5スレ>>664

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12月、某日 16時ごろ。 俺はトキワジムから町外れに数分歩いた場所にある喫茶店に向かっていた。 両手にはビニール袋。中には大量の食材。俺の後ろを歩くライチュウやフーディン、フライゴンのも合わせると、 合計で30人分は軽く超すだろうか。両手に荷物を持った集団ってどうなんだ、見た目。 …正直言って、重いが…まぁ、幹事の務めだし、何より今から行く場所はあくまで普段は喫茶店。 一応酒も扱っててバーテンもいるんだが…食事が主体ではないことは確かだ。 ドアの前に立ったはいいが、両手がふさがっていてノブを引けない。 仕方ないので荷物を降ろそうとすると、ドアがひとりでに開く。 「悪いな、フーディン」 「お安い御用さ、マスター」 からんからん、と金属質な音が鳴り、カウンターを拭いていた青年がこちらを見た。 「おーす、バルト。第一陣到着だ」 「あ、意外と早いね、クリム」 「遅れるよりはいいだろ?」 「確かにその通りだね。…フシギバナとシャワーズのおかげで準備もはかどってるよ」 「そうか…俺達も手が空いたし、何か必要なものがあったら言ってくれ」 「んー…食材はミツキ君のところの第二陣で足りるし、飲み物はもう用意してある。  椅子やテーブルも出したし、座っててくれていいよ?」 見れば、キッチンでシャワーズとフシギバナ、それにバルトのバシャーモ達がせわしなく動いている。 手伝おうにも邪魔になるだけだろうし…と席に座ろうとしたとき、喫茶店会計担当のエアームドが声をかけていた。 「クリムさん、レシートあります?」 「ん…ああ、費用なら気にすんなエアームド。ジムの出費としてある程度本部に請求するから」 「…それ職権乱用ですよ」 「トレーナーとの交流もジムリーダーの仕事だ」 …レシート貰うの忘れたとはあえて言わないで、俺は適当なテーブルに座った。 さて…あとは、とりあえず皆を待つだけか。 日もほぼ沈み、オレンジ色の光が弱弱しく店の窓から差し込むころ。 喫茶店のドアが再び開いた。 「こんばんわー、おじゃましまーす」 「お、来たかミツキ」 重そうな荷物を抱えた美少女…に見える少年が入ってきた。 クロバット、ルカリオ、グレイシア、ドンファンが後に続く。 「よっと。バルト、これで全部そろったと思うが…」 「うん、大丈夫だよ。時間には余裕を持って出来上がりそうだ」 「そうか…なら、よかった。助かるよ、さんきゅな」 「いやいや…友達のためなら、これくらい軽いもんだよ」 「男の友情ってやつだね…」 「ですね…」 「オーナー、かっこいいです…」 …そこの3人、なにやってんだ。フーディンとシャワーズとバシャーモ。 「えーっと、会場は…ここかな?」 「そうみたい、招待状の地図だと此処であってるし」 ここはトキワシティ郊外の喫茶店前。 俺とユカ、それにホウオウ姉さんは色々あった後、実家とトキワジムを往復する生活を続けている。 そんな俺達に数日前、クリムさんから忘年会の招待状が届いた。 「でも…人数集まるなら何でジムでやらないのかしら?」 「この喫茶店、クリムさんの知人が経営してるらしいよ  ジムでも良かったんだけど、どうせパーティーをするならそういうお店のほうが良い、って事みたい」 他にも顔見知りのトレーナを呼んでいるらしい。 一応建前上は『トレーナーとの交流』として経費で落とすつもりらしい…いいのか? 「でも兄さん、本当に差し入れとか持っていかなくてよかったの?」 「食材はクリムさんが用意してくれてるらしいし、他の物となると…」 「実家から直行したしね…ウチは田舎だもん…」 「有るとすれば父さん達の…」 「言うなユカ、それを持ち込んだ場合大変な事態になることぐらいは理解しているだろう?」 「うん…」 「あーあ、残念。