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●前回のあらすじ。
マサラタウンに住んでいた自宅警備員の少女・ジーニ(仮称)は
オーキド研究所に呼び出されて萌えもんトレーナーとして
旅立つことを命じられ、旅立つことになりました。
ジーニの友人(仮)ワトソン(仮称)は変人女のジーニ(仮称)が
心配なのでとりあえずついて行きました。
「“仮”多いなちょっと!
ていうか俺の名前、本当は何なんだよ!?」
「あー、ちなみにワトソン君」
「何だよアホ伝説!」
「君は萌えもんキャラだということになったから」
「…え?」
「ちなみにミズゴロウだそうだ」
「……え? え?」
「というわけで当面のパートナー萌えもんは君ということになるな。
よろしく頼むぞワトソン君」
「え、ちょ、ま……
………俺、人間キャラじゃなかったのおおおおおおおおおお!!?」
「それ以前にここはカントーなんだが…。
まあ、その辺りのツッコミは重箱の隅にでも置いといてくれたまえ、諸君」
『 ハイテンションボヤージュ・第二幕
おじいさん無双の巻 』
「という訳でワトソン君のミサイル攻撃の甲斐あって
トキワシティに着いたぞ!」
「ミサイルなんか出ねえよ! 俺、水萌えもんだよ一応!?」
「じゃあ蒸気」
「お前は水萌えもんを何だと思ってるんだ!?」
「蒸気を侮るなワトソン!
蒸気というものは簡単に言えば100度を超えた水なんだ。
無用心に手を突っ込んだりしたら、ヤケドは必至の隠れた危険物なんだぞ!?」
「んなこと誰も聞いてねーよこのアホ伝説!
…ってあれ? 何かご老人が道端にぶっ倒れてる…
ってちょっとちょっと! 何いきなりペットボトルの水を顔にぶちまけてるの!?
ご老体はもっと大切に扱えよメガネ!」
「酔っ払いにはこれが一番の目覚まし方法だそうだ」
「確かに何か酒臭いけど、手加減てものを知らんのかアンタは!?
おじいさん凄い咳き込んでるよ、鼻の中に水が入ったくさいよ!?
しっかりしておじいさああああああああん!!」
(……10分後……)
「ウェホ、ウェッホ、ゲホ……ふう。
ワシとしたことがかなり泥酔していたようじゃのう。
陸地のど真ん中で、溺れる夢を見るなんて…」
「いや、多分それ夢じゃないですよおじいさん…」
「しっかりして下さいおじいさん。人間60過ぎてからが
本番だというではありませんか」
「ほぼ100%てめえのせいじゃねえか、このアワビ!
なに救出者気取りで語りかけてんだよ!」
「うぅむ、どうやら迷惑をかけてしまったようじゃのう、お二人さん。
見たところ萌えもんトレーナーとその手持ちのようじゃが…」
「まさにその通りです!」
「ほぼ拉致に近い状態で連れ回されてるけどな、俺は」
「ほっほ、元気いっぱいじゃのう!
よろしいよろしい、この爺が萌えもんゲッチュの仕方を伝授してしんぜよう」
「ゲッチュておじいさん…
このゲームは萌えっこもんすたぁであってサ●ゲッチュではないんですけど」
「(無視)さあて獲物は…おお、ちょうどいい所にビードル発見じゃ!
ほぉぉおお……りゃあああああああああ!!」
(萌えもんボールをビードルに向けて投げるおじいさん。
一発必中!
ビードルを捕まえた!!)
「おおお…流石は熟練の御技!」
「たしかに一発ゲットとは、これは凄い…」
「ふぉっほっほ、何せマスターボールじゃからのう♪
効果は抜群じゃ~」
「ってマスターボールなのかよ!?
つか、ビードル相手にそんな大事なもの使っていいのかおじいさん!」
「トレーナーならばマスターボールは常に99個常備じゃよ~」
「んな大量のマスターボールどっから持ってきたの!?
おじいさん何者!?」
「そのますたぁボールとやら、一体どこで売ってるんですかおじいさん?」
「聞くな聞くな、しょっぱなからチートしようとすんな!
地道に捕まえろ!!」
「売ってるところか? それはのぅ」
「アンタも教えようとすんなご老体!
今からチート教えたら行く末が限りなく不安になっちゃうよ
こいつバカだから!!」
「失敬な。私はただのバカじゃないぞ、頭の良いバカだ!」
「どっちにしろバカなのは自覚してんだアンタ!?」
「ふぉっほっほ、元気げんきじゃのう。良いことじゃ~。
そんな元気なお二人に、このビードルを差し上げよう」
「え、いいんですか?」
「ワシが持ってても宝の持ち腐れじゃからの。
頑張るんじゃぞ、元気一杯のお二人さん~」
(おじいさん退場)
「うーむ、思いがけないところで新しい仲間が増えてしまったな。
漁夫ロリというヤツか」
「それを言うなら漁夫の利だろ!? ていうか使い方間違ってるぞそれ!
この場合、棚からぼた餅とかそんなんじゃないの!?」
「まあいいか。
仲間は多い方が助かるしな、ワトソン君が心中してしまっても
これで大丈夫になったわけだし」
「しねえよ心中なんて!
ていうか俺は誰と心中しろっていうんだよ、彼女なんていないのに!」
悲しい事実をカミングアウトをエコーさせつつ、二人の旅は続くのであった。
ワトソンの喉が潰れない限り…。
「潰さねえよ! こんなアホ伝説との旅なんかで喉潰してたまるもんか
チクショオォおおおおおおおおおお!!
ゲブッ!? ウェホッ! ゲホ、ウェエエエエ……!!(むせた)」
「大丈夫かワトソン?
ほら、おかゆ飲めおかゆー」
「誰が飲むか! てかおかゆって飲み物だったっけ!?」