5スレ>>632

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※どうも、零です。 新しいのです。きっかけがマンダに惚れたからっていう大変ノープランな新しいのです。 あまりストーリー性は持たすことなく、少々の設定を元に書きたいものを書く、1話完結型仕様だと思います。 とりあえず第一話。 お暇があれば是非どうぞ。 --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--        たまちゃんはどらごん☆すれいやー #いち           たまちゃんときんぐとボクとご飯 --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- ― ――― ――――― 憧れて、夢見て、ワクワクして。 想えば想うほど楽しくなって。 例えばこんな世界。 魔法の在る世界―― ――対峙し合う二つの眼光。 片や“天龍”とまで称えられた竜族の神童、ボーマンダ。 片や“冥王”の通り名で恐れられた闇の魔導士、サマヨール。 二つの力は――炸裂する――。 ――――― ――― ― 「ほのおまほう!あるふれあめる――!!」 無意識の勢いに任せてガバッと起きると、そこは今までとはまるで違う、霞んだ世界。 「……?」 ポーッとした眼で辺りを少しの範囲だけ見回し、少しだけ状況も理解し、あーあ、と心の中で声を漏らす。 徐々に慣れた眼に映るものは、日常、と知覚できてしまった光景。 直ぐ目の前でボクを見ていたらしいサマヨールのたまちゃんは、何故か愉快そうな面持ちである。 「随分楽しそうな夢だったのね」 「へ…?」 見られていたのか、別段、たまちゃん相手では恥ずかしいことでもないから問題はないのだが。 彼女は私の発したらしい寝言を、面白そうに紡いでいるが、こちらは寝起きの頭である。 「うにゅ…いいじゃないのよぅ…」 そう軽く流して、今何時だろう、と辺りをキョロキョロ見回して時計を探す、と同時に、ボクの腹の音が盛大に鳴った。 流石に恥ずかしかった。 たまちゃんはその音を聞いてさらに愉快そうに、しかし優しく笑う。 「ふふ、ご飯、できてるよ」 …流石たまちゃんである。 長いストレートの白髪をなびかせて立ち上がるその姿は、お姉さんそのもの。 どちらかといえば幼馴染、といった関係の方が近いのだが、なにかと世話好きなのである。 「お昼何ー?」 「ん、やきそば」 …流石たまちゃんである。 ボクの食べたい物を、というか好物を、食べたいな、とか思ったその時にもう出来ている。 たまちゃんの焼きそばといったら天下一品、炒め具合といい、ソースの絶妙な量、香り、濃さ、絡み具合といい…。 そう、つまり、やめられないとまらないである。 愛おしい、たまちゃんが愛おしくてたまらない。 とりあえず、台所に立つその姿に後ろから抱きついてみる。 「たまちゃん大好きっ」 もちろん、ご飯を作ってくれるからでも、世話してくれるからでもなく、幼き頃から一緒であったたまちゃんは親友であるのだ。 「ありがと、きんぐ起こしてきてくれる?」 「はーい」 そして、同じように幼馴染がもう一人。 きんぐと呼ばれたそのもう一人は、未だ居間で深い眠りの中にいる、キングドラである。 一日の殆どを寝て過ごし、起きてる時も常に眠たげな眼差しをしている無口な子であるが、秘めた力は凄まじく、怒ると恐い。 昔、何故だったかものすごく怒らせたことがあり、その時はたまちゃんと共に死を覚悟した程だ。 たまちゃんとボクとでチームを組む時は、主砲として頼りになるやつである。 「きんぐー、ご飯だってー」 ……。 …起きるはずもない。 きんぐの眠りの深さは並ではなく、起こすことだけで一苦労なのだ。 いくら揺さぶっても、いくら言葉を掛けても起きる気配など欠片も感じられない。 お腹も空けば起きてくるだろう、とさっさと諦めてやきそばを待つことにした。 カチ、コチ、 いい匂いが部屋中を包んでいる。 カチ、コチ、 時計の秒針の刻む音がもどかしい。 カチ、コチ、 テーブルの上にお皿が並べられる。 カチ、コチ、 もう我慢できない。 カチ、コチ、カチ――、 食べよう、というちょうどその時だ。 ふと、大きな存在を感じた。 その方向を振り向けば、寝ていたはずのきんぐがボーっと突っ立っている。 「あ、おはようきんぐ…」 挨拶をしたのはたまちゃん。 たまちゃんもその力の大きさに戸惑っているようで、挨拶をしたものの語尾は若干尻すぼみである。 嫌な予感がした。 「たまちゃん…マンダ…」 …まずい、寝惚けている。 いや、常日頃から寝惚けているようなものなのだが、どんな夢を見ていたのだろうか、そのノリのままでなにかをしかねない。 と、危惧してみても何もすることは出来ず、ただ身構えるのみ。 予感は、的中した。 「ご飯…」 「「へ?」」 きんぐがそう呟いた途端、突風。 小さな“竜巻”を発生させている。 その“竜巻”の発生源はきんぐの大きく開いた口で、そこに吸い込まれていくは、やきそば。 瞬く間に、きんぐの口の中。 やきそばが。 ボクのやきそばが。 やっと“竜巻”が治まったかと見れば、何事もなかったかのように大きなあくび一つ、寝始めるきんぐ。 もちろん皿の上には何もない。 やきそば。 ボクのやきそば。 無意識の内に、握る拳に炎を纏い、きんぐへと放つ“りゅうのいかり”。 その急な攻撃を受け、流石に眠気も吹っ飛び、眼を見開くきんぐ。 どうでもいい。 攻撃された本人よりもさらに驚いた様子のたまちゃんも関係ない。 怒りを、叫ぶ。 「ボクのやきそばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 …その日初めて、ボクはきんぐに勝った。 原動力がやきそばであるということは、後から考えればなかなかに恥ずかしいことだったが、それでも勝ちは勝ちだ。 ノートに一つ、○をつけておこう。 ~~あとがき~~ オチが弱い! でもそんなの関係――ある?…ですよねー☆ 今回ちょっと急ぎすぎていろいろ文章が単純すぎるネ…修正作業もしてないだなんて言えない…。 なんかもうやきそばの話ですね、やきそばの。個人的には塩やきそばが好きです。 書きたいキャラがまだまだおるので、ネタがでてくりゃ書きますy ネタ、絶賛募集ちゅ(ry ちなみに、ドラゴンとゴーストしかでてこないのは、私がはくりぅ嫁で、幽霊狂愛家だからです。フヒヒ。 最後に、こんなものに付き合って頂き、誠に有難う御座いました。m(__)m 第2話、出来上がったらまた見て頂けると嬉しい限りです。では。

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