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第十一話 組織…
タマムシマンション前
リュウキ「え~っと、2階の『203』って書いてあるよな。」
今俺達は、ガルムから渡された紙に書いてある場所を目指している。紙には『タマムシマンション 203』と書かれていた
イズナ「てめぇはその字が読めねぇのか?」
リュウキ「いやいや、普通に住民が居たらどうするんだ?」
いずも「居たとき対応すればいいじゃない。」
リュウキ「おお!核心!」
サイム「さすが姐さん!」
ムサシ「ささ殿、早く行くでござる。」
203室前
リュウキ(念の為皆にはボールに入ってもらった。)
コンコン
???「どうぞ~」
リュウキ「失礼います。」
???「久しぶり!リュウキ君」
リュウキ「ガルムさん!」
ガルム「『さん』はいらないよ。」
リュウキ「なら、俺も『君』はいりません。」
ガルム「立ち話のなんだから入ってこの畳に座りなよ。」
リュウキ「お言葉に甘えて…おじゃましま~す!」
ガルム「君を呼んだのは、そろそろ組織内の武力派が動き出そうとしているからだ。」
リュウキ「武力派?」
ガルム「そう。僕の入っている組織は二つに分かれている。一つは、捨てられてしまった萌えもんなどの保護・野生に返す事や生態調査をしている。」
「もう一つは、捨てたトレーナーを見つけてこれ以上しないように指導することだった。」
リュウキ「それは、いい組織だな!ん?『だった』?」
ガルム「最近になって一人の幹部が『弱いから捨てられたんだ』と言い出し、無差別に強さを求め今では色々な事件を起こしている!」
リュウキ「なるほど、そいつらを止めるわけだな!」
ガルム「ああ、動き出す前に叩くつもりだ。だが、やつはこの組織のなかでも1・2の実力。僕とボスだけでは止めれそうになかった。」
リュウキ「だから俺が選ばれたわけか…」
ガルム「そういうかとだ。すまないな協力してくれ、頼む!」
リュウキ「わかった。」
ガルム「ありがとう!」
リュウキ「そういえば、この間のユンゲラー元気か?」
ガルム「元気だよ。ボールごしだけどいい?」
リュウキ「いいぜ!見せてくれ!」
ガルム「はい。そういえば、あの怖いおねえさんは?」
リュウキ「元気すぎ!ほれっ」
ガルム「うおっ すげー元気!」
リュウキ「ユンゲラーあのときは悪かったな。」
ユンゲラーは首を横に振った
ガルム「おっ 君ストライク持ってんの?」
リュウキ「最近になって仲間になった。」
ガルム「見せてくれ。」
リュウキ「いいぜ!ほい。」
ガルム「俺も持ってるんだ。知ってる?どうやるかは知らないけど、ストライクは進化するんだよ。」
リュウキ「へ~」
ガルム「今度調べてみるよ。」
リュウキ「話は変わるが、いつ仕掛ける?」
ガルム「明後日ぐらいに仕掛けるよ。」「ちょっとテレビでもつけて天気予報でもみてみるかな。」
リュウキ「テっテレビ!」「初めて見たー!」
ガルム「えっ 見たことないの!」
リュウキ「俺ん家山奥で、テレビなかったんだ!」
ピッ ガルムがテレビをつけた
キャスター「臨時ニュースをお伝えします。今ロケット団がシルフカンパニーを乗っ取ったもようです。」
ガルム「何!そんな明後日のはず…」
リュウキ「どういうことだ!」
ガルム「話は後だ!シルフに向かおう!」