(注)作業の流れを説明するのが目的ですので、各種調整は殆どやってません。
MIXTUREで初音ミク
概要
MIXTUREでの初音ミクの使い方の一例を示す。
使用ソフト
大まかな流れ
- MIXTUREで伴奏、仮メロディをつくる。
- SMF(.midファイル)(1)と伴奏のみのwavファイル(2)を作成。
- 初音ミクで(2)を読み込みメロディを修正しながらボーカルを仕上げる。
- Audacityで(2)と(3)を合成する。
- 野望編
伴奏・仮メロディの作成 by MIXTURE
今回は短いので次の手順で行いました。
- 自分で適当にコードを振る。(|C|C|Dm G|C|にしました。)
- MIXTUREには「コード自動生成」機能があるのでそれを使うことも出来ます。
- MIXTUREにはまた「コード素材」もあるので、前のコードに繋がるコード進行を貼り付ける方法もあります。
- 上記2つの方法に手で変更する事も出来るので、実際にはそれらの方法を混合して使うと思います。
- 適当に素材を貼る。
- EZアレンジと呼ばれる最大5パートからなる素材もあります。
- 今回は、フレーズ素材を適当に貼ってみました。(無償版だけでは100フレーズしかありませんが、素材集(2007年11月現在1~10まであり。各1,260円)を購入する事により、2007年11月現在約4,750種類まで増えます。また、ひとつでも購入すると、ユーザ登録が出来、「サポート」が受けられるようになりますし(パッケージ版でも)300パターンの「メロディつきコード進行素材」や「有名・人気曲のコード進行データ」の無償ダウンロードも可能になります。)
- コードに合わせて適当にメロディを振る。
- 今回は初音ミクの方でメロディは完成させました。
- 後、この段階では音の位置を変えたくらいで他のパラメータはベロシティさえいらってません。
メロディとボーカルの作成 by 初音ミク(VOCALOID2 Editer)
- MIXTUREで作ったSMF(.midファイル)を読み込みます。
- 選択するトラックは、メロディの入ったものの他に、コードを演奏しているトラックも今回は読み込んでみます。理由はコードを聞きながらメロディを確かめられるのと、メロディ画面で引いてる音がバックに見えますのでコード的にどの高さの音が合うか分かりやすからです。はちゅねのないしょを使って、MIXTUREで作った伴奏wavファイル(2)を読み込ませる方法もあると思います。
- コードを弾いてるトラックは音が重なっているので、新たにトラックを作成し音が重ならないように、ばらします。例えばド・ミ・ソとなってたら、トラックAでド、トラックBでミ、トラックCでソとなるようにします。
- 言葉を入れて、メロディも調整します。(バックに表示されているコードがガイドになると思います。)
- メロディトラックのみwavファイルに出力します。
AudacityでMIX
- Audacityで単純にMIXしました。
- Audacityには、エフェクトなどもありもっと色々な事ができます。DTM MAGAZINE 増刊 CV (キャラクターボーカル) 01 初音ミク 2008年 01月号にもその使い方が書いてありますので参照されたどうでしょう?(14日間使える「初音ミク」の体験版もついてますし。)
野望編
MIXTUREでReMIX
wav素材登録プログラム完成のあかつきにはこんな事も。(全体(特にボーカル)を聴きながら素材を変えれたり、各種パラメータを調整出来るので便利だと思います。)
- 初音ミクのボーカルwavファイルをMIXTUREの素材として登録し、貼り付けて、MIXTUREでReMIXしました。(適当です。)
- ボーカルにリバーブとコーラスをかけました。
- オルガンをシンセサイザーに変えました。
- ギターを加えました。
- 楽器の音の位置(パン)を変えました。
- ベースラインを換えてみました。
最終更新:2008年01月12日 23:35