5スレ>>539

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 前回のあらすじ~ミツルくんの手伝いさせられた!           「というわけで102番道路より、縁がお送りしました~。」 「なにを?!いったいなにを?!」 「あの~……ホントに手伝ってくれるんですよね?」 私たちの間では恒例の漫才なのだが、ミツルくんは多少置いてけぼりのようだ。 「恒例じゃないよ!むしろやめたいよ!」 さわぐテニアちゃんは相変わらずムシ。 「さてミツルくん。これから萌えもんを捕まえに行くわけだが。」 「はい。なんですか?」 「捕まえるにはまず萌えもんを探さなくてはならないわけよ。」 「基本からなんでしゅね……はぅ!」 ジュリちゃんが噛むのも恒例になったのでほぼムシ。 「というわけでまずは草むらにとびこむのよ!」 「は、はい!わかりました!」 駆けるミツルくん。うん、若者はアレぐらいがいいんですよ!(縁が18。ミツルくんは13ぐらい。) ってなんかさっそく遭遇してるけどどうせポチエナとかそんなとこr…… 「(>ワ<)」 「縁ちゃん?!なんでかたまってんの?!」 「ど、どうすればいいんですか?!かたまってないで教えてください!」 「あ、ミツルくん。すこし弱らせたのでボール投げてください。」 「え?あ、うん。」 この辺は縁ちゃんの意識がないので私、テニアが代わりに。 というか私も縁ちゃんに付っきりだからあんまり回り見えてなかったけどね。 強いて言うなら、意外と冷静よねジュリちゃん。ドジッコなくせに。 「ラルトスゲットですよー!」 「やった!ぼくの初めての萌えもんなんだ!」 「おめでとうございまひゅ……はぅ!」 …やっぱかむんだね、そこで。 結局縁ちゃんはジムに戻るまで直りませんでしたと。 ミツルくんはお礼をして(縁ちゃんはきいてなかったけど)そのまま引っ越していきましたと。 あ、お父様の話聞いてるうちに復活したから交代ね。慣れてないからつかれるわ。 「………」 「眼、さめた?」 「…いくわよっ!テニアちゃん!ジュリちゃん!」 「え?!えぇ?!」 「ちょ……まってくだひゃい!」 ダッシュよ縁!非常にタイムロスだわ! まさか……まさかあんなにかわいい萌えもんがいたなんて! 「どーこーだー!でーてーこーいー!」 「…すごいわね、あの執念。」 「ジュリもビックリですよ……」 「でーてーこーいーよー!」 そんな感じで1時間。 思い出したかのように図鑑完成のために萌えもんを捕まえつつ、目的の娘をさがしているとようやく。 「やっと……やっとみつけたぁ……!」 「あらあら。みつかっちゃったわね、ふふ。」 「?!」 テニアちゃんが豆鉄砲くらったような顔してる。 どうしたのかとみて見ると、 「見た目とキャラが似合ってない!!」 叫んだ。ただそれは皆が思ったことなので続けさせる。 「どうみてもおとなしい系の見た目なのに!なんでお姉さま口調?!」 「…べつにいいじゃない。人には色々あるものよ。」 「なんか重いよ!このSSに似合わないぐらい!」 「強いて言うならあれよ。コレぐらいの方がインパクトあるでしょ。」 「発言がメタっぽい!」 やりとりをみてて私は思った。 この娘できる…!と。 「で。どうするの?私を捕まえるつもり?」 「もちろんそうするわよ!」 「自慢じゃないけど私は“なきごえ”しかできないわよ!」 「ホントに自慢じゃない!」 「あとは狂気の瞳がつかえるわ!」 「意味あるのそれ?!」 2分後。ジュリさんがドジって急所に当てたりしつつもなんとか捕まえることができましたと。 彼女は後にこう語ります。 「わ、わざとじゃないんですっ!わぢゃとじゃ……はぅ!」 「よ、予想外の苦労だったわ……」 「私的にも予想外よ……」 「まぁなにはともあれ……よろしく、レミちゃん。」 「あら、それは私のこと?」 「そうよ。あなたのNN。」 「いいNNね。気に入ったわ。」 こうして新たな仲間も加わりますます騒がしくなっていく縁たち! 次はどんなことが待っているのだろうか! つづくのかもうわからない! テニア「ところでさ。」 レミ「どうしたの、テニちゃん?」 テニア「(呼び方はツッコまない…我慢よ…)ホントに“なきごえ”しかつかえないの?」 レミ「ああ、そうだが?」 テニア「……レベルはどう上げるの?」 レミ「テニちゃん達ががんばってくれるって信じてる!」 テニア「キャラをころころ変えるな!」

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