い」ところから「造れる」希有なクリエイター、それがクラクションPである。
彼の作品をもっと味わいたいし、彼がいったい何ものなのか?それが知りたくなるのである。


【初音ミク】ReStart OS -人生再起動-【オリジナル】


ミクが可愛い!
ミクの声が可愛い!
あまり目立たないが、実はクラクションPはミクを動かすセンスが高いのではないかと思う。
髪のそよぎ方、ポージング、瞬きのタイミング、どれをとってもしっかりとした仕事を感じる。
ネギを振って人生を応援してくれるミクは無茶苦茶可愛いので必見である。
楽曲については、この作品のミクの音痴は狙っているのか、狙っていないのかさっぱり分からないが、それが『味』になっている。
その音痴故にミクの声がとてもキュートに聞こえるのだ。
「私はあなたの人生のOS」「おーえすぅ」 という彼女の歌の語尾に萌えまくりだ。
そして、あたたの人生は手の施しようが無いですね、「アハハ」と笑ってくれるのだが、この笑い声がまた印象的である。
コメントを見て頂ければ分かるが、この作品を見た人はそのオリジナリティをしっかりと感じ取っている。
多分、クラクションPのファン自体が変わった人達ではないのかな?とも思ってしまうのだが(笑)

【初音ミク】免許取ったのよ♪楽しいドライブ!-HappyDrive-【オリジナル】


クラクションPというPネームの由来となった作品である。
作中でミクがやたらとクラクションを鳴らしまくる。
この作品もクラクションPならではのオリジナリティが爆発している。
まず、ミクの車だが、カエルのような(緑だし)見たこともないデザインである。
だが作中のミクはこの車をとても愛しており、それが微笑ましい。
そして、その微笑ましさのせいもあり、知らない間に僕もこの車に愛着を持ってしまうのである!
しかしこの車と似たものは多分、どのディーラーにも置いてないであろう・・・。
もし、あったら買ってしまいそうだ(笑)
クラクションPオリジナルデザインの車・・・。
楽曲がまた凄い!
メロディラインが独特であり、曲の展開もまったく読めない。
JーPOPのようなさびや大さび等は当然ない。
また、アレンジ、使用楽器も、どう感想を述べていいのか分からないくらい法則がない(笑)
その中で確かにクラクションは印象的だ。
こう書くと、とても難解そうな楽曲かと思われるかも知れないが、そうではないのである。
何故か、バランスがしっかりと取れており、ミクの歌を邪魔せず、それどころかアレンジが隠し味的に盛り上げ、
結果としてとても聞き易く爽快感があるものに仕上がっている。
このような楽曲構成、アレンジは他のミュージックコンポーザー(プロモ含めて)にはやれと言われても出来ないだろう。
本当に分からない・・・、この人のクリエィティブセンス・・・。
彼の作品に共通している点、それは奇妙なブラックさだ。
可愛くて怖いので、「カワコワイ」、「コワカワイイ」とでも言うべきか。
この作品ではそれが十分に堪能出来る。

クラクションP(星忍)の動画一覧


  • test -- (サカモP) 2009-05-14 09:53:07
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最終更新:2009年05月14日 09:54