せっかくアリアドスが良いお酒を仕入れたって言ってたのに…」 仮に実家に居たとしても飲ませないよ姉さん… 「しかしボクら全員とは…なんとも多いことで」 「ジムリーダーの兄ちゃんがええって言うとるんやからええんやろ?  それに、年末いそがしゅうてサンはジムに行けてへんやんか…あの子が寂しそうにしとったで?」 「…弟子はいつか師の元を飛び立つものさ」 「ふーん…師弟としてどうかはええとして…どこまでいったん?」 「言う必要があるのかい?」 「ちぇっ、つれへんなぁ…」 「おーい、二人して何やってんだ、早く行くぞ」 「「こんばんわー」」 「お、早いな…よく来た、リン、ユカ」 空が暗くなったころ、リンとユカが到着した。 コートを脱いだり荷物を置いたりしていると…俺の背後から一筋の雷光が走った。 「イーナーズーマー…キィーック!!」 …いきなりかよ。 ライチュウがリンのサンダースに向けて、一撃必殺の飛び蹴りを放つ。 「っと…せやっ!」 しかし、格闘の師であるサンダースに見切られ、受け流されて着地。 即座に体を反転させて、再度とびかかる。 「そりゃ、はぁっ、ていっ、やぁっ!」 「うん、ちゃんと前に教えたことを覚えて実践してるね…でも」 繰り出される連続での蹴りを全て掌で弾かれ、そして――― 「まだまだ隙が大きい」 投げ飛ばされた。…結構デカイ音がしたな。 「うぅ…」 「でも、思ったよりすごく速い成長だ。教えがいがあるよ」 倒れたライチュウに、サンダースが手を伸ばして助け起こす。 ライチュウはしばらく震えていたが、そのうちサンダースに抱きついた。 「サン、久しぶりーっ!」 「うん、元気そうでよかった」 …あ、フライゴンがニヤニヤしてる。あとリンのマニューラもニヤニヤしてる。 こいつらこういうの好きだなほんとに。 「とりあえず、ヨシタカさんもさっき来たから、みんなすぐ揃う。座っててくれ」 「…でも、今はいないみたいですけど…」 「それが…なんか、『弟を迎えに行ってくる』って出て行ったんだよ。一応招待状には地図も書いたんだが」 「やれやれ、やっと着いたか……ホウ、お疲れ」 「……ん」  ホウの背に乗り、俺はシオンからはるばるトキワまで飛んできた。  旅をやめた後……まぁ色々あったが、今はシオンタウンでジムを開いてそこでリーダーをやっている。  皆をボールから解放してジムまでの道を歩きながら、この前届いた手紙に目を通す。 「トレーナー同士の交流会、ね……クリムのやつも、中々面白そうな企画を立ててきたもんだ」 「そういえば、あの方々とお会いするのも久しぶりな気がしますね」 「楽しみだなぁ……おいしいお料理とかも楽しみにしててって書いてあったし」 「……わくわく」 「ケッ……オレはんなことより、アイツに一泡吹かせてやることのほうが楽しみだ」  ゲンの目には既に闘志が燃えている。  どうも、クリムの所のフーディンに連戦連敗なのが気に喰わないらしい。  ……どうでもいいけど、ゲンが挑発に乗りやすいのが敗因であって俺のせいではない。多分。 「……ゲン、フーのことが気になる?」 「あ?当たり前だろ。まだ一度も勝ててねーし……何よりあの態度が気にくわねぇ!」 「………」 「……え、オレ何かマズい事言ったか?」  ジト目のホウに少し焦るゲン。  まぁホウはフーディンと気が合うみたいだし、気持ちはわからんでもないかな。 「あはは、ゲン君ってば相変わらずだよね……私は、シャワーズちゃんにお料理を教わりたいな」 「あ、それはいいですね。私もレシピの交換とかしたいです」  こいつらはこいつらで嫁同士の交流が楽しみなようだ……あんま変なことを言わないように後で言っといたほうがいいか?  と、そこまで考えた所でジムの前まで到着した。  ……が。 「えーと……『本日休業中』……まぁそうだろうが、人の気配が無いのは何故?」 「……鍵も閉まってる」  こりゃ買い出し中か?と思ったその時、突然後ろから声をかけられた。 「ようアキラ。