5スレ>>548-2

「5スレ>>548-2」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

5スレ>>548-2」(2008/08/27 (水) 13:58:08) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

ロケット団からのスカウトを受けた翌日。 約束の場所へ行くと、一人の団員とオニドリルが待っていた。 僕たちはその背に乗り、タマムシシティにあるというアジトへと向かう… 「この建物の地下がアジトだ」 「……なんてこったい」 思わず天を仰ぐ。 アンタらはなんて場所をアジトにしてくれるんだ… 「ゲーセンじゃないですかぁ! わーい、遊び放題です~~~♪」 あぁ…ロケット団って給料いくらもらえるんだろう。 生活費残るのかなぁ… 「大丈夫ですよマスター! 食事なんて数日に一回取れば死なないです!」 僕の様子を見てか、そんな発言までしやがりました。 てめーのゲーム代で破産するのは決定事項ですかそうですか。 「うわー、でかい! 広い! …………高い」 大きいゲーセンは1クレ100円のものが多いのよね。 「じゃあマスター、私は鉄拳やってきま……あぅ」 「ダメ」 ゲームに走ろうとするムウマを捕まえ、先導する団員さんについていく。 「このポスターの裏にスイッチがあるから、入るときはそれを押すんだ」 「今更スペクトラルvsジェネレーションとは、なんとも微妙なポスターですねぇ…」 「……上司の趣味でな」 団員さんがスイッチを押すと、隠し階段が出てきた。 なるほど、壁に隠れて客からは見えないようになっている。 階段を下りると、 「入ったらすぐ横のボタンを押して、入り口を閉めるようにな」 とのこと。 誰かに見つかったら大変だしね。 その後は司令のところまで案内され、いくらか説明を受けた。 指令が出たらそれに従い行動すること、 暇なら警察やらレンジャーやらを襲って戦力を削っておくこと、 逃げるときには必ず捨て台詞を吐いてから逃げること、 やられたときには階級別に決められた断末魔or捨て台詞を言うこと、 可能なら爆発もすることなどなど… どうやらこの組織は様式美も重視しているらしい。 とりあえず 御 託 は い い か ら 制 服 よ こ せ ムウマとしても早くゲームしに行きたいようだし。 …というわけで。 ついにねんがんのロケット団制服をてにいれたぞ! もちろんすぐに着替えた。 ムウマはその間にどっか行った。 120%上のゲーセンで遊んでるんだろう…いつの間にか財布なくなってるし。 まぁいいや。彼女が遊んでる間、僕は浪漫あふれる秘密基地を堪能させてもらおう。 マスターという束縛から解放されたムウマは、ここぞとばかりに豪遊していた。 「この店のゲームを全制覇してやるですよ~!」 クレーンゲームから音ゲー、格ゲー、シューティングにクイズに麻雀! もちろんメダルゲームも! それはもうやりたい放題だった。 先輩の団員さんに挨拶しながら基地を一通り見て回って、ムウマを迎えに行くと… 「あっマスター! 一緒にプリクラ撮りましょうよ~」 それより財布を奪い返すのが先だ。 中身を見る。 「…ねぇ、1万円は入ってたと思うんだけど」 「大丈夫! プリクラ代だけは残してあります♪」 もはや返す言葉が無かった。 というか諦めがついて悟りが開けた。 なのでプリクラは仲良く笑顔で撮りました。 その後しばらく待機していると、司令からの呼び出しが入った。 ムウマも連れて行こうとしたが、他の団員とモンハンをやってたようで 「うるさい気が散る。一瞬の油断が命取り」 とか言われたので、先ほど悟りを開いた僕は黙って司令のもとへ向かった。 司令の前へ行き敬礼。やはり様式美って大事だと思うんだ そして初任務を言い渡された。 「君にはあるマンションの調査を頼みたい」 「調査…ですか?」 「間取りetc.を調べ、それをまとめて図表にしてほしい。できるな?」 「…分かりました。」 まぁ、最初から重要な仕事を任されるわけもないか。 「ムウマ、行くよー!」 「あっ、待ってください! このリオレウス倒してからでお願いします~」 調査対象は、この街の中でも特に大きいタマムシマンションだ。 これは結構な作業になるぞ… ちなみに目立たないよう、不本意だが服は普段着に着替えてある。 …普通に入れた。普通に見て回れた。 監視カメラはいくつかあったが…特に怪しまれることもなく作業は進んだ。 しかし堂々と裏口から入っても声をかけられなかったあたり、防犯意識が低いと言わざるをえない。 将来ここのマンションには住まないことにしよう… 見てきた結果を図面にして提出。初任務は意外と簡単に終わった。 その後食堂で食事をしていると、ハブネークを連れた団員さんに話しかけられた。 「すみません、相席いいですか?」 「あ、いいですよー」 「ありがとうございます。 おや?あなたは新入りの…初任務はどうでしたか?」 「緊張しましたけど、意外と楽でしたよ。」 「これから色々大変になるでしょうけど、頑張ってくださいね。」 気さくないい人のようだ。 せっかくの機会なので、先輩の話を聞いてみることにした。 どうやら盗みなどの任務はあまりないそうで、今日みたいな作業が多いらしい。 しかし今度、大掛かりな作戦があるようだとか… 「まぁ、まだ噂レベルですけどね。でも時期的に、そろそろ何かあってもおかしくないですよ」 「そうなんですかー…」 他にも任務の経験など様々な話を聞いた。 その間ムウマは、ハブネークにPSPを渡してゲームを教えていた… 「マスタぁ~、この子ゲームをしたことないんですってー」 「うんうん、ゲームはお金と時間の無駄だからやらない方がいいよ」 「むむ! ゲームは(前略)(中略)(後略)であるからして、これをやらないなど言語道断ですっ!」 やかましい。 まぁ少しでも仲良くなれたんならいいのか…な? こんな感じで俺たちのロケット団生活は始まった。 気のいい先輩にも出会えたし、なかなか居心地はいい。 これから色々なことがあるだろうけど、この制服とバッジにかけて! 頑張っていきたいと思う。 唯一問題点があるとすれば、真上がゲーセンというこの環境か… 「マスター、対戦しましょうよ対戦!」 「しねーよ、もう金ねーよバカぁぁぁぁ!!!」 -------------------------------------------------------------------------- ・ムウマ Lv24  タイプ:ダメ幽霊  わざ: 食べる ゲームする 寝る 降霊術  とくせい:オールラウンダー(全てのジャンルのゲームができる)  もちもの:「戦闘モードは右手にバーチャガン、左手にスーパースコープです!」 マスターの金を使いきったダメ幽霊。 銀行の預金を使い果たす日も近いか。 戦闘は一切していないが、各種ゲームをやることで身体能力は上がってきているようだ。 ・ガラガラ Lv49  タイプ:じめん  わざ:いあいぎり つばめがえし ホネこんぼう かげぶんしん など  とくせい:おたすけキャラ(初期能力は高いが成長率は悪い)  もちもの:ふといホネ 今回はまったく出番なかったガラガラ姐さん。 次回は……どうだろう?

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。