5スレ>>877

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12月25日 クリスマス  世の子供たちはサンタクロースにプレゼントをお願いして眠り、 世の大人たちは大切な人と共に時間を過ごす日であろう。 しかし、大人のほうに分類されるであろう私は今こうして何をする訳でもなく一人家にいる。 本来ならマスターと過ごすはずだったのだが、ついさっき急用が入ったといって出かけていった。 「まぁ、一緒に居たからって何かする訳じゃないんだけどさ…」 言い訳のように一人呟いて外を見た。雪が降り始めたみたいだ。 ホワイトクリスマス。雰囲気としては最高なのに… 「よぉクロバット、メリークリスマス」 声のする方を見ると、そこには随分とやる気の無いサンタが立っていた。 「…何やってんのさマスター」 「見てのとおりサンタクロースだが?」 マスターとはもう長い付き合いになるが、時々言動が理解できなくなる。 「そうじゃなくて、何でそんな格好なの?」 「クリスマスといえばサンタだろ?ほら、プレゼント」 そう言って手に持っていた小さな箱を投げ渡してきた。 慌てて受け止めて開けてみる。 中には指輪が入っていた。 「…こういうってさ、もっと雰囲気とか考えて渡すものじゃないの?」 「外見ろ外。ホワイトクリスマスだぜ、雰囲気としては最高じゃないか。」 妙に真面目な口調で答えられた。 他にも何か言おうと思ったが無駄な気がしたの止めた。 「あー そうだクロバット。」 そういった後、マスターは少し唸っていたけれど、やがて意を決したように言った。 「いつもありがとう、大好きだよ。」 「ーーーーーっ!」 自分の顔が真っ赤になっていくのがわかった。 喜びとか照れとか、そういうので頭が一杯になって上手く喋れない。 「…ホントにどっかおかしいじゃないの?」 なんとか言えたのがこれだけだった。 それを聞いてマスターは笑ってた。 「そうかもな、じゃあ俺がおかしい内にどっか出掛けるか。」 強引に手を取られ、外へと出る。 なんだかいつもと違うクリスマスになりそうだ。 けど、こういのも悪くないかもしれない。 「でさ、さっきのプレゼントの答えを聞いていないんだけど?」 「ん?サンタからのプレゼントに答えがいるの?」 「酷いくないかそれ」 悪戯っぽく笑ってみた。 返事は今日の終わりまで言わない。さっきの仕返しだ。 それにしてもマスターはやっぱり鈍感だ 答えなんて、いまさら聞く必要も無いのに。 ~~~ どうも覚えてる方いましたら久しぶりです。龍菟といいます。 全力でクリスマス遅刻しました。 やっぱり普段無愛想な子が照れるのはすごく可愛いと思います← 後は今年中にもう一本と新年に…出せたらいいな 次はちゃんとした本編書いてきますので。 ではこの辺でー

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