やっぱりこっちに来てたか」 「え……兄さん!?」 「あ、当然だけどあたしも居るわよ」 「ああ、ヘル姉も久しぶり」  後ろに振り向けば、万年ラブラブ夫婦……もとい、兄さんとヘル姉が立っていた。  確か二人で、ホウエン地方のジムを回ってるって話だったけど…… 「もしかして、兄さんもクリムに呼ばれたの?」 「ああ、そうだ……けど、アキラ。会場はここじゃないぞ」 「………What?」  ちょっと待て、それマジっすかお兄様。 「ぷっ……あははははっ、ホントにダーリンの言ったとおり!」 「え……ちょ……どういうこと?」 「お前、最後まで手紙読んでないだろ。クリムの所から手紙が来たから、ジムでやるって思った……違うか?」 「マスターってば……」 「ご主人様……」 「………(滝汗」  皆から呆れたような視線が突き刺さる……うん、俺が悪かったから勘弁してくれ。マジでいたたまれない。 「ははっ……それじゃ、僕達が会場まで案内しよう」 「すっごい綺麗なお店なのよ、きっとみんなも気に入るわ!」 「…なるほど、ヨシタカさんが迎えに行ったのはそういうわけか。  前もなんかこんな事があったような気がするな」 「ほ、ほっとけ!」 「ほっといたらお前はここにはたどり着けなかったわけだけど?」 「…申し訳ありませんお兄様」 数分前、ヨシタカさんがアキラを伴って帰ってきた。 どうやらアキラは俺の招待状を最後まで読まずにジムでやると思っていたらしい。 「そういや、シオンのジムの噂も最近聞いてる。  設立以来顔を合わせてないけど、うまくいってるのか?」 「おかげさまで。今はトレーナー集めに苦労してるとこだよ。  …ま、話は後でもいいだろ。後は誰が来てないんだ?」 俺、ミツキ、バルト、リン、ユカ、ヨシタカ、アキラ。あと一人足りないのは… 「…タイチだ。そもそも招待状が届いてるのかわかんねーんだよな、旅先だし」 「あー…なるほどなぁ…」 二人揃って、遠い目を天井へ向ける俺たちだった。 「うぁ…これはミスったな…もう時間になっちゃってるよ…」 「仕方ないですよ…招待状が届いたのが、つい先程だし…」 「それでも、遅刻はまずい…」 「まぁ…そうなのですが…」 「それよりもごめん…無理言って飛んで貰っちゃって」 「いえ…空を飛ぶのは楽しいですから」 俺とリザードン、そして手持ちのメンバーは真冬の空を移動している。 今日、トキワシティの一角にある喫茶店で、クリム主催の忘年会が行われる。 その招待状は忘年会を開くと決定してすぐに配送された…と日付のある印鑑から推測されるが、 俺はというと遠征という名の下、他の地方に旅を続けていたので、今日になってようやくその招待状が届いのだ。 いそいで支度をして、リザードンに無理を言ってトキワシティに飛んで貰っているが…遅刻は免れそうにない。 集まるのは、クリムが招待状を送ったメンバー…と招待状には書かれていたが… 「クリム君の弟のミツキ君…友人のバルト君、弟子のリン君、ユカさん  …そしてクリム君と交流のある、シオンのジム、ジムリーダー…アキラ君とその兄ヨシタカさん…」 「何か…私達が呼ばれてるのって…正直どうなのかな…?」 「でも、せっかく呼んでくれたんだ…行かない方が失礼だよ」 「そうですね…さて、もうそろそろトキワシティの上空ですが…?」 「ん、あれ…クリム君とアキラ君…かな? じゃあ、あの建物が会場のバルト君の喫茶店って訳か」 「そうみたいですね。じゃあ、今から降下しますから、ちゃんと捕まっててくださいね?」 そう言うとリザードンは緩やかに下降し始めた。 地面が近づくにつれてスピードが緩やかになり、目的地の前でふわりと降りたった。 こうして約一名遅れたものの、無事に参加者全員が揃った。 十数分遅れてタイチが到着して。 ちょうど料理や飲み物も配り終って。 そして、宴は始まった。忘年会とか交流会とか適当に名前をつけてはいるが、 基本は食べて飲んで喋って騒ぐだけ。…それが、それこそが、おそらくこういう集まりの最高の楽しみなのだろうと思う。 シャワーズは俺の隣と、他のトレーナーのパートナーの席を往復したりしてるし。 フライゴンは誰かと飲み比べをしている。 ライチュウは…あ、サンダースの膝の上だ。…あんまり迷惑かけんなよな…。 で。俺がいる丸テーブルには、ちょうど4人が向かい合って座ってる。 店の入り口を背にしているアキラ。 その正面に、俺。入口が見えている。 俺から見て右側、カウンター側の席にリン。 左側にタイチ。 机の上には各自の飲み物や食器、料理が置かれている。 料理に関しては、結構アバウトになってる。盛り付け皿ごと置かれてたり、他のテーブルに取りに行ったり。 各自の飲み物は、リンは酒が飲めないのでソフトドリンク。 俺とアキラ、タイチはそれぞれ好みの酒を選んでいる。 …俺は自分が酔うとロクな事をしないのは重々承知しているので、あまりきつくなく、程よく酔えるチューハイを選んだんだが… アキラはビールのジョッキだが…ちょっとペースが速いような… もっと酷いのはタイチだ。日本酒をアキラと同ペースで飲んでる。…こいつらよく死なないな。 「…そういやさ、クリム。俺達って会うのいつ以来だっけ」 「実際に顔を合わせたのは…あれ、いつだっけな?最初に会ったのがヤマブキだったのは覚えてるけど」 そう、アキラのシオンジム設立に関しては、俺がセキエイに推薦状を書いたりして協力はしたんだが… 直接会う事はなかったんだよな。 「ヤマブキ、って…あのシルフカンパニー奪還の?」 「ああ、あの時格闘道場で黙々と修行してるクリムを見かけて…」 「シャワーズが声をかけたんだったな」 リンが食いついてきた。…ん、待てよ、そういえば… 「あの前日の会議で…リザードン連れたトレーナーがいたような…」 リンの反対側に視線を向ける。 「うん…たぶん、それ俺だと思う」 「…なるほど。最初に会った時に、どこかで見たような顔だったと思ったが…そういうことか」 「…あの、クリムさん。そのシルフ攻略戦で、  年の割に妙に若々しくて、ラスピアスとアリアドス連れたオッサンっていませんでした?」 …なんだその偏見の混じったような説明は。 「オッサンかどうかは覚えてないが、ラスピアスとアリアドスならちらっと見たような…  アキラやタイチはみたか?」 「俺も基本クリムと一緒にどんどん上に登ってたからな…メリィやデルに聞いてもいいけど、  たぶん見てないと思う」 「あ、俺みたかも…なんか、妙に筋肉質な人だったけど…」 「…それ、多分うちの親父です」 …マジで? 「…何と言うか、不思議な事もあるんだね」 「だなぁ…リンはその時はいなかったんだよな」 タイチとアキラも驚いているらしい。 …俺も正直びっくりだ。 …さて。ここからは各自のセリフの前に名前をつけさせてもらう。 会話が乗ってくると、誰が誰だか分からなくなるおそれがあるからだ。 ク(クリム)「さて、今年一年もいろいろあったわけだが…        会話の内容がまとまらないだろうから、あらかじめメモを貰ってある」 ア(アキラ)「誰から!?」 リ(リン)「てかなんでそんなものを!?」 タ(タイチ)「メタ的発言ってレベルじゃないよ…」 ク「俺もそう思うがまぁいろいろと都合があるんだよ。   えーと、御題1。『今年一年の自分のssを振り返って』ということだ…誰からやる?」 タ「言い出しっぺからで」 ア「右に同じ」 リ「…お願いします」 ク「…………お前らな」 ク「まぁ、これを書いてる2,3日前がウチの作者の初投稿日なんだよな。   …Wikiの個人ページを見て思ったが、よくもまぁこれだけ書いたと正直呆れた。   でもって先日7000Hitを記録した。作者はかなり喜んでたな」 タ「初めの話からずっと思っていたけど、内容に無理がないから凄いなって思う。   うちの作者ももう少し見習って欲しいよ……」 リ「後でも言うけど…クリムさん達には色々と作品でお世話になってる…作者がクリムさん達が好きってのもあるけど」 ア「ぶっちゃけると、俺の所の作者が初めて読んだ萌えもんSSがクリム達の話なんだよな。   今になって振り返ってみると、かなり影響を受けてると思うよ」 リ「次は俺かな…?   作者が基本遅筆だったり気分次第で書いてる為に作品数多くないかな? 今年に入ってからは輪をかけて減ってる。   気分次第なんでWikiの個人ページも年末になってやっと出来た。   その間クリムさんの作者さんとは懇意にさせてもらって、いくつか合作やキャラを使わせてもらってる」 タ「ユカ編とリン編の違う視点で同じ世界観の話が書けるというの、うちのが作者は出来ないから、尊敬に値するよ」 ク「個人的にはホウオウ姉さんのキャラが好きだ。毎度毎度合作でお世話にもなってるな」 ア「ほのぼのメインの話が多いけど、これでいて結構ヘビーなテーマも扱ってたりするから味があって好きらしいぞ、俺のとこの作者」 タ「俺…でいいのかな?   結構ここにいる期間が長いのに、投稿してるSSの数が少ない気がする…って言うのが本人の認識だね。   あと、今年は他作者様のキャラを借りてSSを書いてる率が高かったから、本編が進まない…そんな一年だったね。   内容が甘々ばっかりなのは作者の趣味…シリアスな展開を書くのはいつの日か…」 ク「実はいろいろこっちとも提携してるんだよな。シャワーズ好きのうちの作者としては、   この人のシャワーズもすごく好きなんだとか」 リ「逆にタイチさんの作者さんと俺はあんまり繋がりみたいのがが少ないんだよなぁ…   ほのぼの日常ものが好きなくせに恋愛表現が苦手なウチの作者としては、恋愛を書けることが羨ましいよ」 ア「本編での提携は今の所まだだけど、将来的には実現したいって作者が言ってたな。   あと、タイムアタックでSSを書ける構成能力がうらやましいそうだ」 ア「最後は俺か。作者の執筆ペースがかなりまちまちなお陰で、最近あんまり出番が無いんだよな。   ってかスレに来て一ヶ月で八話書いてたのに近頃は二ヶ月に一話程度……作者曰く『ネタはあるけど気力が無い』だそうだ。   ……よくよく考えたら、この中では一番の新参でもあるんだな、俺のとこの作者」 タ「初めて見たのがデルのヤンデレなお話だったから、強烈なインパクトがあったんだよね。   最初の二人のどっちを選ぶのか…ハラハラしていた記憶があります」 ク「最初に読んだときはかなりのインパクトがあったのを覚えている。   二人を選ぶ結果をみたとき、意外さと安心感が同時に感じられたな。今後も楽しみだ」 リ「作者間で話している為に、あんまり作品数が少ないって感じないんだよなぁ。   タイチさんの作者さんにも言いましたが、恋愛描写が書けることが羨ましい…」 ク「で、次は『主人公のエピソード』だってよ。…要するに今の俺たちの話か…」 ク「じゃあまた俺からだな。ミツキとバルトについてはまだ作品が少ないからここでは話さない。   最初の作品を投稿した時は、俺はもっと柔らかい感じのキャラを作ろうとしたらしい。…今のタイチがそれに近いな。   ただ、それだと今まで別の場所で書いていたのとあまり変わらないから、あえてちょっと乱暴っぽく作ったらしい。   一人称も使って書いていくと、意外と好評だったとか。…色魔とかの噂は後から尾ひれがついた感じだな…」 リ「『乱暴っぽさ』がワイルドなイメージを作り、兄貴分なキャラになってますよね。   あと…まぁ、色魔は他の作者さんが煽ったとも言えますね…」 タ「こういうちょっと乱暴キャラなところ、俺は嫌いじゃないな。   だがこれだけは言わせて貰う。色魔の噂は尾ひれじゃない…事実だ!」 ア「影を持つが故に……っていうキャラの深さは良いと思うな。   色魔云々は……まぁ、俺が言えた義理じゃないから敢えてノーコメで」 リ「俺が次かな?   最初は『ホウオウでSSが書きたい』という事から始まり、姉としてキャラ付けをしたんだけど…   リンが兄貴的なキャラ付けとなり、そこから妹的、兄に思いを抱くもう一人の主人公・ユカが生まれたんだ。   どちらかと言うとリンは突き進むタイプ、ユカは冷静に考えるタイプになってる。   作者が好きなゲームのキャラとかにに影響を受けてるみたいだ…」 タ「なるほど…ゲームの影響だったのか…どういう風にキャラ作りしたのか気になってたんだ…   こういう兄に想いを抱くキャラっていいよね。作者が言ってたよ。俺じゃないよ?」 ク「対照的でありながらも、どことなく似ている感じがする二人だよな。二人揃ってもバラバラでも読んでて楽しい。   今後の展開をすごく楽しみにしてる、とのことだ」 ア「戦えない伝説とお供の苦労人トレーナー、って設定は斬新だって作者が(ry   こういう冒険した設定の話、作者は思いつかないからなぁ」 タ「さっきの流れからすると俺か…   作者のイメージを投影させた結果がこれらしい。年齢逆詐称疑惑も真実だったりする。   違うのは、作者はお酒が飲めないけど、俺は何杯でもってことかな?」 ク「おそらくこの4人の中で最も物腰の柔らかいキャラクターだろうな。   実はタイチのPTと俺のPTはいろいろと似てるとこがあったりするんだよなぁ、シャワーズとかフーディンとか」 ア「作者自身の投影って言うのは結構あるよな。   実際、作者の領分に含まれない性格のキャラは書けないからな……あ、俺のとこの作者の話な?」 リ「自己投影で年齢詐称かぁ…   俺は酒はのめないけど、それはウチの作者も一緒…というか、ビール半分で倒れるんで作者のほうが弱いな」 ア「また俺が最後か。   初期の俺自身のコンセプトは一言で言えば『何処にでも居るような一般トレーナー』なんだそうだ。   だからって訳じゃないけど、出身地はヨシノシティだし博士たちとも知り合いじゃない。   性格付けに関しては作者が一番動かしやすいように動かした結果……とも言えるか。   ちなみに兄さんの方は、俺自身がいつか越えるべき、でも本編中では絶対に越えられない壁、として設定したらしい……なんだかなぁ」 タ「一般のトレーナーという、ここの四人の中で『一番作者達と近い』というコンセプトなので、一番親しみを持ちやすいと思います。   ヨシタカさんはある意味『永遠のライバル』ポジションなのですね…なるほど」 ク「一般トレーナー…の割に実は相当な実力者だよな。ジョウト制覇してるし。   今度の合作で戦えることになりそうだが…俺としても作者としても、楽しみにしてる」 リ「一般トレーナーだけど…でも結構な実力者だな。   考えてみればほぼ唯一じゃないか?リーグ制覇してるのって」 ク「これで最後だな。『自分の嫁について』とのことだ。   せっかくなのでそれぞれ嫁かそれに準ずるポジションのやつと話してもらおう」 ア「いまさらだけどホントアバウトだな」 ク「こういうのは細かく決めない方が面白いらしいからな…最初はリンな」 リ「え、俺!?」 リ「という訳で姉さんを連れてきたわけなんだが…」 ユ「姉さんばっかり…私だって…」 ホ「大丈夫、私一人でリンを独り占めにはしないわ」 リ「まぁ、こんな感じだ。   姉さんとユカ、二人で…って感じかな?優柔不断…とかじゃなく、二人とも大切だからね」 ユ・ホ「リン…」 ラ「相変わらずラブラブだね…」 エ「おねーさま、おにーさんと幸せそう…」 リ「ラスピは妹分、エアはユカに思いを寄せる役…最初俺のライバルにしようかと考えてたらしいけど、結局しないそうだ。   マニューラはそんな二人の師って所かな」 マ「そんな感じやね。   ちなみにサンは最初には無かったそうなんやけど…クリムの兄ちゃんの作者との話し合いの結果   兄ちゃんトコのライチュウとくっつける予定らしいで…んで、どやったん?さっき一緒におったようやけど」 サ「ノーコメント、としておくよ…そういえばムウマージは?」 マ「『にぎやかな場所は似合わない』って端っこで一人で飲んでるよ。   ちなみにムウマージがウチらの中では一番ヘビーな人生歩んどるね。   彼女の傷を癒すこと、というのもこのSSの内容の一つでもあるんや」 リ「ホウオウを選んだ理由としては…まぁ、巫女服姿のドット絵を見て一目ぼれ、だったそうだ。   その後、バージョン変更で今の姿になったときには更に喜んだそうで…まぁ、和服・巫女・ロリ好きだからねぇ…   あ、ただし、姉さんは貧相じゃない、そこそこスタイルはいいよ」 ホ「サイズで言えば、私≧ユレイドル>マニューラ>エアームド、ユカ>>>ラスピアス、ムウマージ だそうよ?」 リ「話がズレたが、前にもいったとおり『ホウオウでSSが書きたい』って所から始まってるから、姉さんがヒロインなのはほぼ当然ってことになるね」 タ 「呼んでこないといけないのか…ちょっと気が引けるが…」 一同「そこは呼ばないと。雰囲気的に」 タ 「しょうがないな…リザードン、あとそうだな…シャワーズ、こっちに来て」 リ 「なんでしょうか…ってものすごくお酒臭い…」 シャ「凄く飲んでますね…マスター、早くしないとリザードンが…」 タ 「わかってる。ちょっとの間だ…我慢してくれ。    俺の嫁はリザードンだ。作者は意図してなかったのだが…いつの間にか周りからそう認識されていた感じかな?」 シャ「メンバーはリザードン、ライチュウ、フーディン、私…あと二人いるのですが、二人はちょっとした事情で参加できないので…    みんな大人しくて…二人をそっと見守ってる感じですね」 リ 「シャワーズも御主人様が好きなんじゃ…?」  シャ「それは誤解です。私はあくまで『トレーナー』としてマスターを好きなだけであって…」 リ 「本当に…?」  シャ「えぇ…リザードンが心配してるような事はけっして無いですから」 タ 「嫁に選んだ理由…ね。周りからの認識で…っていうのもあるけど、初めからずっと一緒にいたし…    何より初代のポケモンの時から愛用していたってのが一番大きいかな? これが重要だね」 シャ「性格は作者さんの好みですね。それに、強いけど性格が優しいのって王道ですし…」 リ 「はぅ…そうですか…?」 タ 「それは置いといて…俺はリザードンが好き。それは変えられない事実だよ」 リ 「あ、ありがとうございます…」 シャ「こんな二人ですが今後とも宜しく御願いしますね?」 ア「さてと、次は俺か」 デ「お呼びですか、ご主人様」 ア「おう……って、まだ呼んでない筈なんだが」 メ「まぁまぁ、いいじゃない」 ホ「……結果オーライ」 ゲ「使い方おかしくねーかソレ」  ア「……なんか余計なのまでくっついてきたがまーいいか。   毎度の事ながら、俺の嫁はこの二人。デルとメリィ……種族名で言えば、ヘルガーとデンリュウだな」 メ「よ、嫁……(ぽっ」 デ「そのうち、『旦那様』って呼んだ方がいいでしょうか……」 ア「この位で照れるな。俺も照れるだろが……っと、話を元に戻すか。   今でこそこの二人の立ち位置は同じだけど、最初は作者の中で明確な差があったんだよな」 メ「えーと、私は擬人化前から作者の最も愛用してた子で」 デ「私は擬人化のイラスト…一言で言ってしまえば、黒髪メイド姿に一目惚れしたんだそうです」 ア「まぁ、それでも最初の頃は『嫁は一人!』っていう考えが先行してて、その上でメリィ一人に決めようとした…んだが」 ゲ「何か問題でもあったのかよ」 ア「……作者の最初の作品は覚えてるか?」 ホ「……ボクがアキラ君に悪夢見せる話?」 ア「まぁ、オチはそうだったって訳だが……作者の奴、ここで思考が固まってだな。   ……メリィ一人を選んだ場合の後日談がああなるとしか思えなくなったらしい」 ゲ「ちょ……おま……」 ア「ちなみにその逆、デルだけを選んだ場合は……メリィが家出して行方不明になるらしい」 ゲ「オイオイオイオイ、いくらコイツらがお前にゾッコンだからってそれは……」 デ「……………」 メ「……………」 ゲ「オイコラおめーら何か言えよまさかホントにそうなってたらそうする気だったのかゴルァ!?」 デ「うぅ……完全に否定はできません……」 メ「わ、私も……」 ホ「……モグモグ」 ア「ホウ、お前は空気読め……」 ホ「……性分だから」 ア「……とまぁ、ホウは嫁でも何でもないけど喋らせればそれだけでその場の空気をぶっ壊せる便利キャラ、クリムの所のフーディンに近い立ち位置だな」 ホ「……ボクはキミとは体を重ねてない」 ア「だから、そういう意味じゃないんだが……ちなみにゲンは、本編でのもう一人の主人公だって作者が言ってた」 ゲ「え、それマジ?」 ア「うん、マジ。主に俺に足りない主人公の素質をお前に持たせたんだってさ」 ゲ「……それは何だか釈然としねーぞオイ」 ク 「で、ラストは俺だ。知ってのとおり俺の嫁はシャワーズだから…呼んできたわけだが…   なんでフーディンとフライゴンまでいんだよ」 シャ「…よ、よめ…」 フー「この通りシャワーズが生きるトマト状態だから助け舟だよ」 フラ「大船やでー?」 ク 「…泥船じゃねーのか?まぁいい。嫁についてっつっても惚気やってもしょうがないしな。    俺、クリムの嫁はシャワーズということになってる。作者の嫁はシャワーズとフライゴン。    フーディンは実は微妙に違うらしい。書きやすいし人気も高いし本人も気にいってるそうだが」 フー「…………」 シャ「ふ、フーディン…」 ク 「シャワーズを嫁に選んだ理由だが、初代ポケモン時代に愛用していたことがまず第一だろうな。    萌えもんを知った当時は作者はFRやってたとこだが、そこでも使ってたらしい。    で、そこで動画で絵を見てほれ込んだとかなんとか。水タイプとか好きだからな、この作者」 フラ「性格に関しても、ウチらのはだいぶ作者の好みとかが入っとるもんなぁ。    大人しめのヒロイン、関西弁お姉さんキャラ、クール万能…」 ク 「まぁ、とにかく気に入ってるのは確かだ」 フー「各キャラそれぞれにエピソードを組んでるんだけど、ひとつひとつ書けるのかどうかは分からない。 ク 「作者が重い話好きだけど、書けないからな…」 フラ「ま、今後もよろしくとしか言えへんわな…」 シャ「私たちも頑張りますので、よろしくお願いします」   シャ「あ、マスター…まだ御題があるみたいです…『2009年の抱負』ですって」 ク「まだあるのか…まぁ、仕方ないな…」 ク「俺の目標は、『Wikiの個人ページ1万5千Hit』らしい。…これでいいのか?」 リ「俺のところは『ss執筆量を増やす』だそうです」 ア「『今年中に本編終わらせて、劇場版(仮)の執筆にとりかかる!』」 タ「『まったり頑張る』ってことで…」 ク「…ま、まぁ…アレだ。   来年もみんな、それぞれ頑張ろうって事で…」 リ「オチがないですね…」 …ここで、ssは唐突に終わりを告げる。 2008年、いろいろあったと思うけれど、 俺達の物語はきっと、年が明けてもまだまだ続くことだろう。 それぞれの道を、時に交わりながらも、まっすぐに歩いていく。 …2009年も、萌えもんssスレをよろしく。 合作座談会 作者(敬称略) シーク 曹長 200のひと ストーム7 あとがき …いやね。 忘年会だからってね。ネタがあったからね。 書き始めたんだけどみんなやっぱり年末忙しくてね。 結局オーバーしちゃったんですよ。 …ともあれ、皆さま、あけましておめでとうございます。 今年も私たちと、その中のキャラクター達を、よろしくお願いいたします。 ストーム7

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